Written by Manabu Bannai

【脱・初心者】プログラミングの基礎学習を終えた「後」にやるべき事

PROGRAMMING

こんにちは、マナブです。
最近はブログを書きつつ生きていますが、2017年まではコードを書きつつ生きていました。

そして、プログラミング学習情報を発信しているので、初心者からの相談も多いのですが、今回のテーマは「プログラミング基礎学習後になにをすべきか?」という点にフォーカスします。

プログラミング初心者のよくある悩み

基礎学習「後」に、なにを学べばいいかわからない…。

具体的には次の感じでして、吹き出し付きでわかりやすく表現してみました。

プログラミング学習でつまずく初心者のイメージ

「よっしゃー、プログラミング頑張るぞ。最初はProgateをやるか。」

〜〜2週間後〜〜

「よし、Progate完了!さて、もっと頑張るぞ!しかし、、、これからどうしたらいいの…?/(^o^)\」

こういった疑問に対して回答します。
なお、僕はWeb系エンジニアなので、Web系の言語を中心に解説していきます。

プログラミングの基礎学習を終えた「後」にやるべきこと


ここでいう基礎学習とは「参考書を1周した」とか「Progateを1周した」くらいの、めちゃめちゃ基礎レベルを指します。

基礎学習を終えた「後」にやるべきこと

  • その①:新しい参考書を購入して復習する
  • その②:Youtubeをみつつ、手を動かす
  • その③:簡単なサイトを自分で作ってみる

上記の3つですね。
順番にみていきましょう。

その①:新しい参考書を購入して復習する

例えば、参考書でPHPの基礎を学び終えたら、別の参考書を買って、そちらも1周する感じです。

なお、2冊くらい買うと「内容が重複する部分」が多いですが、個人的には気にしなくていいと思っています。 というのも、「1冊目の参考書では、PHPの連想配列がわかりづらかったけど、2冊目を読んだら理解できた」みたいな状況がよく起こるからです。

ちなみにですが、参考書を読みつつ「うぐ…ここの意味がマジでわからないぞ…」という感じになったら、「最大30分くらい悩んで、ダメなら先に進む」みたいな感じがおすすめです。

こんなこというと怒られますが、説明が下手くそな著者も多いですからね…。読者の理解力不足ってよりも、説明力が不足している場合も多いです。

その②:Youtubeをみつつ、手を動かす

プログラミング学習の素晴らしいツール、それがYoutubeです。

基本的には、[◯◯ tutorial]とか[◯◯ basics]でググると、良質な動画がでてきます。動画選びのコツは、高評価の動画を見れば良くて、速度は1.5倍速とかだと、効率的に学べますよ。

Youtubeを使ったプログラミング学習方法のコツ


詳しくは上記の記事をどうぞ。

※補足:基本的には英語で学習することを推奨します。英語が無理な人でも、単語だけ聞き取れれば、わりといけるはずです。

その③:簡単なサイトを自分で作ってみる

簡単なサイトを作るべし、と言われても、、、「はたしてどんなサイトを作ればいいの?」という疑問が残るはず。というわけで、具体例を出しつつ箇条書きでまとめました。

  • Web制作を学んでいる場合 → 1ページのLPを作る。例えば、iSara[イサラ]とかFrog Schoolあたりが練習しやすいです。
  • PHPの基礎を学んでいる場合 → 掲示板やメッセージサービス。掲示板だとcraigslistあたりは勉強になりますね・メッセージサービスはちょいと難しいですがPHPでプライベートメッセージ機能を作成する方法の記事をどうぞ。
  • Railsの基礎を学んでいる場合 → Twitterみたいなサービスやタスク管理ツールなど。ここは僕の専門じゃないので、別途ググってくださいm(_ _)m

基本的には上記の感じですが、ポイントとしては「世の中にあるサービスをコピーしつつ、1つだけ自分のオリジナリティを入れること」です。

例えば、既存のWebサイトをコピーしつつ、ボタンをぷるぷる動かしてみるとか、既存サイトの見づらい場所を自分なりに工夫して直してみるとか、ですね。

そして、できれば世の中に公開できる形で作っていきましょう。
世の中に公開できるなら、それはあなたのポートフォリオになりますので、つまり最初の実績になりますよね。

※プラスアルファの個性があるといい。例えばペライチのLPを作るだけじゃなく、1ポイントだけ自分なりに工夫する。エフェクトをいれるとか。するととても勉強になります。そして、できれば世の中にも公開しましょう。公開したら、それはあなたのポートフォリオ=実績になりますので。

プログラミングは「基礎学習の後」が一番大変です


基礎学習の「後」が一番大変です。
その理由は「教科書がなくなるから」です。

大半の参考書は「入り口」しか教えてくれない

プログラミング学習をしていると気が付きますが、大半の参考書&プログラミング学習用のWebサービスは、入り口しか解説してくれないですね。

その理由は、基礎ができたら次は応用なのですが、「応用=基礎を組み合わせる行為」だからです。 このあたりって、体系化して書籍にするのは少し難しいのかな、、と思っています。

※このあたりの問題は「プログラミング学習ドリル」みたいなサービスがあればいいかもですね。小学校のときに使った「計算ドリル」のプログラミング版です。気が向いたら作ろうかなと思います(`・ω・´)ゞ

環境に飛び込むのが、このタイミングです

このブログで何度か書いていますが、「半年かけてプログラミング独学」とかって、すこし長すぎるので、「3ヶ月で基礎を固める→その後に就職 or 個人で仕事受注」とかがおすすめです。

というのも、個人学習には限界がありまして、脱初心者を目指すなら「インタラクティブな学習」が必要になります。

インタラクティブな学習とは(双方向性のある学習のこと)

  • ①就職して、チームの一員として、コミュニケーションしつつ開発する
  • ②個人で仕事を受注して、発注者の要望を聞きつつ、コードを書く
  • ③個人でWebサービスを作り、利用者のフィードバックをみつつ改良する

基本的には上記の感じでして、とくに①や②を繰り返すことでスキルアップしていきます。イメージ的には、実務として10回以上の現場を経験したら、完全に脱初心者するんじゃないかな、、と思います。

なお、③の自分でWebサービスを作ることも否定はしませんが、そこにはマーケティングスキルとかも必要になってくるので、わりと難易度は高めです。

簡単なまとめ:基礎学習を終えたら、主体的な学習が大切です

主体的な学習とは、「自分なりに考えて、動きながら学ぶ」という感じです。

基礎学習を終えた「後」にやるべきこと

  • その①:新しい参考書を購入して復習する
  • その②:Youtubeをみつつ、手を動かす
  • その①:簡単なサイトを自分で作ってみる

基礎学習の「後」が一番大変な理由

決められた教科書がなくなるから。
自分なりに考えて、動いて、さらに知識定着していく必要があります。

というわけで今回の記事は以上です。
基礎学習を終えたら、さらに学習を進めつつも、更に学べる環境に飛び込む感じがいいのかな、と思います。