Written by Manabu Bannai

【初心者向け】効果の出るランディングページの作り方+外注方法の解説

MARKETING

ランディングページの作り方を知りたい人「ランディングページの作り方を知りたい。これから自社商品を販売していきたいけど、どういった感じでランディングページを作るべきだろう? ITはあまり得意じゃないので、初心者にも分かりやすい解説を読みたいな。 あと、自分で作る訳じゃないので、外注方法も合わせて知っておきたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • ランディングページを作る際の3つの手順
  • 効果の出るランディングページを作る方法

この記事を書いている僕は、Webマーケティング歴が6年ほどです。

僕の実績(記事の信頼性担保の為に公開)

  • [Web集客]の検索キーワードで1位
  • このブログの広告収益は月100万円以上
  • 個人で企業向けにWebコンサル業をしている

こんな感じ。
Webの集客を専門としており、とくに”売上に直結するWeb運用”を経験してきました。また、『Webの目的=売上を伸ばす事』と考えており、PDCAを回しつつ、数字を伸ばすのが大好きです。

こういった背景の僕が、本記事では”効果の出るランディングページの作り方”と”外注方法”セットで解説します。

ランディングページを作る際の3つの手順


次のとおり。

  • 手順①:解決できる問題を明確にする
  • 手順②:ランディングページのゴールを明確にする
  • 手順③:心理学に沿ってコピーライティングする

具体例を使いつつ解説します

ロジックだけだと分かりづらいので、僕が運営に携わるプログラミングスクール『iSara』を例にして解説します。

» iSara[イサラ]|バンコクのノマドエンジニア育成講座

iSaraとは、ノマドプログラマーを育成するプログラミングスクールでして、要するに『プログラミングを学んで、ノマドとして自由に生きましょう』というコンセプトです。

この商品を売ると仮定しつつ考えていきます。

手順①:解決できる問題を明確にする

解決できる問題は次の2つ。

  • 問題(1) プログラミング学習方法が分からない
  • 問題(2) プログラミングを身につけて自由に生きる方法が分からない

問題(1)を解決するプログラミングスクールは多いですが、問題(2)にフォーカスしているスクールはかなり少ないです。

とはいえ、人にもよりますが、プログラミング学習のキッカケって、「自由に生きたい」とか「営業したくない」といったニーズが多いのかなと思っています。当たり前ですが、ある日突然「そうだ!プログラミングを学ぼう!」とはならないわけなので…。

こういった感じで、まずは『解決できる問題点』を明確にすべきです。
なお、『問題解決に繋がらない商品 = 自己満な商品 = 売れない』といった感じになりやすいので、お気をつけてください。

手順②:ランディングページのゴールを明確にする

iSaraの例でいうと、”資料請求”です。

よくある間違い:お問い合わせがゴールはNGです

よくある間違いは、ランディングページのゴールを”お問い合わせ”にすることです。

お問い合わせって心理的ハードルが高くて、『①疑問を考える→②疑問をテキスト化する→③フォームに入力して送信する』といった流れが必要になります。基本的には①の部分で離脱されるので、お問い合わせをゴールにするのは良くないですね。

じゃあ、LPのゴールは何がいいかというと、『資料請求 or メルマガ登録 or 割引購入』などです。

資料請求とメルマガ登録なら”メールアドレスを入力するだけ”でOKですよね。
割引購入だと、「商品を安く買えるなら、、、情報入力するか」という心理にあなります。

こういった感じで、お問い合わせのハードルを下げてあげるか、もしくはその場で購入するメリットを打ち出してあげることが大切ですね。

このあたり詳しくはWebサイトでコンバージョンを高める方法【実例付き】で解説しています。

手順③:心理学に沿ってコピーライティングする

AIDCASの法則 or PASONAの法則がオススメです。

人間が動くときは2つありまして、”気持ち良い時”と”痛みを避けたい時”です。
AIDCASは、気持ちよさ(プラスの欲求)を刺激するためのコピーライティングで、PASONAは、痛みから逃れること(マイナスの欲求)を刺激するためのコピーライティングです。

AIDCASの法則:プラスの欲求に訴えかける

# Attention(注目)
- 認知:商品ページに入る前の話。注目を与えサイトへの誘導をはかる

# Interest(興味)
- 興味をもってもらうために「プラスの欲求」にアプローチする

# Desire(欲求)
- 欲しくなってもらえるように「プラスになれる」根拠を示す

# Conviction(確信)
- 確信してもらえるように購入直前の不安を取り除く

# Action(行動)
- 購入ボタンを押してもらえるように最後のひと押し

# Satisfaction(満足)
- 購入後の話。同梱物の工夫など。

PASONAの法則:マイナスの欲求に訴えかける

# Problem(問題提起)
- 認知:こんなことで困っていませんか?とお客様の不安を提示。

# Agitation(問題点のあぶりたて)
- そのまま放置しておくとこんな大変なことになりますよ、と問題点をあぶりたてる。

# Solution(解決策)
- そこで解決策を紹介しましょう。商品名は...

# Narrow Down(絞り込み)
- 今だけ、こんな特典がありますと、今すぐに購入していただけるように促す。

# Action(行動)
- いざ、購入へ。

これは具体例を見たほうが分かりやすいと思います。

AIDCASの法則を使って、”プラスの欲求”を刺激しているランディングページ

» クーリア ハッピーメイクダイアリー 2018 手帳の通販
※なりたい私になれる手帳です。この手帳を使えば、不思議と目標達成できるというコンセプトが分かりますね。

PASONAの法則を使って、”マイナスの欲求”を刺激しているランディングページ

» キューズベリー / おんぶ抱っこひも
※抱っこがすごく”楽”になる商品です。抱っこの辛さを、この商品で解決できることが分かりますね。

こんな感じ。
以上が、ランディングページを作る際の3つの手順です。

次の項目では、効果の出るランディングページを作る際の”内製化” or ”外注”についてお話します。

効果の出るランディングページを作る方法


方法は2つあります。

  • 方法①:独学しつつ、ひたすらPDCAを回す(時間がかります)
  • 方法②:専門家に相談する(お金がかかります)

方法①:独学しつつ、ひたすらPDCAを回す(時間がかります)

基本的にはこちらがオススメ。
その理由は、内製した方が、改善速度が早くなるから。

僕の周りをみていると、なんだかんだで売上を伸ばしている会社は、内製化してマーケティングしているように見えます。

なので、どうしても時間がないなら、最初だけ外注するのもありですが、、、将来的には内製化するという方針を持つほうが良いかなと思っています。

なお、独学する際には本を読むべきです。
オススメは【プロが語る】ランディングページの作り方を本で学ぶ方法【厳選6冊】にまとめています。

方法②:専門家に相談する(お金がかかります)

大半の会社さんはこちらを選びますね。
※繰り返しですが、将来的には内製化という方針を持つのがオススメです。

専門家に相談する際は、「ランディングページを作りたいです」という相談よりも、「Webを使って売上を伸ばしたいです」いう感じで相談した方が良いかなと思います。

というのも、Webで商品を売る方法は他にもいろいろありますので。

外注予算:30万以上はかかります

予算感としては、30万以上はかかりますね。

高いところでLP制作が100万円、安いところだと7万円といった感じです。
しかし、7万円の会社がしっかりとマーケティングの設計まで見てくれるはずがないので、まぁ30万円〜という感じかなぁという印象です。

なお、相談する前にはWeb集客の全体像も学んでおきましょう。
このあたりは下記で解説しています。
» 【超初心者向け】Web集客の基礎から応用までガッツリまとめました。

まとめ:ランディングページを”作るだけ”なら簡単です


記事のポイントをまとめます。

  • ランディングページの作り方は3つの手順があります。
  • ①解決できる問題を明確にする、②LPのゴールを決める、③コピーライティングする
  • 効果の出るLPを作るには、独学してPDCAを回すか、専門家に相談するのがオススメ
  • とはいえ、専門家に丸投げはNGで、外注するにしても、将来的には内製化するほうが良いです
  • LPを”作るだけ”なら簡単です。でも、売れるLPを作るには、戦略・ロジック・改善が必須です

こんな感じ。

繰り返しですが、外注して丸投げしても良いものはできません。
外注するにしても、将来的には内製しよう、という気持ちが必須かなと思います。

というわけで、今回は以上です。
最後に宣伝ですが、僕もLP制作を引き受けておりまして、30万円〜といった予算感で引き受けております。将来的な内製化も考慮しつつお話しできるかなと思いますので、お気軽にお問い合わせください。
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