【自分=無意味】仕事で心が疲れたら、薬としての哲学書を読むべき話
無我夢中で仕事に取り組むと、ふとした時に心の疲れを感じる。無我夢中で仕事が出来る時は良いとき。仕事があることは幸せだし、無我夢中になれたら充実している証拠でもある。
でも、そういった時はついつい短絡的に考えてしまう。無我夢中になった結果、目の前しか見えなくなって、将来的に予想できる困難がわからなくなる。
こういったときは心のゆとりが足りていません。記事では心にゆとりを持つことの重要性と、薬としての哲学書を読むメリットを書きました。
仕事の効率ばかりを追い求めると、心が疲れてくる話
ビジネスをするなら効率の良さ、費用対効果を考えなくてはいけない。これは正しいことだけど、あくまでビジネスにおいての話。
人生に当てはめると、効率の良さ、費用対効果は重要じゃない。考えてみれば当たり前のこと。
効率の良く生きるなら恋愛なんてせずにお見合い結婚がいいし、費用対効果を考えるなら、今の時代は子供は産まない方がいい。経済成長してる国で子供を産みまくるのはありかも。でも、当たり前だけどそんなことする人いないですよね。
心が疲れたときに哲学書を読む。すると、心にゆとりを作れる。
いってしまえば哲学書とは無駄なもの。基本的には人生に役だ立たないし、お金も儲からない。ただ、人間の根本的な問いをずらずらと長文で解説しているだけの文字列です。
自分は無駄な存在だと気付ける
無我夢中で仕事をしていると自分の価値を感じてしまう。仕事があるということは、自分が必要とされてると捉えること出来るし、なんだか価値を生んでる気もする。でも、冷静に考えると次のとおり。
- 仕事がある:需要と供給が一致しただけ
- 価値を生んでいる:価値ってなに?価値という言葉は抽象度が高すぎる
ちなみに、世の中の価値とGDPを紐付けて考えるなら、世の中のITサービスがGDPにうまく反映できていない時点で、指標としてどうなの、と思います。
GDPは進歩の計算も苦手だ。コンピュータ、カメラ、電話は洗練されたが数字には反映されない。さらに、無料の製品となると、経済の縮小という評価をもたらしかねない。例えば、スカイプのような無料電話サービスは、通信企業の収益を大幅に損なっている。加速度的な進化にもかかわらず、情報部門がGDPに占める割合はインターネットがまだ普及していなかった25年前から変わっていない。
引用:隷属なき道
仕事の重要性は下がりつつけるので、人生の充実度を優先したい
ぶっちゃけ現代は十分に満ち足りている。
なので、個人的にはこれ以上に何かを生み出す必要はないと思っています、
とはいえ、生活するお金は稼がないといけないので仕事はするけど、あくまで仕事は仕事。人生の一部でしかない。
なので、仕事で心が疲れた状態は損をしている状態。最近は働きすぎなので、定期的に哲学書を読んで、自分の無意味さを噛み締めようと思います。
以上、独り言でした。
参考図書①:史上最強の哲学入門
哲学書の入門編として最適。色々な哲学者が出てくるので、気に入った人の本を読んでみるのがいいかもです。
参考図書②:隷属なき道
僕の中での2017年度ベストセラー。読んでいたらメモすべき箇所が多い過ぎて大変でした。イチオシすぎる一冊です。
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