Written by Manabu Bannai

【まとめ】人を操る禁断の文章術

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人を操る禁断の文章術を読みました。
気になった部分の抜粋記事です。

文章は人を動かすためにある

文章を書くときのスタート地点は、「相手にどんな行動をして欲しいか」を考えることです。

書くべきなのは、表現が稚拙であろうと、言葉選びが洗練されていなくても、個人的な思いや背景が盛り込まれた文章で
す。そこに相手との共通体験などを盛り込み、読み手の心と文章を結びつけなければいけません。

それは「人は〝論理〟ではなく〝感情〟で動く」という心理法則です。人は論理で納得しても行動には移りません。  逆です。感情によって行動したあと、その行動を正当化しているのです。

人間は損することを最も恐れる。得をすること以上に。

人が「損失を受けることで感じる心の痛み」は「利益の喜び」よりも大きいとされています。だから、損失が避けられるとわかると、得した気持ちになる。その心の動きを利用しているのが、各種の無料キャンペーンです。

あなたは今、新しいデジタルカメラを買おうとネットショッピングをしています。ようやく価格に納得のいく商品が見つかり、2つのサイトで比較してみたところ、商品説明の文章が異なっていました。

「高画質でコンパクト。手ブレにも強く、運動会でお子さんを撮るのに最適です」

「値段はちょっと高く感じるかもしれませんが、画質が良くてサイズも小さく持ち運びが便利です。手ブレにも強く、運動会でお子さんを撮るのに最適です」

あなたはどちらのサイトの紹介に信頼感を覚えましたか?

ソン・トクという「順番」にも意味があります。先にソンを示し、あとにトクを伝える。両面提示を行う上で重要なのは、ネガティブな情報を先に提示したあとで、ポジティブな情報を伝えるという順序です。

文章で人を動かす3つの方法

【1】みんな一緒で人は動く

人は自分だけが集団から遅れることをすごく恐れるので、自分に「近い人」の意見により強い影響を受けるからです。  同じ手法で言うと、「◯◯%の人が◯◯しています」という書き方も、「みんな一緒」のキーフレーズとしてよく使われています。

【2】伝えたい言葉は言い回しを変えて、10回繰り返すこと

一度も「繰り返す」を使わないときの証明の説得力を基準にすると、3回の繰り返しによって46%、10回の繰り返しによって82%も説得力が向上するのです。ただし、別の実験では「繰り返す」において、やってはいけない致命的な失敗があることも明らかになりました。それは同じ言葉を3回以上使うことです。

【3】会話するように文章を書く

自分の投げかけた質問に対して、相手がどう答えるかを想像しながら、書く。つまり、読み手の疑問や反応を取り込んで書くこと。これが「話しかけるように書く」のコツとなります。

相手「人を動かす文章を書くなんて難しそう」
自分「安心して、この方法ならカンタンに書けるから」
相手「そうなの? どうすればカンタンに書けるの?」
自分「まずは、会話文を作るんだ。自分と相手が普通に会話している文章を。あまり難しく考えないで、普段通りの会話を書けばいいからカンタンだよ」
相手「それで?」
自分「あとは、出来上がった会話文を、ひとつの文章に書き直せばいいだけ」
相手「どうしてそれで、人を動かす文章になるの?」
自分「会話文を書くことで、自然に相手の反応が取り込まれた文章になるんだ。すると、相手の立場に立った文章になるから、人を動かしやすくなるってわけ」
相手「なるほど! それなら出来そうだね」

読者の悩みは「HARM」で分析できる

人間の悩みごとには一定の分類があるので、簡単に見抜けます。
私はメンタリストとしての経験上、悩みの9割は「HARM」(ハーム)の四文字に集約され、分類できると考えています。

HARMの「H」は「Health」、健康のこと。ダイエット、外見の変化、病気、加齢など、心身にまつわる健康はすべてここに含まれます。

「A」は「Ambition」、野心や大望という意味ですが、ここでは「将来の夢」や「叶えたい希望」と解釈しています。理想の仕事、出世したいという願望なども含まれるでしょう。

「R」は「Relation」、人間関係。会社での人間関係、友人、知人、恋人、結婚、離婚も含めます。

「M」は「Money」、ずばりお金にまつわる悩みです。収入の増減、借金、年金、住宅の購入など大きな買い物も含まれます。

例えば、「H」の健康の悩み。

10代:ダイエット、身長、肌荒れなど主に外見にまつわるもの
20代:仕事などのストレスによる不調や肩こり、腰痛といったトラブル
30代:女性ならば出産。男性は体力の衰えや薄毛、肥満などの問題を抱え、フィットネスや健康食品
40代:内科系の病気、ガン保険
50代、60代:健康の悩み
70代、80代:「終活」

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