Written by Manabu Bannai

20代で会社を辞めるのは、限りなく小さな決断です【現実逃避もあり】

LIFE Work

こんにちは、マナブです。
新卒入社した会社を11ヶ月で辞めて、その後にフリーランスになりました。 現在はフリーランスを続けつつ、のんびり生きています。

さて、先日に下記のツイートをしました。

ちなみに思うけど、会社を辞めることって、別に大きな決断じゃないと思います。
仮に、40代とかで出世街道を走ってるなら話は別だけど、20代や30代ならそんなの関係なくて、やりたいことがあるならサクッと辞めたらいいし、それでダメだったら、サクッと就職です。寿命80年くらいあるし、なんとかなる

わりと反響があったので、上記のツイートを深掘りしてみます。

なお、会社を辞めるとかって「大きな決断」に聞こえがちですが、完全にそんなことはないですよ。 というか、20代とかで行動できなかったら、完全に「人生と会社が固定化」されますよね。

それだと、あまり楽しくないはずなので、記事にて解説します。

20代で会社を辞めるのは、限りなく小さな決断です


会社を辞めたって生きていけるし、新卒入社しても3年以内に3割が辞める時代です。

なので、会社を辞めるなんて、どこにでもある話でして、あまり深く考えなくてもいい。あと、若さや時間は有限ですからね。

考えるべきこと:会社からのリターンは充分なのか

サラリーマンは、会社に自分の労働力を売って、生活していますよね。 自分が提供する労働力の対価が、給料や得られるスキル、ということです。

なので、例えばですが「給料に反映されない残業」とか「全くスキルアップしない仕事」とかだと、会社を続けるだけ、あなたが損をします。

給料に反映されない残業とかって、経営者からしたら最高ですからね。

無料で働いてもらえばもらうほど、会社や経営者が得をしますので、、、とはいえ、あなたが会社に奉仕する理由は、どこにもないと思います。

どうせ働くなら、充分な賃金を得るか、もしくは自分の価値が高まる仕事をすべきです。そうじゃないなら、その会社にいても、人生がハードモード化するだけです。

あと、「会社に忠誠を誓う」とかをしても、会社が傾いたら、サラリーマンは助けてもらえませんからね。ドライって思われるかもですが、ニュースとかを冷静にみていたら気がつくはずです。現実をしっかり見つめるべきです。
» 参考:昇給の少ないサラリーマンが、人生を豊かにしていく方法【事実のみ】

体験談:僕が会社を辞めた理由

一言でいうと、「自分の成長が遅れると思ったから」です。

所属していた会社には申し訳ないのですが、当時はやる気が限りなく低下しておりまして、ぶっちゃけダラダラと仕事をしていました。

ダラダラ働くと楽なのですが、とはいえ「体力や気力のある若い時期に、こんなことをしていていいのか」と自問自答していました。 その一方で、毎月の給料は支払われるので、居心地の良さはあったんですけどね。

しかし、この環境に身を置いても「自分の市場価値は上がらない」と感じまして、会社を辞めない限り「自分のスキルアップが遅れる」という危機感を感じて、辞めました。

その後は起業したりと紆余曲折もあったのですが、現在はフリーランスという働き方で定着しており、心地よいです。

会社を辞めても、まじで死なない

当時を振り返ると、不安はありました。

というのも、会社を辞めると、その先には「限りないほどに長い人生」が待っている気がして、この段階でレールを外れたら、、大変なんじゃないかと思ったりしました。

あとは、会社を辞めたあとの手続きとかも分からなかったので、税金とかの不安もありました。 とはいえ、退職後の手続きに関しては、近くの市役所に行けば30分くらいで終わりますね。

やることは年金と健康保険の手続きだけでして、それが終わったら、のんびりと失業保険でももらったらOKです。
» 参考:退職後の3つの手続き・方法【年金・保険・失業保険】

20代で会社を辞めたい人に、なんとなくアドバイス


最初に謝っておくと、僕は別に大した実績とかがないので、ドヤ顔で語るつもりはないです m(_ _)m

しかし、いちおうフリーランスとして生活はできており、最近はすこしお金と時間に余裕もでてきたので、その観点から書いてみます。

会社を辞めるなら、これをやっておくべき

  • その①:複数のコミュニティに所属する
  • その②:辞めた後の予定を、すこし考える
  • その③:孤独になって、自問自答する

会社を辞める前後くらいに、意識的に動いてみるといいかなと思います。
順番に解説していきます。

その①:複数のコミュニティに所属する

所属しているコミュニティが、会社だけだと、それはNGです。

そういった状況だと、会社を辞めたら、人間的な繋がりもなくなってしまうので、、、行動を起こしづらくなりますし、新しい意見とかも取り込みづらいです。

普段の飲み会とかで、会話が固定化していませんか?
毎回の会話が、会社の愚痴や噂話だったら、それは赤信号です。

変化のない日常に慣れちゃうと、一気に老化しますからね。 そういった人生に満足してるならいいけど、僕はそうなりたくなかったので、会社外の繋がりも、積極的に増やしました。

現代なら、サロンに入ってみるとか、イベントに行くとか、SNSで繋がりを増やすとか、、、方法は無限にあるので、動くべしです。

その②:辞めた後の予定を、すこし考える

辞めた後に、すぐに転職しろとは思わないです。

キャリアの空白が良くないというのは、転職エージェントのポジショントークですからね。 仮に正しかったとしても、65歳の定年くらいまで、休まずに働き続けるんですか。それって、相当シンドイと思います。

そして、会社を辞めるなら、ふんわりとでもいいので、その後の予定を考えておくのもいいと思います。

  • 他業種に転職してみる
  • 留学やワーホリをしてみる
  • とりあえずニートする

なんでもいいと思います。 焦って結論を出すと、短期的な視点になりがちなので、一旦はのんびりするのもありです。

なお、「働きたくないなぁ…」と感じる人は「働きたくないなら、一旦ニートになるべき理由【仕事に疲れた人へ】」も参考になると思います。

その③:孤独になって、自問自答する

暇になって、孤独になって、自問自答してみるのもありです。
下記の僕のツイートをご覧ください。

上記が本音なのですが、会社が嫌だったりするなら、いったん非日常の体験をしつつ、ゆっくり考えてみるといいです。

例えば、土日休みと有給を組み合わせて、5連休くらいで南国ビーチに行くなど。有給が使えない会社とかなら、それはブラックなので辞めていいかなと。

有給がないなら、なんなら仮病もありですよ。日本人はちょっと真面目すぎるところがあるので、たまには仮病くらいは使わないとダメです。
※仮病でビーチにいくなら、日焼けだけは注意。

例えばですが、「この先はどうしようかな…」と悩みつつ、近場の居酒屋で酒を飲んだりしても、ぶっちゃけ心はリフレッシュしませんよ。 現実世界から、なるべく離れることも大切です。

例えば、思い切ってセブ島とかに行って、のんびりしましょう。 航空券は往復5万円くらいで、高級ホテルでも1泊1万円くらいです。なので、予算10万円くらいで「自問自答の旅」もあり。

現実逃避的な感じですが、心と思考をリフレッシュできるはず。
※いいな、と思ったら旅行代理店に行ってみましょう。善は急げです。

最後に補足:あと1年くらい頑張ってみる、というのは思考停止です

よくある話で、「あと1年くらいは頑張ろうかな…」と言う人がいますが、、、これは完全に思考停止かなと思います。

その1年って、意味ありますか?
決断を先延ばしにして、決断という苦痛を避けてるだけですよね。

1年は、かなり長いですよ。

仮にプログラミングを勉強したとして、1年もあればエンジニア転職もできる訳なので、要するに、1年あれば人生を大きく変えることもできます。

使い方によっては1年で人生が変わるのに、「とりあえず1年だけ頑張る」みたいな。圧倒的に消極的な理由で、無意な時間を過ごすんですか。それは良くない。 ※ちょっと煽りすぎたかもですが、かなり本音です。

とりあえず、動こう


辞めると決めたなら、それに向けて動くべき。
まだ迷っているなら、とりあえずは次の行動をしてみましょう。

  • その①:新しい人に会ってみる
  • その②:興味ある分野の勉強を始める

その①:新しい人に会ってみる

先ほども書きましたが、コミュニティが会社だけだったら、それじゃあ視野が狭くなりますので。

サロンでもいいし、SNSでもいいので、気になる人のイベントに行ってみるとか、なんでもいいと思います。外に出て、新しい人と会って、新しい価値観に触れるべきです。

その②:興味ある分野の勉強を始める

なんでもいいので、興味ある分野の勉強をしてみましょう。
プログラミングでもいいし、ブログでもいいし、Youtubeでもいいと思います。

プログラミングを始めたら、エンジニアというキャリアが拓けますし、ブログを始めたら、ライターといったキャリアが拓けますし、Youtubeに動画投稿を始めたら、動画編集のスキルが身につきますので、クリエイティブ職のキャリアが拓けます。

停滞していたらなにも始まらないので、まずは「ガチで小さな一歩」でもいいので、動き始めてみるといいかなと思います。

というわけで今回は以上です。
会社を辞めたときは不安もあったけど、1年もしたら良き思い出なので、ゆるく考えつつ、フットワークを軽くしてみましょう(`・ω・´)ゞ