【簡単】未経験からWebライターになる手順【業界歴5年の僕が語る】

未経験からWebライターを目指している人「未経験からWebライターになる方法を知りたいな。今後はWebライターというキャリアを考えているので、具体的な手順を知りたいです。大まかな流れを把握して、自分でもできそうだったら、ちょっと動いてみようかな…。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 未経験からWebライターになる手順とは【存在しない】
- 全未経験のWebライターは、なにから始めるべきか
この記事を書いている僕は、Webライティングの業界歴は5年くらい。
過去にWebライターとしての仕事もやってきましたが、どちらかというとWebライターのディレクション業務に関わることが多かったです。
過去には、たぶん3,000本くらいはWebライターの原稿をチェックしてきました。そして、関わったWebライターの人数は、100名を超えています。
この経験から思うことは、「Webライターは未経験でもわりと稼ぎやすい」です。
未経験からWebライターになる手順もシンプルですので、本記事で深掘りしつつ解説しようと思います。3分くらいで読めますので、しばしお付き合いくださいm(_ _)m
未経験からWebライターになる手順とは【存在しない】
スイマセン、手順とか存在しないです。
やることは単純で、まずは仕事を取りましょう。
Webライターへの敷居は低いです
Webライターになるだけなら、ぶっちゃけ簡単です。
クラウドソーシング系のサイトをみたら、いくらでも案件が転がっていますので。
格安ライターが1万円を稼ぐ文字数で、高収入ライターは25万円を稼ぎます。
高収入ライターの特徴とは
Webライターになるのは簡単だけど、「高収入ライター」を目指すなら、しっかりと仕事に取り組みつつ、複数のスキル取得も必要になります。
※現時点だと難しく感じるかもですが、未来をイメージ出来たほうがいいので、あえて難しいことを書いています。
高収入ライターを目指す際の必須スキルとは
- WordPressの基礎知識
- SEOの知識
- 営業力と価格交渉力
上記のあたりです。
なお、WordPressやSEOといった知識は、ブログから学ぶことができます。ここは記事の後半で解説します。
そして、営業力とか価格交渉力は「【脱・搾取】Webライターの平均単価など存在しない【秘技を伝授】」で解説しています。参考までに目を通していただけたら、価格交渉とかのイメージが掴めると思います。
Webライターは、稼げる職業です
大半のWebライターは「副業で数万円の収入」という感じですが、やり方によっては月収100万を越えます。
Webライティング情報はTwitterから収集しよう
- 名もなきライターさん(@writer_noname):月収数百万のスーパープレイヤーです。ライティングのコツをTwitter発信してるのでフォロー必須です。
- とっとこランサーさん(@Tottokolancer):Webライター向けのノウハウや転職論を中心に発信しています。たまにセミナーとかもやっているので、素晴らしいです。
- 佐々木ゴウ先生(@goh_ssk):アカウントからいい人オーラが溢れているゴウ先生。Webライター向けのノウハウ発信をしつつ、講座もやっていますので感謝。
上記のあたりです。
みなさんWebライティング界のトッププレイヤーなので、いろいろと学びが深いです。
完全未経験のWebライターは、なにから始めるべきか
先ほど、「まずは仕事を取れ」と書きましたが、それじゃあ流石に適当すぎるので、もうすこし深掘りしていきますね。
未経験のWebライターがキャリアを始める手順
- 手順①:まずは仕事を取る
- 手順②:本を使い、基礎知識を学ぶ
- 手順③:仕事からの学びを発信する
順番にみていきましょう(`・ω・´)ゞ
手順①:まずは仕事を取る
繰り返しですが、いきなり仕事を取ってください。
大切なので、繰り返します。いきなり仕事を取ってください。
Webライティングとかって、実務から学べることが多いので。
本を読むのも大切ですが、実際に仕事した方が、確実に成長が早いですよ。
未経験のWebライターにオススメな求人サイト
基本的には上記3つでOKですね。
月収数十万クラスのライターでも、上記を使っていると思いますよ。
あとは、「サグーライティングプラチナ」というサービスもオススメです。
こちらはテストがあるのですが、合格すると高単価案件に応募できますよ、というサービスでして、テスト自体は無料なので、やってみる価値ありです。 いきなり合格したらラッキーですし、ダメだったらまた経験を積んでから再度チャレンジしたらOKですので。
» 無料で「サグーライティングプラチナ」のテストを受けてみる
※余談ですが、サグーライティングに限らず、大半のライティング案件は「受注前のテスト」があります。なので、「テストがある→この案件は面倒だな」と思うのは勘違いですね。
よくある質問:いきなりの仕事で、失敗したらどうするの?
大丈夫です、失敗しません。
というか、求人に応募して採用されたら、責任は「あなたと発注者」の半々に分散されますので、すべて自分の責任だと思わなくてOKです。
もちろん、「依頼された仕事を無視する」とかはNGですが、いわれた通りに納品まですれば、大きな失敗をすることはないですよ。
あと、もし仮に「品質が悪いです」とかって言われたら、それは発注側の責任でもあります。大半は「採用前にテスト」があるはずなので、そこを通ったなら自信をもって仕事をしたらOKです。
現時点でできる、最大限のことをしましょう。
完璧を求めて素振りを続けても上手くなりません。舞台に立つことも大切です。
補足:求人の応募するときのコツ
未経験であることは隠さなくてOKです。
むしろ、「未経験だけど、精一杯、努力します」と伝えましょう。
僕は過去に何度か未経験のライターを雇っているのですが、総じてみなさん真面目でした。もちろんスキル面で不足はありましたが、マニュアルとかで教育すれば、みなさんもりもりと伸びましたね。
人にもよりますが、未経験から採用→その後に2年以上のお付き合い、というライターさんもいまして、発注者の視点として「経験者=必ずしも優秀とは限らない」と分かっていますので、未経験でも大丈夫ですよ。
手順②:本を使い、基礎知識を学ぶ
繰り返しですが、まずは仕事をしましょう。
そして、仕事をしつつ、同時並行で、本からも知識を学びましょう。
学ぶべき知識とは
その理由は単純で、仕事の単価が上がるからです。
ここは未経験だとイメージしづらいかもですが、案件を受注するときに「WordPressのアップロード作業もできますよ」といった話をしたら、それだけで単価が上がったりしますので。
もしくは、案件に応募するタイミングで「SEOの基礎知識があります」といったメッセージを添えるだけで、受注確率は大幅にアップです。
WordPressの基礎知識を学ぶ方法
自分でブログを立ち上げましょう。
すこしお金はかかりますが、しっかり収入を増やしたいなら、初期投資は必須です。下記のとおりに進めたら、だれでも学べます。
WordPressを使ったブログの始め方、収益アップとSEOも合わせて解説
WordPressでブログを始めようと思っているが、どういった手順か分からない方向け。本記事では、WordPressを使ったブログの始め方を5ステップでまとめました。また、SEOノウハウも解説しているので、ブログから収益を上げたい方にもオススメです。これからWordPressでブログを始めたい方は是非ご覧ください。
なお、過去100名以上はライターさんとお付き合いしましたが、WordPressの基礎知識を持っている方は、全体の10%未満だと感じました。
WordPressの基礎知識なんて、1週間もあれば学べますし、それだけでWebライターとしての価値があがるのに、、、みなさん勉強してないですね。
つまり、ちゃんと勉強したら、Webライター市場で重宝されやすい(=つまり、継続的に稼ぎやすい)ということです。
SEOの基礎知識を学ぶ方法
まずは本を使って、全体像を学びましょう。
下記の記事を参考に、投資だと思って3冊ほどポチってみてください。
本でSEO対策を学ぶべき理由とオススメ書籍3冊【SEOは死んでない】
本を使ってSEOを勉強する価値とは?SEOなんてググればOK?SEO本なんていらない?いいえ、完全初心者は本を使うべきです。なぜなら、短時間で効率的に学べるため。検索できる、それはつまり疑問点がある程度明確である状態です。しかし、かなり抽象的な疑問点だったりするとそうはいきません…。そういった場合に本がオススメってことです。
3冊くらい読むと、SEOのリテラシーは向上しますので、その後に下記のページでも勉強してみてください。
SEO対策の完全マップ【入門・基礎・中級・上級:16記事で解説】
SEO対策の基本から応用まで学習したい方向け。当記事では、変化の激しいSEO 情報を基礎から応用までまとめました。限りなく網羅的にまとめましたので、これからSEOを学びたい人や現在学習中の人は是非ご覧ください。
上記は記事数が多めですが、ここをすべて理解したら、確実にWebライターとしての価値は向上しますので。すべて無料なので、読まない手はないですよ。
手順③:仕事からの学びを発信する
仕事をしつつ、本で学習をしつつ、さらに自分でも発信をしましょう。
先ほど用意したWordPressのサイトで、Webライターとしての学びや、もしくは自分の趣味について記事を書いていきます。 3〜6ヶ月くらいのWebライター経験があれば、ノウハウも溜まっていると思いますので、世の中への還元をしていきましょう。
ブログを書く際のコツ
手抜きして書くなら、書かないほうがいいです。
ブログを書くことで、「ブログ=あなたのスキルの証明」になります。
考えてみたら分かりますが、「ライティングできます」と言われても、相手からしたらいまいち信用できないですよね。 しかし、「ライティングできます。私のサイトは◯◯です。」と言われたら、発注者はあなたのスキルレベルを判断しやすいと思います。
更にいうと、「ライティングできます。私のサイトは◯◯です。WordPressで運営してまして、SEOも意識した結果、月間3万アクセスがあります。」まで書けたら、あなたの単価は爆上がりしますね。
※とはいえ、サイト運営を始めるのは、「未経験で仕事を取る→3〜6ヶ月は仕事を経験しつつ学ぶ→その後にサイト構築する」くらいの感じでいいと思います。すこし未来の話ですね。
Webライターは、ちゃんと取り組めば勝てる
ぶっちゃけ、大半のWebライターは「副業としてお金お稼げたらいいや…」くらいのモチベーションで働いています。 そして、残念なことに責任感のない人も数多く見てきました…。
完全にNGな仕事の仕方
- 発注したのに、連絡が返ってこない。
- 納期に遅れそうになると、言い訳をする。
- 3ヶ月契約なのに、1ヶ月で辞めていく。
こんな感じで、発注側も消耗していたりしますので、みなさん「信頼できるライターを探している」という現状があります。
信頼できるライターの特徴とは
- 返信が速い&丁寧である。
- 納期に遅れない。むしろ早めに納品される。
- 契約期間を守る。個人的な事情の言い訳をしない。
上記は、どれも「当たり前のこと」なのですが、悲しいことにWebライティング業界だと、適当に仕事する人も多く、、、残念ですね。
とはいえ、裏返して考えたら、「しっかり真面目に取り組むことで、信頼を勝ち取ることができ、継続的に稼ぎやすい」とも言えます。
最後に補足:収入の目安を書いておきます
いきなりバリバリ稼ぐとかって無理なので、目安は下記です。
経験年数 | 文字単価 | 原稿1本の単価 | 時給換算 |
0〜3ヶ月 | 0.6円〜0.8円 | 1,800〜2,400円 | 720円〜1,200円 |
3〜6ヶ月 | 0.8円〜1.0円 | 2,400〜3,000円 | 960円〜1,500円 |
6〜12ヶ月 | 1.0円〜1.5円 | 3,000〜4,500円 | 1,200円〜2,250円 |
12ヶ月〜 | 1.5円〜 | 4,500円〜 | 1,800円〜 |
※注1:記事1本で3,000文字と仮定しました。業界的にこれくらいが平均です。
※注2:記事1本で、2〜2.5時間くらいの執筆時間と仮定しました。
ざっくり上記のとおり。
当たり前ですが、最初の3ヶ月とかは稼げないです。 そして、みなさん3ヶ月以内に辞めていき、「Webライターなんて稼げないよ」みたいな愚痴を言ったりしています。
当たり前ですが、最初から稼げる訳はないので、徐々にスキルアップして、自分ができる仕事領域を増やし、単価も上げていきましょう。
1年くらい続けたら、生活費レベルなら稼げるようになっていると思います。 1年で月20万ちかくの副収入が作れるのは、わりと素晴らしいと思います。これを機に、チャレンジしてみるといいかなと思います。
未経験のWebライターにオススメな求人サイト
- ランサーズ
- クラウドワークス
- SOHO:フリーランス向けの求人サイト
- サグーライティングプラチナ ※テスト合格すると、高単価案件を獲得できます。