【テク不要】Webサイトでコンバージョンを高める方法【実例付き】

Web担当者「Webサイトからコンバージョンしないなぁ。もっとコンバージョンを増やす為のテクニックを知りたいなぁ。」
こんな悩みを持つ方向け。
世の中にあるのは、コンバージョンを高めるテクニック集ばかりです。お客様の声を入れる、サイト速度を高める、協賛企業のロゴをいれるなど・・・。
確かに有効な方法ですが、、、一番大切なのは商品ですよね?つまり、魅力的な商品を作ればOK。さらに、申し込みのハードルも下げればなお良いです。
Webサイトのコンバージョンを高める方法
- ① 魅力的な商品を作り、
- ② 申し込みのハードルを下げる。
それでは順番に見ていきましょう。
① 魅力的な商品を作る。
無料に勝てるものはない。まずは自社商品を無料化できないかを考えます。
- Web制作パッケージ → 初期費用0円/1年間のサポート0円
- オンライン英会話 → 初回無料
- 旅行ツアー → 4名以上の申し込みで1名無料
次に考えるべきは返金保証です。満足しなかったら全額返金しますなど。「そんなことしたら返金が大変・・・」って思うかもですが、大丈夫。大半のお客さんは返金請求しません。
» 参考:「不満なら返品OK」なぜ増える?|働き方・学び方|NIKKEI STYLE
② 申し込みのハードルを下げる。
Webサイトのコンバージョンといえば次のとおり。
- 資料請求
- お見積り
- お問い合わせ
- LINEで友達追加
- 無料プレゼント
- 商品購入
- メルマガ購読
申し込みのハードルを下げるには、資料請求、LINEで友達追加、無料プレゼント、メルマガ購読を選ぶべき。特にお手軽さが高い『LINEで友達追加』はコンバージョン率が高まります。
よくある勘違い①:お客さんは質問なんてありません
お問合わせをコンバージョンポイントにおいているサイトが大半ですが、お客さんは質問なんてありません。
まずは資料請求をして、そこでやっと疑問が生まれます。なので、いきなりお問合わせフォームを設置してもお問合わせは入りません。
ちなみにですが、お問合わせフォームに行って質問文を考えるって結構疲れますよね。ちょっと想像して欲しいのですが、最近どこかのサイトでお問合わせしましたか? ほぼしないですよね。なので、お問合わせをゴールとしているサイトは改善すべきでしょう。
自分のサイトは特別だとか思っちゃダメです。
よくある勘違い②:Webに希望を求めすぎ
僕がお客さんに『コンバージョンポイントのハードルを下げましょう』と提案をすると、申し込みに繋がるお客さんだけ欲しいと言われることがあります。
いやいや、、、そんなのほぼ無理ですよ。
Webの基本は2ステップマーケティングです。
2ステップマーケティングとは、ハードルの低い入り口(資料請求やLINEでの友達追加)を用意しておき、そこに入ってきたお客さんを本当のゴール(商品購入)に導くマーケティング。
世の中の大半のWebサイトが苦労しつつ集客しているのに、美味しいお客さんだけ集めるとか無理です。できたらみんな真似してますので。
コンバージョンが高そうなWebサイトの実例紹介
続いて、多分成功しているなと思うサイト例をご紹介します。
ラクっと引っ越しナビ:無料書籍プレゼント
» 引越しラクっとNAVI | 引越しに関する情報&サービスが詰まったサイト
引っ越しする前に絶対読んでおきたい本という無料オファーがあります。ここはSEOのコンテンツマーケティングを軸にしているサイトですが、無料書籍プレゼントはSEOとも親和性が高いのでいいですね。
» 参考:【完全な初心者向け】SEO対策の基本をマルっとまとめたので、見てね
留学くらべ〜る:資料請求&留学診断
» 留学・ワーキングホリデーなら【初めてでも大丈夫!留学くらべ〜る】
資料請求と留学診断のコンバージョンポイントがあります。ここもSEOを軸にマーケティングしているサイトです。
記事内容にマッチした資料請求ボタンを設置。ボタンも大きくて目立ちますよね。
こちらが留学診断。こういった診断系は気軽に楽しめるのでコンバージョンしやすい。当たり前ですが、企業の狙いは個人情報を抜くことです。
ちなみにこういったSEOを軸としたサイト設計は僕の得意分野です。作りたいなって方いましたら、Webマーケティングコンサルティングの依頼ページをご覧ください(※宣伝おわり)。
Webサイトのコンバージョンを高めるにはLP(ランディングページ)が良いのか?
LP(ランディングページ)の方がコンバージョンしやすいなら、Webサイトいらなくない? こんなことを言われますが、結論は、適材適所です。
– | 即効性 | SEO最適化 | ブランディング |
Webサイト | 時間がかかる | ◎ | ◎ |
LP | すぐに効果がでる | ✕ | ✕ |
とはいえ、今後は公式サイトを持つメリットは減り続けると思います。SEO集客するといった明確な目標がある場合を除いて、名刺代わりのサイトなら作らなくて良いかなと。
Webサイト or LP、どちらがいい?具体例で考える。
- バレンタインデーに向けて特別チョコを売りたい → LPが良い
- ITに特化した人材紹介会社を作りたい → Webサイト&LPが良い
- 海外でシェアハウス運営を始めたい → Webサイトが良い
こんな感じ。
だいたいの場合において、WebサイトとLPはセットで使われる。
コンバージョン率が高そうなLP例①:リンゲージ
『女性ターゲットであること、安いことといった訴求が分かりやすいですね。ちなみに、ページ構成は『AIDCASの法則』。プラスの欲求に訴える方式です。
» 参考:心理学に基づいた『絶対に売れる』ランディングページの作り方
コンバージョン率が高そうなLP例②:すっきりフルーツ青汁
バカ売れしているという噂のサイト。ページ内で心理学が駆使されていることがよくわかります。あとはモデルを使いまくりで広告費のかけ方もスゴイですね。
» 参考:Webサイト制作時にペルソナを作成する理由と作り方。チートシート付
まとめ:最強のコンバージョンは、友人からの紹介である
Webサイトでのコンバージョンの高め方を解説してきましたが、とはいえ最強のコンバージョンは友人からの紹介です。しっかりとサイト運営をして、信頼やブランド構築するのが近道ですね。
最後にポイントをおさらいしておきましょう。
Webサイトのコンバージョンを高めるポイントまとめ
- 魅力的な商品を作り、申し込みのハードルを下げること。
- 資料請求、LINEでの友達追加、無料プレゼント、メルマガ購読はコンバージョンしやすい。
- WebサイトとLPは状況に応じて使い分けること。
- とはいえ、最強のコンバージョンは友人からの紹介。信頼とブランドが最も大切。
以上。
コンバージョン増加テクニックも知りたいぜって方にオススメな本も貼っておきます。
100%確実に売上がアップする最強の仕組み
この本の通りにコンサルすれば会社設立できるレベル。実績に基づいた内容なので信頼度も◎。
リスティング広告 成功の法則
リスティング広告は常にコンバージョン率との戦いです。リスティングを学ぶのにイチオシの一冊ですが、コンバージョン増加の考え方も学べます。