Written by Manabu Bannai

大手 vs ベンチャー ←エンジニア就職するならどっち【注意点あり】

LIFE Work

大手 or ベンチャー就職で迷っているエンジニア「エンジニアとして働く場合、ベンチャーと大手企業なら、どっちがいいんだろう? 現在はプログラミング学習を続けているけど、のちのちはエンジニアとして就職したいです。その際の会社選びの基準を知っておきたいです。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 大手 vs ベンチャー ←エンジニア就職するならどっち?
  • エンジニアが就職先を選ぶときに、注意すべきこと

この記事を書いている僕は、エンジニア歴が6年ほど。
僕はベンチャー企業への就職経験しかないのですが、身の回りには大手企業のエンジニア友達がいます。

こういった背景の僕が「エンジニアが就職するなら、ベンチャー or 大手のどちらが良いのか」というテーマで執筆しようと思います。

結論をネタバレすると、会社によりけりなので「いつでも転職できるエンジニアを目指そう」という当たり前すぎる話なのですが、わりと参考になると思います。

3分くらいで読めますので、しばしお付き合いくださいm(_ _)m

大手 vs ベンチャー ←エンジニア就職するならどっち?


スイマセン、一概には比較できないです。

ベンチャー企業の方が、自由度は高い

まず間違いなく言えるのは、ベンチャーの方が自由度が高いです。

当たり前の話ですが、会社規模が大きくなると、それなりに「規範」がないと組織としてまとまらないですからね。

僕は10名以下のベンチャーで働いた経験がありますが、ビビるくらいに自由です。というか、ルールがない状態なので、働きつつルールを作っていく感じでした。

大手は教育があるけど、危険もある

よくある話として「大手は教育制度があるから、ちゃんと成長できる」という話があります。 しかし、これはちょっと勘違いで、たとえば下記のような働き方は危険です。

  • 大手企業にエンジニア就職して、大規模ゲームの開発プロジェクトに入り、かなり細かい部分のプログラミングに明け暮れる
  • 大手企業にエンジニア就職して、その企業が独自で扱っている言語を学び、大規模プロジェクトの一員として働く

たとえば上記の感じだと、ぶっちゃけ「あなたの市場価値が上がりづらい」です。

要するに、「その会社だとあなたに価値はありますが、他の会社に転職しようとしたら、たぶん落とされますよね」という感じです。

大切なこと:いつでも転職できるエンジニア

大手だろうがベンチャーだろうが、あまり関係なくて、大切なことは「市場価値の高い人材を目指すこと」かなと思います。

大手に入っても転職できない人材だと、その後のキャリアは築きづらいですし、ベンチャー就職でも同じです。「ベンチャーだと成長できる」といった神話もありますが、、、そんなことはないです。大手でも成長できますよ。

体験談:僕はベンチャーを選びました

就職活動では大手からの内定も貰ったのですが、ベンチャーを選びました。その理由は「楽しそうだなと思えたから」です。

なんとも抽象的な話で申し訳ないですが、、、とはいえ、本音です。

なんだかんだで「この企業だと成長できそう」といった打算的な考え方よりも、もっとシンプルに「ここはなんか楽しそうだな」という会社を選べばいいと思います。

実際に入ってみないとなんとも言えないですし、微妙ならやめるだけですよ。人生は長いですし、IT業界で終身雇用なんて無いわけなので、就職したら安心とかも無いですからね。

エンジニアが就職先を選ぶときに、注意すべきこと


下記の3つです。

  • その①:その企業の独自言語じゃないか
  • その②:社員が情報発信をしているか
  • その③:実は、営業会社じゃないか

このあたりは定番で注意した方がいいので、詳しく書いていきます。

その①:その企業の独自言語じゃないか

大企業に多いですが、その会社専用の「プログラミング言語」を使っていたりします。独自言語が完全にNGという訳でもないですが、、、ぶっちゃけ個人的にはオススメしません。

なぜかというと、当たり前な話ですが、他の企業では使えないスキルだからです。

その企業で死ぬまで働くならいいですが、、、現代ではそういった状況は起こりづらいと思うので、別の会社に移っても通用するスキルを取得しておくほうが、人生の安定化に繋がると思います。

その②:社員が情報発信をしているか

ここは賛否両論あると思いますが、あくまで僕の考えとして「社員がいっさい情報発信をしていなかったら、ちょっと会社として微妙」と感じます。

というのも、発信しないということは「会社のことを知ってもらう努力をしていない」ということにも繋がるので、それはつまり「優秀な人材が集まりづらいこと」を意味します。

有名なIT企業を思い浮かべてみると、そこの社長さんや社員は発信していたりすると思います。偏見があるかもですが、社長や社員が積極的に情報発信をしているような、風通しが良い会社の方がいいと思います。

その③:実は、営業会社じゃないか

これはあるあるな話なのですが、表向きは「IT企業っぽい空気感」を出しつつも、実際に中を覗いてみると「社員の9割が営業マン」という会社があります。

営業会社が悪とは言いませんが、、、営業マンばかりの会社だと、エンジニアの意見が通りづらい状況になりやすいので(会社の方針はマジョリティに流されやすいため)、エンジニアとしては働きやすさが低下すると思います。

できれば営業マンとエンジニアが半々、もしくはエンジニアの方が多い会社の方が、たぶん居心地は良い傾向があると思いますよ。

会社を”選べる人材”になれば、すべて解決です

就職先で迷う人もいますが、大切なことは「他社からも欲しがられる人材になること」だと思います。

そうすれば、会社でもたぶん居心地が良くなりますし(優秀な社員は、基本的に優遇されますよね)、会社が微妙なら年収を増やしつつ他社に転職するだけです。

こういった人材を目指しつつ、日々勉強に取り組み、コツコツと積み上げていくことが大切かなと思います。

というわけで、今回は以上なのですが、僕が思う「優秀なエンジニアの定義」があります。この点は下記記事に書いていますので、ぜひ記事を読みつつ、実際に行動をしてみてください。

優秀になるには方法論がありますので、優秀になり、生きやすさを向上させてください。