Written by Manabu Bannai

Web制作を丸投げすると『テキスト作成』で失敗する【実体験を語る】

PROGRAMMING

経営者「Webから売上をもっと伸ばしたい。先日会った営業マンは、SEO+UI/UXの改善で売上がアップすると言ってたな・・・。
SEOやUI/UXはよく分からないけど、とりあえず発注してみようか・・・。わからないのでプロにお任せすれば全部完了するはずだし・・・。」

こんな感じで丸投げ発注すると失敗します。

名刺代わりのWebサイトなら丸投げでいいけど、売上アップに繋げるWebを作るなら社内協力は必須。というか、テキスト作成面で社内負担がかなり大きいです。

数多くの受託開発をやってきたけど、テキスト作成部分で進捗が止まります。その経験をもとに、Web制作の発注側が知っておくべきテキスト作成の重要性を語ります。

Web制作は丸投げできても、テキスト作成は丸投げできない


冷静に考えてください。あなたのサービスを一番知っているのはあなたです。テキスト作成まで制作会社に丸投げすると、当たり障りのないサイトができます。

売上アップがどうでもいいなら、ずべて丸投げでOK

Web制作会社がテキストを作るのもいいですが、それによって完成するのは当たり障りのないサイトです。

じゃあ、当たり障りのないサイトから売上が発生するか?
答えはNOです。

というわけで、売上アップを目指すなら、社内でテキスト作成が必須です。

効果的にWebページをライティングする方法


とはいえ、「テキストは全部よろしくです〜」と言われても何をしていいかわからないですよね。

どうやって進めるかというと、ページ単位で目的を明確化することです。このあたりは制作会社によってやり方が異なりますが、僕のやり方で解説しますね。

  • STEP1. 目的の明確化
  • STEP2. ページ内に掲載する情報を箇条書きにする
  • STEP3. 正しい日本語に置き換える
  • STEP4. デザインや画像挿入して完成

具体例で考える:オンライン英会話サービスの場合

例えばオンライン英会話サイトの「About(サービスの強み・特徴)」ページを例に考えます。

まず、ページの目的は『他社との違いを明確化して、強みをアピールすること』になります。次にページに掲載する情報ですが、次のような流れが最適です。※このあたりは競合サイトなどをみつつ考えると良いです。

  • 強み3つ
  • 強みの解説&証明
  • 他社との比較
  • 体験申し込みのリンク

こんな感じで良いかなと。
あとは、強みを明確化しつつ、ライティング作業に入ります。文章の骨組みが出来ていれば、あとは簡単ですね。テキストが出来たら、制作会社に投げて、デザインやタグを調整しつつ公開してもらいましょう。

※補足:場合によってはテキスト作成(マーケティング部分)には完全ノータッチの会社も多いです。Webから売上を伸ばしたいなら、マーケティング部分も対応できる会社を選ぶべきです。

Web制作を丸投げするなら、何もしないほうが良い。


受託制作している僕がいうのもおかしいですが、丸投げして楽しようって感じなら、たぶん何もしないほうが良いです。

Webは頑張れば有力な集客ツールになりますが、あくまでも頑張ってこその話です。中途半端な金額、中途半端なやる気、中途半端なコミット量だと、結果は失敗します。過去に何度も見てきたので、ほぼ間違いないです。

Webで成功するには担当者の努力が必須

中小企業なら社長さんの場合が多いですが、Webを学びつつ、思いっきり頑張らないと、結果が出づらいです。特にテキスト作成部分(自社の強みの明確化など)は社内協力がないと、ほぼ失敗する領域ですので・・・。

というわけで、結論のまとめ。

  • 名刺代わりのWebサイトなら、丸投げでOK
  • Webから売上アップしたいなら、社内協力がないと無理ゲー
  • 楽して、Web作って、儲けるって考えだと、ほぼ失敗します

こんな感じです。
お金は大切にしましょう!

参考図書①:ウェブ担当者1年目の教科書

僕は読んでいないけど、たぶんこのあたりに目を通しておくと良いです。

参考図書②:100%確実に売上がアップする最強の仕組み

Webを使ったダイレクトマーケティングの仕組み本。売るためのWebが分かるようになるのでオススメ。難易度は少し高めです。

※P.S:無料メルマガで発信中:過去の僕は「ブログ発信で5億円」を稼ぎました。次は「30億円」を目指します。挑戦しつつ、裏側の思考を「メルマガ」から発信します。不満足なら1秒で解約できます。無料登録は「こちら」です。