大企業にエンジニア就職すると、スキルが伸びない話【飼い殺し注意】
こんにちは、マナブです。
最近はブログ収入で生きていますが、元々はエンジニアでした。
» 参考:フリーランスエンジニアとして月収100万円を稼いだ方法【実体験】
先日に下記のツイートをしました。
これは実話なんだけど、僕がエンジニア歴2年のときに、大企業でエンジニア歴10年の人に会いました。
少しエンジニアトークしたんだけど、ぶっちゃけ「相手のスキルが低すぎて驚愕」でした…。もちろん本人には伝えてないけど、大企業で「末端部分の作業だけ」をしてると、まじでスキル伸びません— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年7月23日
ちょっと反応が多かったので、記事で深掘りします。
大企業エンジニアを目指している方がいたら、参考になると思います。
注意点:僕は大企業でのエンジニア経験がありません
大企業でエンジニアをしている友達はいますので、そういった友達から聞いた話も交えつつ記事にしています。なお、タイトルからもわかるように「大企業神話」は信じていません。これからは、個人で稼ぐ時代ですよ、というスタンスで書いていきます。
大企業にエンジニア就職すると、スキルが伸びない話
もちろん状況にもよりますが、危険信号は「大企業の末端エンジニア」です。
大規模プロジェクトに関われる=成長できる、とは限らない。
大企業のメリットとして、「大きなプロジェクトに関われる」という意見がありますが、そこにはメリットとデメリットがあります。
メリットはそのままで、スケールの大きな仕事ができますよね。
一方でデメリットとしては、プロジェクト全体が見えづらいこと。
特に大企業エンジニアとして末端部分のコードを書いていると、ぶっちゃけ創意工夫とかの余地はないはず。 結果として、考えて動く、みたいな能力は伸びないですよね。
小規模プロジェクトでも成長できる話。
僕はITのスタートアップ企業で働いていた経験があります。
現在はフリーランスなのですが、両者に共通するのは、スピード感です。
スタートアップとかだと、社長の思いつきで「あ、キャンペーン打とうか」みたいな話が進んだりします。 もちろん、仕事の進み方は会社規模にもよりますが、僕が在籍していた会社は5名ほどだったので、めっちゃ動きが早かったです。
「キャンペーンやろうか」みたいな話になり、それが確定すると、「じゃあ、キャンペーンの設計から全部よろしく〜」みたいな感じで仕事が降りてきます。 なので、自分で全てを組み立てて進めることができます。
悪くいうと丸投げかもですが、僕としては大満足でした。その方が成長できますからね。 そして、社長の仕事としては、予算を決めて、責任を取ること。
僕にとっては、とてつもなく働きやすい環境でしたね。
なお、大規模プロジェクトだったら、こんなことは起こらないと思いますので、ここまで読むと「小規模プロジェクトの方が、創意工夫する能力が身につく」ことは伝わるかなと思います。
大企業エンジニアを目指す際の注意点【市場価値の話】
ぶっちゃけ企業の大きさは関係ない。
大規模だろうが、中小企業だろうが、ぶっちゃけどっちでもOKです。
結論としては、市場価値が高まればOKでして、市場価値が高まれば年収も上がりますし、食いっぱぐれることはないかなと思います。
市場価値を高める方法とは
抽象的な話なので、具体例で解説します。
市場価値を高める方法のイメージ
- その①:ヘッドハンティングされる人材を目指す
- その②:知り合いから仕事の相談をされる人材を目指す
上記の感じでして、順番に解説します。
その①:ヘッドハンティングされる人材を目指す
会社内と会社外で評価される人材ですね。
例えば、「大企業の◯◯の部分だけ詳しいエンジニア」とかだとNGです。
それって、他社で通用しないですよね? なので、あなたの価値は上がりづらいです。
スキルアップを目指しつつも「これって他社からも評価されるよな?」ということを考え続けましょう。
その②:知り合いから仕事の相談をされる人材を目指す
一言でいうと、会社外でネットワークを作る力ですかね。
例えば、プログラミング系の情報をブログから発信するなど。
そしたら仕事相談が入り、それをそのまま受注したら、ぶっちゃけ副業で10万円くらいなら、すぐに稼げますよ。
このあたりは「【Web系エンジニア向け】最強の副業はブログである【25万稼ぐ話】」を参考にどうぞ。
小さな補足:大企業の研修とか意味ないです。
大企業だと研修があるから安心、みたいな話がありますが、これは無視してOK。現役エンジニアに聞いたらわかりますが、研修なんてなくても、独学で余裕ですよ。
というか、世界を見渡したら、インドの子供とかは、インターネットだけで無料でプログラミング学習している時代ですからね。 研修があるから大企業に行くべきだ、というのは、ちょっと的外れな意見だと思います。
僕の意見:スタートアップでのエンジニアがおすすめ
僕が思うに、大企業よりも、スタートアップでエンジニアする方がオススメ。
※ここからはポジショントークです。
スタートアップでのエンジニアがおすすめな理由
- 理由①:創意工夫して働く力が身につく。
- 理由②:働いているメンバーの思考が柔軟。
- 理由③:個人で稼ぐ力が身につきやすい。
理由①:創意工夫して働く力が身につく。
大企業は、良い意味でも悪い意味でも、仕組み化されています。
仕事が縦割りなので、末端部分だと創意工夫の余地がなかったりします。 とくに大企業からの下請け企業とかだと、、、完全に「言われたとおりに作る」という感じだと思います。
一方で、スタートアップだと、ルールがないので考える力が身につきます。
昔なら、終身雇用で、ある種の「逃げ切り人生」が送れたかもですが、、、現代だと厳しいですよね。なので、スタートアップで柔軟性を身につけつつ、自分の人生は、自分で設計する、みたいな感じが大切だと思います。
理由②:働いているメンバーの思考が柔軟。
スタートアップ入社すると気が付きますが、メンバーが優秀です。
たぶん大半の人は、大企業でも採用されるポテンシャルを持っているかなと思います。
それなのに、あえてのスタートアップ就職を選んでいるので、みなさん意志がしっかりしていたりします。
僕がスタートアップにいたときも、まわりのエンジニアは「ガチで優秀勢」でした…。そういった環境には、圧倒的に感謝です。
理由③:個人で稼ぐ力が身につきやすい。
プロジェクトがコンパクトな分、全体を見渡せます。
どうやって企画が始まり、どれくらいの予算が投下され、どれくらいのお金が生まれるのかを、体感できると思います。 こういった感覚がわかると、自分で独立するときも、とても参考になるはず。
あと、副業とかでも同じです。
どこかにデータがあると思いますが、大企業の人材よりも、スタートアップ人材の方が副業しています。 基本的には、スタートアップ人材の方が、独立心が高いので、当たり前といえば当たり前ですが…。
とはいえ、日本政府も「副業推奨」している時代なので、やはり時代の流れとしても、副業も積極的にチャレンジしつつ、稼ぐ力を身に着けた方がいいかなと思います。
まとめ:大企業エンジニアでもスキルアップできるけど、思考停止は良くない
- 大企業エンジニアで末端の作業だけをやっていると、市場価値が上がりづらい
- 市場価値が低いと、転職もできないし、年収も上がらない。飼い殺しです
- 企業に勤めつつも、社外でも評価される人材を目指し、市場価値を高めるべき
- 個人的にはスタートアップ就職がオススメ。総合力が身につきます
- スタートアップで柔軟に働きつつ、個人でも稼ぐ力があるのが理想形だと思う
上記の感じです。
僕の意見がかなり反映されていますが、要するに「会社に頼りっきりの人生は良くないですよ」という感じです。
というわけで、今回は以上です。
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