Written by Manabu Bannai

【本音】フリーランスエンジニアのストレスは1つだけ【暴露します】

Freelance LIFE

ストレスの対処方法を知りたいエンジニア「フリーランスエンジニアのストレスについて知りたい。 これからフリーランスを目指したいけど、みなさんどういったストレスを抱えているんだろう? やっぱり通勤がないし、上司もいないし、ストレスフリーなのかな? 経験談やストレス対処方法を聞きたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • フリーランスエンジニアのストレスは1つだけ【書きづらい】
  • フリーランスエンジニアの僕が「ストレス」から逃れた方法

この記事を書いている僕は、フリーランスエンジニア歴が3年ほど。
ストレスの多い働き方をしていたのですが、最近は開放されることができました。

結論を先にネタバレすると、「自分の商品を作り、時給労働から脱却すべき」という話なのですが、順を追って解説していきます。

※2分くらいで読めると思います。たぶん参考になります。

フリーランスエンジニアのストレスは1つだけ【書きづらい】


結論は「顧客対応から生まれるストレス」です。

※現時点で受託開発をしているエンジニアの方は、書けない記事かなと思います…。受託開発を批判する訳じゃないですが、本音で書いていきますm(_ _)m

フリーランスは「スタートアップ病」を発症する

スタートアップ病とは、「独立当初は野心があったのに、受託開発を続けるうちに角が取れていき、最終的には”顧客から要求されたアウトプットのみ”を出し続ける状態のこと」です。

これはスタートアップにあるあるな話でして、最初は「Webサービスで起業する」という野心があったのに、気付いたら「受託開発ばかりやっている・・・」という企業が、かなり多いです。

そして、これはフリーランスでも同じでして、なんだかんだで「受託開発は稼ぎやすい」という事実があるので、みなさんそこに留まりますね。

受託開発は、わりとストレスが溜まる

もちろん状況によりますが、顧客対応で消耗するエンジニアが多いです。

受託開発って「素人のお客さんの要望を聞きつつの開発」なので、基本的に「コミュニケーションコストが高くなりがち」でして、エンジニアはコミュ力が低い場合が多いので、消耗しますね。

そして、受託開発は「お客さんの要望を聞けば聞くほど、設計が崩れやすく、かつ工数が増えやすい」という地獄ループが起こりがちなので、、、消耗です。

かといって、お客さんの要望をすべて断るとかも難しいので、、、うーむ、、、って感じですね。

じゃあ、どうしたらいいのか?
簡単過ぎる結論があるので、解説していきます。

簡単な結論:商品を作ったほうがいい

エンジニアなら「商品」を作るべきですよ。

お客さんのために労働すると、たしかにお金は稼げますが、それだと消耗しやすいですし、時給労働が続くわけですし、あまり良くないです。

商品を作る方法(アイデア5つ)

  • ブログを書く
  • YouTubeで発信する
  • サロンを作る
  • スクールを作る
  • Webサービスを作る

他にも色々な方法があると思いますが、上記の感じです。
なお、ここでは「商品作り=時給労働からの脱却」と定義しています。

ちなみに、大半のエンジニアは「Webサービスを作りがち」だと思いますが、ぶっちゃけ難易度は最高レベルです。

考えてみたらわかるのですが、普段から使っているWebサービスってどれくらいありますか?
僕はTwitterとNewsPicksくらいしか使っていないのですが、こういったポジションを狙うのは、、、かなりシンドイかなと思っています。

もちろん目指すのもいいですが、僕はもうちょい稼ぎやすい、ある意味で「現実的な手段」から進めることにしましたm(_ _)m

※僕にとっては、ブログが一番稼ぎやすいと感じました。ここは人によって個人差がありますね。

参考記事①:ブログの始め方

参考記事②:YouTubeの始め方

フリーランスエンジニアの僕が「ストレス」から逃れた方法


僕は「自分の商品」を作りました。

僕の商品 → ブログ記事です

2017年からブログに本腰をいれまして、当時は貯金がゼロに近かったので受託で稼ぎつつ、徐々にブログ記事を増やしていきました。

そして、当時に意識していたことは「常に80%のキャパで仕事をする」ということです。80%で受託開発をして、残り20%はブログに特化です。

商品作りには時間がかかるので、安定して稼げる事業(=受託開発など)をやりつつ、最初は片手間で始めるといいかなと思っています。

いきなり商品作りをしてもいいですが、ブログが好きじゃないとか、Webサービス作りが好きじゃない、みたいな状況になったときに、詰みやすいです。

補足として、受託開発だと、どんなに頑張っても「時給1万円」くらいだと思います。 つまり、個人の受託開発なら、収入上限は「月収160万円」くらい。 ※稼働20日で、日給8万円を想定

ここを超えるには、商品作りしかありませんね。
160万円を稼げたら満足かもですが、受託だと休んだら収入が止まりますので。

商品作りには、1年以上かかる話

ちなみに、僕の過去を振り返ると下記の感じです。
※カッコ内は収益です。単位は万円。

  • 2017年1月:受託8割(30)/ブログ2割(5)
  • 2017年2月:受託8割(30)/ブログ2割(6)
  • 2017年3月:受託8割(40)/ブログ2割(7)
  • 2017年4月:受託8割(40)/ブログ2割(7)
  • 2017年5月:受託8割(50)/ブログ2割(8) ※ブログの毎日更新を開始
  • 2017年6月:受託8割(50)/ブログ2割(10)
  • 2017年7月:受託8割(80)/ブログ2割(15)
  • 2017年8月:受託8割(80)/ブログ2割(30)
  • 2017年9月:受託8割(100)/ブログ2割(50)
  • 2017年10月:受託7割(100)/ブログ3割(70)
  • 2017年11月:受託6割(60)/ブログ4割(80)
  • 2017年12月:受託5割(50)/ブログ5割(100)
  • 2018年1月:受託5割(40)/ブログ5割(100)
  • 2018年2月:受託4割(40)/ブログ6割(150)
  • 2018年3月:受託4割(40)/ブログ6割(180)
  • 2018年4月:受託2割(40)/ブログ8割(150)
  • 2018年5月:受託2割(20)/ブログ8割(200)
  • 2018年6月:受託1割(20)/ブログ9割(200)
  • 2018年7月:受託0割(0)/ブログ10割(250)

ちょっと見づらいかもです・・・m(_ _)m
しかし、上記はかなりリアルな数字なので、参考までにどうぞ。

2017年5月地点で、「あ、ブログで稼げそうだな」という感じがしたので、そこから毎日更新を始めました。500日以上、毎日更新しました。

なお、最近だとYouTubeも始めており、たぶんですが売上は徐々に「ブログ→YouTube」に移っていくと思います。※あくまで予想です。

とはいえ、わりと「ジェットコースターみたいな人生」を送っているので、心が弱い場合は真似しないでください。受託でもうちょい安定して稼ぐのが良いです。

余談:ブログを毎日更新する方法

組織を作るのも、ありだと思う

フリーランスが顧客対応のストレスから逃れるには、商品を作りましょう、という話をしてきましたが、組織を作るのもありだと思います。つまり、会社化です。

あなたはのタイプは、どちらですか?

  • マネージャータイプ
  • プレイヤータイプ

僕は「人をマネジメントする」よりも、「個人プレイで戦う」という方が得意なので、会社化はしていません。

しかし、最近だとエンジニア出身の経営者も多いですし、これからも増えていくと思います。 なので、自分の特性を見極めて、キャリアの意思決定をしていくべきかなと思います。

クリエイター人生は、わりと楽しいです

というわけで、まとめです。

最近はブログを書きつつ、YouTubeを撮りつつ、Twitterでも発信しつつ、、、という感じで生きていますが、その根底では「エンジニアとしての経験」が圧倒的に活きています。

もともとは「エンジニア=コードを書く人」と思っていたのですが、スキルを使って商品を生み出すことで、生き方を多様化させることができるな、と実感しています。

とりあえず、商品をつくろう

僕の結論を何度も書いていますが、商品を作ったほうがいいですね。
エンジニアという職業なら、どう考えても食いっぱぐれることはないです。

それなら、商品を作り、時給労働から脱却し、本当に世の中が必要としている作品やサービスを生み出すのが良いと思います。

クライアントワークは稼げるのですが、、、それはほどほどにしつつ、余ったリソースは、自分の商品作りに投下してみてください(`・ω・´)ゞ

参考記事①:ブログの始め方

参考記事②:YouTubeの始め方