プログラミングで稼げないから『スキルアップを目指す』という落とし穴

プログラミングを独学している人「プログラミングじゃ稼げない気がするな…。 独学で基礎学習したけど、そもそも仕事の取り方が分からないし、仕事が取れても分からない事があるので不安だし、お金の貰い方(見積)とかも全然分からぬ。いったいどしたらいいのか…。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- プログラミングで稼げない人に不足している事
- プログラミングで稼げない人がビジネススキルを学ぶ方法
- プログラミングで稼げないから”スキルアップを目指す”という落とし穴
現在フリーランスをしている僕ですが、一般的なエンジニアよりも営業知識を持っています。もともと営業はかなり苦手だったのですが、徐々に経験から学びました。
営業スキルが身についてからは、フリーランスとしての売上が安定するようになったので、その経験を踏まえ記事を書いていきます。
プログラミングで稼げない人に不足している事
結論からいうと、ビジネススキルです。
より具体的には”営業スキル”が不足している場合が多いかなと。
仕事の取り方は営業から学べますし、仕事が取れても分からないことがある不安はアウトソーシングを活用すれば解決できるし、見積作成は他社の例を真似すれば学べます。
じゃあどうやったら、収入に直結するビジネススキルを学べるのか?
その方法を考えてみます。
プログラミングで稼げない人がビジネススキルを学ぶ方法
答えはシンプルで、出来ている人を真似するのが良いかなと思います。
エンジニア系の人は周りにもエンジニアが多いと思いますが、意識的に営業マンに近づきましょう。
※言うまでもないけど、優秀な営業マンじゃないとNGです。
営業マンとの繋がりを作る方法
下記2パターンで考えます。
- その①:あなたが制作会社に在籍している場合
- その②:あなたがフリーランスとして活動している場合
その①:あなたが制作会社に在籍している場合
その①の場合は社内にいる営業マンに聞いてみればOK。
聞き方は単刀直入でいいかなと。
これだけである程度はアドバイスをもらえるはず。
また、その営業マンは個人で相談された案件を流してくれるようになるかもです。
その②:あなたがフリーランスとして活動している場合
次にフリーランスの場合。
僕はブログ経由で営業パートナーを募集していますが、ブログをやっていないなら、何かしら他業種と絡めるイベントが良いかなと。
エンジニアだと、プログラミング勉強会に参加しがちですが、実は他業種と交流した方がビジネスが生まれやすいと思っています。
また、営業マンの友達を増やす際に、自分が出来ること一覧とそれを売ってもらった場合のキックバックも用意しておくと尚良いです。営業マンとの交流からスキル的な考え方を学びつつ、自分の販売パートナーにもなってもらえるかなと。
プログラミングで稼げないから”スキルアップを目指す”という落とし穴
プログラミングで稼げない = スキル不足と考える人が多いです。
もし現在のスキルレベルが初心者(1年未満の学習)なら、更に学ぶのもありです。
しかし、現在の経験値が1年以上ならスキルレベルは十分なはずです。もちろん学び続けることは重要ですが、ノウハウコレクターになっても稼げません。
なお、スキルがあるのに実務経験が少ない場合は、がんがん案件をこなすべき。
案件をこなすことで、より多くのことを学べます。
お手軽案件ならクラウドワークスやランサーズで取れるし(月10万円くらいは簡単に稼げます)、コミット量多めの案件ならレバテックフリーランス(月30~50万円を目指す場合)とかにゴロゴロあります。
寝てても案件情報が届く時代は神なので、マーケットを見るという視点でも登録しておいて損はないかなと。
スキルをお金化できる期間は限られている
現在HTML/CSSのスキルを持っているなら、1ページをLPコーディングを安くとも3万以上で受注できます。
しかし、当たり前ですが、この先もこの状態が続くわけではありません。
どこかの会社がLPコーディングのツールを出すかもですし、そもそもLPというページが時代遅れになっていく可能性もあります。
『知識を得る→お金化する』サイクルは早めに回していったほうが吉です。
まとめ : プログラミングで稼げない ←問題と解決策があります
プログラミングで稼げない人
解決策:意識的にビジネススキルを学ぶこと。
シンプルすぎる事ですが、もともとは僕もできていませんでした。
というのも、ビジネススキル(営業スキル)などは自分の仕事じゃないと思っていたし、特に営業は泥臭くて好きじゃなかった。もっというと高飛車な考えがあって、泥臭い仕事は知識労働者である僕の仕事じゃないと思っていました…。
しかし、これは全然間違っています。
すべてを先入観なしで学ぶべきだし、スキルは掛け合わせで価値を増します。
エンジニアは営業が苦手な人が多いので、営業力があると差別化できます。
これを機に是非、ビジネススキル取得を目指してみてください。