Written by Manabu Bannai

最近読んで『顔面パンチをくらった本』|自分の首に値札をぶらさげるような生き方はやめろ!

BOOKS

セブ島には変わった人がいっぱいいます。
いくら東南アジアの市場が伸びてるといえど、現段階で日本を飛び出して、現地で働いている人はどう考えてもマイノリティです。ぼく自身もセブ島で1年半の期間を過ごし、多くの人と出会いました。世間一般から見たら変わり者だらけです。

しかし、ある日変わり者の領域を遥かに超える人物に出会いました…。

その方は、高校を卒業すると同時に、日本への見切りをつけてアメリカへ渡ったそうです。しかし、全くと言っていいほどお金が無かったため、夜の店のドライバーや危ない物の運搬作業でお金を稼いでいたといいます。

その後、諸事情によりアメリカビザが無くなったために、日本へ帰国したそうです。日本への帰国後は、●●のビデオを大量に販売し、月に数百万を稼いでいたと言います。その後、それが警察にバレて、いろいろ大変だったとか。。といった感じで波瀾万丈な人生を送っている方です。※色々事情があって、現在この方とは疎遠になってしまっているのですが、今だに色々と感謝をしています。

詳細に書こうと思ったのですが、放送禁止用語が多すぎて書けないことに気づいたので、このあたりでやめておきます。

それで本題です。
その方に、1冊の本を薦められました。

狼たちへの伝言 落合 信彦 (著)

顔面パンチをくらったような衝撃を受けました。
Twitterでも何度か書いてるのですが「最高の本!!!」です最高って言ってもなにが最高なのかわかりませんよね。でも、最高としか言い表せない本です。

松尾芭蕉が松島を見て次のように言いました。
「松島や ああ松島や 松島や」
Twitterで松尾芭蕉はこの句を詠んでいないとのご指摘をいただきましたので訂正します。記事で伝えたかったこととしては、あまりに驚いて言葉がでませんでしたというニュアンスです。

すごすぎてパンチをくらう感じです。いくら文章にしても伝わらないので、もくじをご紹介します。

1. 生きるということは攻めることだ。防御的な人間におもしろいヤツなんていない。 

2. 悪しき平等社会、ニッポンにいると他人ばかり気になる。しかし、自分の首に値札をぶらさげるような生き方はやめろ! 

3. ケネディは雪のニューハンプシャーでキックオフした。ほんとうに死んでもいいという覚悟がなければ、真の政治家にはなれない。 

4. 負け犬は誰も相手にしない!「負けたけど、よくやった」なんてのは日本人だけのメンタリティーだ。

5. “愛”という言葉を口にできる政治家が日本に一人でもいるか?そこに我々の不幸の根源がある。

6. テロなんて関係ないとばかりノー天気海外バカンスがブームだが、“いま”世界は少しも“平和”なんかじゃない。 

7. イイ女を抱きたかったら、DCブランドに身を包むよりエキサイティングに生きることだ! 

8. 外国人はコミックをむさぼり読む人間をインテリとは認知しない。世界を目ざすなら、そのことだけでも知っておけ!

9. 女どもに「やさしい男が好き」などといわれえてヤニ下がっているヤツは、人生でも必ず負け犬になる。 

10. 苦しみも悲しみも人生のスパイス、自分自身の二本の足で立つしかない! 

もくじである程度伝わるかと思いますが、とにかくパンチ力のある本です。本当はもっと紹介をしたいのですが、自分の文章力が無さ過ぎて萎えました。とりあえず、筆者の落合さんのいうことは正論すぎて震えます。日本で生ぬるく生きている方はぜひ読んでみてください。

その後、落合さんが気になったので、筆者の本をいつくかポチりました。そのうちブログでレビューします。
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