Written by Manabu Bannai

フリーランスは、値上げ交渉すべき話【無駄な仕事は、切るのが良い】

Freelance LIFE

こんにちは、マナブです。

フリーランス歴が4年目くらいです。
最近は法人登記しまして、いちおう経営者です。

先日に下記のツイートをしました。

あまり語られることがないけど、フリーランスは値上げ交渉すべき。そうじゃないと「自分のレベルが上がったのに、安い仕事を請け続ける」という状態になります。
コツとしては「方法①:付加価値を付ける/方法②:仕事を断る」かなと思っており、僕は「方法②」を選ぶことが多かった。後悔なしです

フリーランスの「収入アップ」に関するテーマです。
ここを理解しないと「忙しすぎる人生」になるので、ご注意ください。

フリーランスは、値上げ交渉すべき話


そうじゃないと「自分の安売り」になります。

フリーランスは、高速で成長する

フリーランスとして活動すると気づきますが、普通に「成長速度が早いかな」と思います。

というのも、1つの仕事を、全責任をおって完了しないとなので、スキル的にも、精神的にも成長するはずです。 1年くらいで、かなり熟練するはず。

1年ほど経過したら、値上げすべき

僕の場合は「半年おき」とかで交渉していましたが、値上げすべきですね。

当時の僕は「エンジニア兼マーケター」という仕事をしており、わりとスキルが高い方でした。大きな成果も出していたので、たぶんクライアントさんも満足していたはず。

なので、大前提として「まずはお客さんを満足させること」ですが、その後に「値上げ交渉」が大切かなと思います。

値上げ交渉のコツは、付加価値です

ネットで調べると「値上げ交渉するなら、対面が良い」といった情報がありますが、圧倒的に「適当だな」と思います。

対面で値上げできるなら、そりゃ対面しますよ。 しかし、フリーランスがベテラン経営者に対面交渉しても、丸め込まれる場合が多いはず。

僕はそんな感じだったので、論理的に攻めました。

付加価値を上げるには、仕事範囲を増やせばいい

方法は簡単で「より、広い範囲で働くこと」ですね。

当時の僕は「コンサル」という形で会社にジョインしつつ、実質的に「全ての事業に関わる」というポジションでした。なので、必然的にミーティングや、社内への指示出しも増えて、そして業務量も増える。

なので「ちょっと増やして欲しいです」と社長にメールしたところ、すぐに上がりました。

仕事範囲を広げるコツ

さらに深堀りします。
仕事範囲を広げるには「提案力」が大切です。例えば下記のイメージ。

  • エンジニアの場合 → サイトを作るだけじゃなく、お問い合わせ数の改善方法だったりにも言及する
  • デザイナーの場合 → デザイン修正するだけじゃなく、既存デザインの問題点を挙げ、修正提案する
  • マーケターの場合 → サイトからの売上アップ提案だけじゃなく、ビジネス全体としての改善案を出す

例えば上記です。
そして、ぶっちゃけ思いますが、大半の社員は提案しません。

なので、フリーランスとして関わりつつ、ガンガン提案した方がいいですよ。失敗しても、責任は経営者ですので。

こんなことを書くと怒られそうですが、とはいえ事実です。

経営者はリスクを取り、そして意思決定することが仕事なので、フリーランスとして関わるなら、ガンガン提案して、自己成長の機会を模索すべき。

微妙な案件は、途中で辞める

値上げ交渉のコツは2つです。

  • 方法①:付加価値を付ける 
  • 方法②:仕事を断る

先ほどに「付加価値の付け方」を解説しましたが、次に「仕事を断る」にも触れておきます。

というか、こちらの方が重要かもです。

スキルや収入が伸びない仕事は、切ろう

サイコパスに思われるかもですが、こちら大切です。

というのも「低スキルな仕事で、賃金も安い」という状態で継続したら、それはつまり「別のチャンスを失っている」ということですからね。

とはいえ、仮に「この案件をやっておけば、人脈的に価値あり」とかって思うなら続けるのもありです。

僕は、昔にすこし有名な人の仕事をしており、単価が安くても圧倒的にコミットしました。そしたら案の定で、別の仕事紹介とかも届いたので、見極めが大切ですね。

ポイントとしては「スキルが伸びる or 賃金が高い or 人脈に価値あり」の3つかなと思っており、全てに該当しないなら切るべき案件です。

値上げ交渉とセットで覚えるべきこと


大切なことは「スケジュールの余白」です。

わりと暇だと、チャンスがある

以前の僕は「フリーランスとして、企業さんから案件受注し、それでご飯を食べる」という感じでした。そして、基本的には「わりと暇」という感じでした。

常に「60%」の稼働を意識

イメージとしては6割の稼働です。 たまに「常にフルパワーで働きまくる」という人を見かけますが、それだと新しい仕事が入ってきませんよ。

少し余裕を持って働き、そしてSNSとかでも「忙しい」と投稿しちゃダメです。忙しい人に発注する経営者なんて、いませんので。

6割の稼働で、できるだけ多く稼ぎましょう。

暇人だと、フットワークが軽い

僕は暇していたので、たまに経営者さんとかとご飯に行き、そして「◯◯は楽しそうだよね」という話になり、そのまま案件が始まったりもしました。

スケジュール確認すると、相手は萎える

仮に「パツパツで働くフリーランス」だったら、たぶん「一旦スケジュールを確認します…」と言わないとですよね。

しかし、これを言うと相手は萎えます。

瞬発的に「いいですね。やりましょう。」と言える余白が大切。

成果を出している人ほど、フットワークの軽い暇人だったりします。

常に忙しすぎるなら、働き方を見直そう

ここまで読んで「たしかにそうかもだけど、、、自分は常に忙しいなぁ…」と感じる人がいるかもです。 そういった人は「働き方の見直し」が必須だと思います。

猛烈に働き、猛烈に働いていたころの話

昔の僕もそんな感じでした。 当時は月収80万くらいだったのですが、控えめにって「休みなしの10時間労働」という感じ。

収入が多かったので、多少は満足していたのですが、それと同じに「いつまでこれを続けるんだ…。というか、病気したらどうしよう…。」と考えました。

そこから徐々に働き方を変えて、いまは「余白のある人生」という感じになりました。
なので、忙しすぎるなら、働き方を変えていかないとです。

暇しつつ、フリーランスで稼ぐ方法

というわけで、暇になるコツを話すと「なるべく手を動かさないこと」です。
もしくは「動かなくても、稼げる状態を作る」です。

  • 手を動かさない   → 上流の仕事に移動する
  • 動かなくても稼げる → 積み上げの労働をする

上記のとおり。 エンジニアだった僕は、徐々に「Webディレクター」に移動しました。そして、最終的には年収1,8000万まで伸びました。

現在の僕は「ブログやYouTubeを積み上げる」という働き方なので、休んでも収入は継続します。最近は、安定して月800万くらいは稼げています。

なので、忙しすぎる人は、働き方の見直しも大切です。

経営者は教えてくれませんので、自分なりに考えたり、あとは稼いでる人の働き方を真似する感じだと、いい感じかもです。

それでは以上です。