Written by Manabu Bannai

【仕事がつまらないあなたへ】作業の先に成長はないということ

THOUGHT

フィリピンで仕事をはじめて4ヶ月。
仕事をしていていろいろ考えることがあったので記事にします。

作業と仕事のちがい

たまに、以下のような話を耳にします。

『なんでこんなことをしなくちゃいけないんだ…。』
『これは自分の仕事じゃない…。』

上記のようなことを考えた時点で、それは『仕事』ではなく『作業』にかわります。ここでいう仕事とは、なにかビジネスを作っていくうえでするべきこと。作業とは言葉の通り作業です。頭を使わずに単純作業を繰り返していくだけ

作業をしても、なにも上達はありません。
上達のない作業に時間をかけることは人生の無駄遣いです。

今回の記事テーマは以下です。

作業をしている人の思考回路を考えてみる。

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『なんでこんなことをしなくちゃいけないんだ…。』
『これは自分の仕事じゃない…。』
上記の言葉からは『視野の狭さ』『実力のなさ』がわかります。

では、順番に考えていきます。

『なんでこんなことをしなくちゃいけないんだ…。』という人の思考回路

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ビジネス全体を考えたときに、自分の仕事が意味することを理解できていない人です

やっているビジネスが大きくても、そのビジネスを細分化していけば、それは小さなタスクになります。そのタスクを、ビジネス全体から派生したタスクと認証できる or できないかで決まります。一見すると単純作業でも、その単純作業はビジネスを回していくうえで必須のものである可能性は多いにあります。

しかし、視野を狭めてしまうと、それはただの単純作業となります。

ここで視野が狭まると、責任感のなさにも繋がります。
ただの作業だから適当にやればいいや、といった思考です。
ほんとに悪循環。

『これは自分の仕事じゃない…。』という人の思考回路

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理想と現実のギャップを理解できていない人です。
自分のスキルは高いと認識しつつも、まわってくる仕事のレベルに萎えてしまっているタイプ。

本当にスキルが高いなら、それを経営者や上司にアピールすべきです。アピールできるような証拠や実績がないなら、レベルの高い仕事をすることは不可能です。

経営者にとって、スキルが高いかどうかわからない人に大きな仕事を任せるのはリスクです。

というか、自分のスキルが高いと思うなら、さっさと既存の仕事を片付けるべきです。そのうえで、別の仕事を提案していくことが正しいです。既存の仕事も終わらせずに文句いう人は『ただのわがまま』です笑。

会社に迷惑なのでやめましょう( ◜◡‾)b

「そうはいわれても単純作業にモチベーションあがらんでしょ。」

上記のような意見をいわれそうな気がしました。
しかし、単純作業でもモチベーションを保つことは簡単です。
その点に関して書いていきます。

単純作業と感じる仕事のモチベーション管理

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仕事のモチベーション管理において、以下3つにわけて考えます。

  • スキル面
  • 実績面
  • 給料面

まず、スキル面に関して。

たとえば、いまの仕事がデータ入力だったとします。膨大なデータをエクセルに打ち込むだけ。まじでだるいし、これこそ作業でしかないように思えます。

しかし、考え方次第でそれはスキルアップに繋がります
企業はお金を払って人を雇っている以上、無駄なデータ入力はさせません。経営において必要な情報なので、それをデータ化しています。

僕だったら、このデータはなにに使われるかを調べたり、自分なりにデータ分析をしてみます。データの使い道を考えたり、データ分析をすることで、十分にスキルアップに繋がります。もしそこで、データ分析のスキルが認められたら、キャリアアップにも繋がるかと思います。

次に、実績面に関して。

再度、データ入力の仕事を例に考えていきます。
たとえば、自分と同じポジションに5名の社員がいたとします。
会社としては5名分の人件費がかかっています。

そこで、自分の仕事を最大限効率化し、5名でやっていた仕事を4名で完了できる仕組みやシステムを作ったとします。たったこれだけのアクションで、社員1人分のコスト削減に成功したという実績が手に入ります。

さいごに、給料面に関して。

これは実績面の話と関連しています。
たとえば、5人で行なっていた作業を4名体制で完了できる仕組みを作ったとします。

その際に、社員1人分の人件費(月25万円と仮定)が削減できました。この実績をもとに企業側へ給料交渉ができます。

一般的には、「自分の粗利益の3分の1が給料」といわれています。自分が生んでいる利益と、コスト削減の実績をもとに給料交渉をしましょう。

以上です。
いろいろ思ったことがあったので、だらだらと文章を書いてしまいました。仕事のつまらなさを嘆いている人に届きますように( ◜◡‾)