YouTubeの始め方【知っておくべき最低限の知識・ツール・機材の紹介】
こんにちは、マナブです。
YouTubeを始めて約1ヶ月ほど。 20本くらい動画を作りました。
さて、先日に下記のツイートをしました。
これからYouTubeを始めたいブロガー向けに「まずは知っておくべき知識とツールまとめ」みたいな記事を書いたら、需要ありますか?
具体的には「スライドを使った動画の作り方、顔出し撮影に必要な機材、テロップや効果音の入れ方」といった内容です。100ライクくらい超えたら記事にします— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年11月6日
具体的には「スライドを使った動画の作り方、顔出し撮影に必要な機材、テロップや効果音の入れ方」といった内容です。100ライクくらい超えたら記事にします
ありがたいことに、500ライクほど頂きました。
というわけで、YouTubeの始め方について、まとめていきます。
前提条件:まずはチャンネル開設しよう
チャンネル開設などは、呼吸するレベルで簡単なので解説しません。
詳しくは「YouTubeチャンネル作成方法まとめ【2018年版】」の記事をみると、理解できるかなと思います。
注意点:完璧な動画は作れません
1つ注意点がありまして、この記事を読んでも「完璧な動画」は作れません。
動画の世界は奥が深いので、完璧の追求=完成しない動画、を意味します。まずは「必要最低限の知識で、スタートする」ということにフォーカスして解説します。
※基本的にはMacユーザー向けの解説ですが、Windowsユーザーでもある程度は参考になると思います。ソフトはMac向けで解説しております。
記事のもくじ
- 1.YouTubeの始め方①:スライド解説動画の作り方
- 2.YouTubeの始め方②:顔出し動画の作り方
- 3.YouTubeを始める前に知っておくべきこと
1.YouTubeの始め方①:スライド解説動画の作り方
完成イメージ
上記の感じです。
学習系のコンテンツに向いており、始めるハードルは低めです。 発信のポイントとしては「自分の専門知識を、スライド形式の講義にする」という感じですね。
撮影機材(全て無料です)
- Googleスライド:スライド作成用
- QuickTime Player:画面&声の撮影用
- iMovie:動画編集ソフト
機材は無料です。
順番に見ていきますね。
Googleスライド:スライド作成用
説明するまでもないかもですが、、、スライド作成ツールです。
もちろん、マイクロソフトのパワポでもいいと思いますが、個人的にはGoogleスライドの方が使いやすいです。 あと、クラウドに保存されるので、データ消失しづらいです。
» Googleスライドを使ってみる(公式リンク)
QuickTime Player:画面&声の撮影用
無料でダウンロードできます。
» QuickTime Player 7|ダウンロードページ
撮影手順①:新規画面収録クリックする
上記のとおり。
QuickTime Playerから「新規画面収録」をクリックします。
撮影手順②:赤丸のボタンをクリックする
上記のボタンが出てくるので、赤丸部分をクリックしたら完了。
その後に画面のどこかをクリックすると、撮影が始まります。簡単すぎですね。
補足:音声がうまく入らない場合
上記画像の「内蔵マイク」の部分にチェックが入っているかを確認しましょう。
あと、録画を停止するときは、ディスプレイのツールバーから停止できます。
iMovie:動画編集ソフト
最初はあまり凝った編集をしなくて良いと思います。
覚えることは1つだけ
カット編集は下記動画をみたら理解できます。
YouTubeでよくある「ぶつ切りの編集」でして、これができると、動画のテンポが良くなりますね。 iMovieで「command+b」を押すと、カットできますね。
完璧主義を捨てて、公開しよう
というわけで、以上です。
めっちゃ簡単じゃないですかね。
なお、ブログでも同じですが、ぶっちゃけ「最初の100本」とかって、1年後にみたら「ゴミ作品」である場合が多いです。
YouTube動画でも同じだと思いまして、まずは打席にたち、世の中に発信しつつ、回数をこなしつつ徐々にブラッシュアップすることが大切だと思います。
ヒカキンが最初にアップした動画
参考までに、ヒカキンの最初の動画が上記のとおり。
いまとは比べ物にならないクオリティですよね。回数は質を高めます。
補足:外付けHDも買っておこう
YouTube動画を撮り始めると、速攻でパソコン容量がマックスになります。
なので僕は、「3TBの外付けHD」を購入しました。
Amazonでベストセラー1位の商品でして、実際に使っていますが、問題なしです。
容量は「2〜6TB」で選べますが、2TBでざっくり1,000本くらい保存できると思うので、2TBで十分です。
とはいえ、僕は未編集の動画とかもバックアップしておきたかったので、余裕をもって3TBを選びました(`・ω・´)ゞ
2.YouTubeの始め方②:顔出し動画の作り方
顔出し動画の作り方です。
これで、YouTuberに近づきますね。
完成イメージ
ぶっちゃけ高品質とはいいがたいですが、、、最低限かなと思っています。
※動画の音量が小さいので僕と同じ失敗をしないように気をつけてください。
顔出しにすると、すこしだけ必要機材が増えていきます。
必要機材
- iPhone+セルフィー棒:動画の撮影用
- LEDライト+セルフィー棒:顔を明るくする
- iMovie:動画編集ソフト or Final Cut Pro(有料)
順番に見ていきます。
更新情報:2019年7月15日
撮影機材を少しアップデートしました。最新の情報は「YouTubeでオススメな撮影機材の紹介」で紹介しています。
iPhone+セルフィー棒:動画の撮影用
上記の写真のとおり。
三脚付きのセルフィー棒を使い、iPhoneをセットします。
僕はインカメラで撮影していますが、これだと少し画質が下がるので、メインのカメラで撮影しても良いと思います。
あと、僕は声が小さいので、イヤホンを付けつつ撮影して、イヤホンのマイクで集音するようにしています。
三脚付きのセルフィー棒
よくあるセルフィー棒ですが、使いやすいです。
普通に自撮り用でも使えますので、買っておいて損しません。
LEDライト+セルフィー棒:顔を明るくする
LEDライト(最安値だけど、使いやすい)
LEDライトは色々な種類があるのですが、最安値商品を使っています。
ぶっちゃけ光るだけなので、あまり大差ないと思いますし、僕は満足しています。
あと、アダプターもセットで買うと良くて、アダプターなしだと「電池での稼働」になるのですが、それだと電池切れがダルいので「アダプターを使い、コンセントを電源にする」という使い方をしています。
あとはセルフィー棒が、もう1本あると良くて、顔と同じ高さくらいに照明をセットして、すこし距離を置きつつ部屋を照らします。
照明を当てるときのコツ
カメラのちょっと後ろにLEDライトを設置して、LEDライトの明るさを調整しつつ、いい感じに映るようにします。 窓からもすこし自然光を入れると、尚良いと思います。
ちなみに、色々とググると「バックライトも大切」みたいな意見もありますが、そこまで準備すると手間がかかります。 バックライトがなくても、壁からLED照明を反射させたら良くて、下記のような感じです。
上記の感じだと、多少はバックライト効果もあるので、全体的に明るく撮影できるかなと思います。最初はこれくらいでOKだと思います。
補足:顔出しの際は、すこし右よりが良い
上記のとおりで、構図の話です。 とはいえ、人気YouTuberとかで、右寄りじゃない人もいるので、ここはぶっちゃけ、どっちでもいいのかな、、、とも思っています。
※画像は「自撮り動画を上手に撮影するコツ」からお借りしました。
大切なことは「自分が目指すスタイルを真似する」ということで、要するに先人から学びましょう。学ぶの語源は、真似ぶともいいますよね。真似るの大切です。
iMovie:動画編集ソフト or Final Cut Pro(有料)
最初はコダワリすぎないように。
最低限覚えるべき編集技術は、下記のとおり。
- カット編集
- テロップの挿入
- 背景音楽の挿入
カット編集
先ほども掲載しましたが、上記を見たら分かります。
動画序盤で解説されているので、そこだけ見たら閉じてOKです。
テロップの挿入
ここは僕が苦戦しました…。
結論からいうと、「Final Cut Pro」を使うと良いです。
ためしに「Final Cut Pro」で動画編集してみたら、死ぬほど快適だった…😌
お値段は3万円を越えていた気がするけど、圧倒的に生産性が上がり、大変満足です。編集作業が半分の時間で終わるようになった。動画編集するなら、これは必須ですねhttps://t.co/bI9xzqxHAa pic.twitter.com/rnYiXM3LFl— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年11月10日
iMovieでもテロップ挿入はできるのですが、どうしてもダサい感じになります。
しかし、Final Cut Proは3万円以上するので、ちょっと高いですね。
なお、テロップの作り方は「テロップ(テキスト)の入れ方[FinalCutPro X]」が分かりやすいです。
背景音楽の挿入
iMovieにドラッグ・アンド・ドロップしたら、挿入完了です。
なお、音楽はGoogleが無料配布しており、感謝しつつ使いましょう。
» オーディオ ライブラリ – YouTube
※ちなみに僕は「Front_Porch_Blues」という音源を愛用中。
完璧主義を捨てましょう
先ほども書きましたが、最初の動画は「ゴミ」になります。
1年後に見返したら「なんじゃこりゃ・・・」というレベルなはずなので、それはつまり「あなたが成長した証拠」でもあります。
メジャーデビューを目指して、ずっと練習するバンドマンじゃダメです。
どんどん打席にたち、お客さんの反応をみつつ改善していくことが、近道になります。
余談ですが、ビートルズって、当時だとあり得ないレベルでライブ演奏をしていたみたいですね。バーとかで毎日6時間とかライブしつつ、曲を作りつつ、カバー曲もしつつ、、、という下積み時代があったみたいです。
質を上げるには、やはり「作業量は必須」かなと思います。
3.YouTubeを始める前に知っておくべきこと
- その①:音楽の著作権に、気をつけよう
- その②:収益化には投げ銭と広告がある
- その③:ターゲット設定も、たぶん大切
その①:音楽の著作権に、気をつけよう
著作権侵害に、気をつけましょう。
僕は以前に「YouTubeの生放送」をしていたのですが、そのときに「部屋で洋楽を流しながら撮影」をしていたら、Googleから著作権侵害のメールが届きました。
そのときの洋楽はめっちゃ小さい音量だったのですが、このあたりの規制はかなり厳しいようですのでご注意を。
その②:収益化には投げ銭と広告がある。
YouTubeの収益化は2つの方法があります。
- YouTube広告:広告掲載の条件は「チャンネル登録者数が1,000人以上」で、かつ「過去 12 か月間の総再生時間が 4,000 時間」です。
- 投げ銭(通称:スーパーチャット):生放送する際にスーパーキャットを受け取ることができます。広告掲載の条件を満たさない限り、使用不可。
完全初心者なら、まずはチャンネル登録者を増やすのが大切ですね。
あと、2018年11月現在に僕が思う所感としては、今後のYouTubeは「生放送に力を入れる」と考えていまして、最近は「プレミアム放送」というのが多いですね。
人気YouTuberはこのあたりを使いこなしているので、あまり興味がなかったとしても勉強だと割り切って使ってみると良いかなと思います。
収益化の目安は「登録者5,000人」くらい
最初の目標は「登録者5,000人」くらいで良いかなと。
色々情報をみていると、5,000登録で数万円くらいは稼げそうです。
あと、1再生での広告単価は「0.1~0.3円」くらいが目安みたいですね。
このあたりは下記の動画が参考になります。
なお、補足として、広告単価は「動画のジャンル」にもよりけりです。
考え方はシンプルで「視聴者がお金持ち or 高単価な商品販売に繋がる」という場合は、単価が上がっていきます。 分かりやすい部分でいうと「投資系・不動産系」かなと思います。
一方で「おもしろ系」とかだと広告単価は下がりますが、視聴者を集めやすいという特徴もありますので、薄利多売系になります。具体例としては、ヒカル・ラファエル・レペゼン地球とかですかね。
その③:ターゲット設定も、たぶん大切。
広告単価の話にも繋がりますが、ターゲット設定は大切だと思います。
2018年から始めるなら、ぶっちゃけ「おもしろ系」とかだと、コンテンツが飽和気味、、、な気がしております。 トップ層は「ヒカキン・はじめしゃちょー・ヒカル・ラファエル・レペゼン地球」といったメンツで、彼らの年収は「億」ですよね。
ここに勝負を挑むのはシンドくて、これは「大企業 vs 個人(あなた)」みたいな戦いになってしまうと思います。
狙い目は学習コンテンツ
Youtubeで学習系のコンテンツをみているけど、、、控えめにいって、レベルが低すぎる笑。
例えば、「アフィリエイトでの稼ぎ方」みたいな動画は、大半が情報商材ばかり。つまり、Youtubeの検索結果は、Google検索の10年前ってことですかね。という訳で僕は、良質なコンテンツを作りポジション取ります— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年11月6日
YouTubeはエンタメ感がありますが、学習コンテンツは競合が少ないです。
ブログ界だと「イケハヤさん」や「りゅうけんさん」といったメンツが進出してきていますが、みなさんエンタメ狙いじゃないことがわかります。
» 参考:イケダハヤト – YouTube
» 参考:りゅうけん【人生逃切エンジニア】 – YouTube
僕も同じくでして、基本的には「エンジニア向け・ブロガー向け・アフィリエイター向け・副業ワーカー向け」といった方針で考えています。たまにネタ系もいれつつ、様子をみようと思います。
旅系コンテンツも良さげ
旅系ブロガーに朗報です😌
旅しながら稼ぐなら、VLOGもありですね。下記の動画だと「バリ旅行のVLOG」でして、再生数は200万回を越えています。じゃあ作成の難易度が高いかというと、ぶっちゃけ高画質カメラがあればいけそうなレベル。チャンスありますねhttps://t.co/E4eKiBHbpQ— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年10月27日
聞き慣れない言葉かもですが、「Vlog」とかも良さげです。 要するに、ブログの映像バージョンですね。
上記の動画が200万回以上も再生されており、、、チャンスありますよね。
僕はわりと旅することが多いので、ちょっと試してみようと思っています。
しかし、日本語だと市場が小さいので、あまり伸びないかもですね・・・。英語で作ってもいいですが、そこまで英語はうまくないので考え中です。
動画市場は、伸び続ける
各所で言われていますが、動画市場は伸びていきます。
これからは5Gの時代になりますが、そしたら「ギガ制限はなくなり、かつ、動画の読み込み時間がゼロ」という未来が近いと思います。※たぶん2020年。
つまり、動画や音声の市場が伸びていくので、このあたりで勝負をするのもありかなと思っています。僕もしばし、YouTubeを頑張ろうと思っています。
というわけで今回は以上です。
YouTubeも頑張るので、チャンネル登録していただけたら嬉しいです。
» マナブ – YouTube
マナブ
こんにちは、マナブといいます。 ブログ・アフィリエイト・プログラミングを愛しています。 過去の経歴は、「新卒でセブ島に就職→11ヶ月で退職→フリーランス→起業→起業失敗→バンコク在住のフリーランス」といった感じで、平和に生きてきました。
※P.S:無料メルマガで発信中:過去の僕は「ブログ発信で5億円」を稼ぎました。次は「30億円」を目指します。挑戦しつつ、裏側の思考を「メルマガ」から発信します。不満足なら1秒で解約できます。無料登録は「こちら」です。