Written by Manabu Bannai

【失敗例付き】Web系の転職で使えるポートフォリオの作り方・考え方

LIFE Work

Web系に転職したい人「Web系に転職したいけど、ポートフォリオ作成はどうしよう?ポートフォリオって過去に作った作品を適当にまとめておけばいいのかな?」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • Web系の転職で使えるポートフォリオの作り方と考え方
  • 転職向けのポートフォリオ作成で気をつけるべきこと【失敗例】
  • Web系で仕事が出来る人 = ポートフォリオが整理されている人

この記事を書いている僕は、Web業界の経験は5年ほど。
現在はフリーランスとして働いており、プロジェクト単位でお仕事をしています。

こういった状況だと、新規でエンジニアやデザイナーと会うことが多いのですが、、、仕事の出来る人ほどポートフォリオが整備されているなぁと思います。

こういった背景から、”効果的なポートフォリオを作り方”を解説していきますね。

Web系の転職で使えるポートフォリオの作り方と考え方


ポートフォリオを作り際は、”目的から逆算”しましょう。

ポートフォリオ作成の目的とは

ポートフォリオは自分のスキルを証明するツールです。
なので、作成の目的はシンプルで”スキルを証明するため”です。

  • Webデザイナーの場合:デザインスキルの証明
  • Webディレクターの場合:ディレクションスキル(経験)の証明
  • Webエンジニアの場合:プログラミングスキルの証明

結論:ポートフォリオはGoogleDriveに画像で保存すればOK

GoogleDriveに保存しておけば、受け取り側としてはワンクリックで見れますよね。あと、URL共有できるので、相手のメールボックスを圧迫しません。

なので、個人的にはGoogleDriveでいいんじゃないかと思っています。
※もちろんDropboxとかでもいいと思います。

具体的なポートフォリオの作成例


左側が作った作品で、右側がスキル証明になっています。

企業が知りたいこと

  • Webデザイナーの場合:どのようなデザイン経験があるのか?デザインのベーススキルは持っているか?プロジェクトにアサインしても問題のない人材か?
  • Webディレクターの場合:どのようなディレクション経験があるか?工数見積はできるのか?どのレベルの開発案件をディレクションできそうか?
  • Webエンジニアの場合:どういった言語が扱えるのか?コーディングスキルやチーム開発スキルに問題ないか?プロジェクトにアサインしても問題のない人材か?

上記のあたりです。
ポートフォリオ作成時には、なるべくこのような疑問に答えるように作りましょう。

なお、上記の情報をすべて詰め込むのはNGです。
文字が小さく、ギッシリを詰まっていたら、、、相手は読む気がなくなりますからね。面接官は、あなた以外にも複数名の面接担当をしているってことを忘れちゃいけません。

転職向けのポートフォリオ作成で気をつけるべきこと【失敗例】


ポートフォリオ作成で気をつけるべきことは次の2つです。

  • 分かりやすいこと
  • 使いやすいこと

企業担当者は忙しいので、相手の時間を尊重しましょう。
なお、具体的作り方は、先ほど紹介したGoogleDriveの例でOKですが、反面教師的に失敗例もまとめておきます。

失敗例①:クリエイティブを追求したポートフォリオ

上記Tweetのとおり。
クリエイティブを否定はしませんが、企業が求めているのは安定したスキルです。なぜかというと、世の中にあるサイトをみれば自明(クリエイティブを追求するサイトは少ない)。

クリエイティブを追求するサイトってあまり多くないですよね。
世の中ニーズ的に「クリエイティブ < 使いやすいサイト」という感じになっています。

どうしてもクリエイティブを主張したいなら、クリエイティブ版のポートフォリオと、通常版のポートフォリオを用意するのが良いかなと思います。

失敗例②:ポートフォリオがGithub・・・

Githubとはソース管理のツールです。

エンジニアにありがちですが、ポートフォリオ提出を求めると、GithubのURLを送ってくるパターン。まぁ確かに正しい情報ではありますが、、、見る側からしたらハイパーめんどくさいです。

ポートフォリオがgithubだと、、、チェックがめんどくさい

  • 手順①:Githubにアクセスする
  • 手順②:レポジトリ名からプロジェクトを予想する
  • 手順③:レポジトリをクリックして中身を見てみる
  • 手順④:コードを読んでみる&場合によっては動かしてみる
  • 手順⑤:また、別のレポジトリを・・・繰り返し

こういった感じになります。
採用候補者が10名もいたら、、、もう怠すぎて無理ですよね。

なので、繰り返しになりますが、見やすいポートフォリオにまとめることが大切です。
もしあなたがスーパーエンジニアなら話は別ですが、一般的なエンジニアである場合は、相手の時間を尊重すべきです。

面接官は、あなたのGithub閲覧に時間を費やすより、家族と時間を過ごしたいですし、友達と飲みに行きたいはずです。タイム・イズ・マネーですね。

Web系で仕事が出来る人 = ポートフォリオが整理されている人


サラリーマンでもフリーランスでも同じですが、仕事が出来る人はポートフォリオが整理されている場合が多いです。

仕事が出来る人は、スキル証明(=ポートフォリオ)の価値を分かっており、それをベースにキャリアアップできる事を知っているからです。

口頭で「自分はできます」という人は怠慢である

口だけで言っても、それは怠慢です。
あなたが有名人じゃない限り、初見の人からしたら、あなたのスキルを疑問視するはずなので。

ポートフォリオなんて、一度テンプレ化してしまえば問題なしです。まずはサクッと作ってしまいましょう。

ポートフォリオが完成したら、数打って行動すべき

ポートフォリオが完成したら転職に動けばOK。

いつも思うのですが、求人案件を眺めてても何も始まりません。
求人情報って1,000文字程度で解説してあったりしますが、、、それじゃ何も分からんですよね。

それならば、自分が必要とする最低限のラインだけ明確にして(例えば、給料や福利厚生など)、その条件に合っている会社を3〜5社受けてみればOK。PC画面を見つつ、ダラダラと迷うより、実際に足を動かしてしまったほうが効率的です。

転職には平均で半年かかるみたいなので、早めに動いちゃうのがいいかなと。
動き出す前に3ヶ月迷った人なら、なんだかんだで転職に1年はかかりそうかな、、、という印象です。

今の職場で更に1年働きますか?
Noなら動きましょう。

Web系におすすめな転職サイトまとめ

ポートフォリオはフリーランス受注でも使える

『ポートフォリオの利用機会 = 転職時の1回だけ』って考えると、、、ちょっと作成にモチベーションが湧かないですよね。

しかしご安心を。
ポートフォリオは個人受注するときでも役に立ちます。

Web系のメリットは、会社業務を個人でも受注できる点だと思っています。
なので、スキルアップしつつ、副業的に個人受注もするべきかなと。

1つ案件を請ければ5万円くらいは稼げるだろうし(経験年数によりますが)、場合によっては10万を超えることも多々あります。現在独立している人は、企業で働いていたときから、副業的に個人受注していた人が多いかなと思います。

フリーランス的に仕事受注する方法

専業フリーランス向けのサイトが多いですが、、、下記のとおり。
※登録すれば勝手に案件が入るので、登録しておいて損はないです。

というわけで、今回は以上です。
Web系は楽しい業界なので、ぜひお待ちしております(`・ω・´)ゞ

※P.S:無料メルマガで発信中:過去の僕は「ブログ発信で5億円」を稼ぎました。次は「30億円」を目指します。挑戦しつつ、裏側の思考を「メルマガ」から発信します。不満足なら1秒で解約できます。無料登録は「こちら」です。