Written by Manabu Bannai

ランサーズで受注できない原因を特定し、明確化&テンプレ化したよ!

Freelance LIFE

新米フリーランス「ランサーズで仕事が受注できない。フリーランス的に副収入を得たいけど、、、どうしたらいいんだ…。ヘルプ!!!」

こういったフリーランス or 副業ワーカー向け。

本記事では、ランサーズで受注できない問題点を明確化したあとに、効率的に仕事を探す方法、更には受注に繋がる提案文書をテンプレ化して公開しました。

僕はランサーズ含めクラウドソーシングを3年以上使っています。日本でクラウドソーシングが流行り始めたのが2014年くらいなので、2017年現在で3年使っている層はかなりレアなはず。3年で貯まったノウハウを元に執筆していきます。

なお、本記事の方法で友人の案件取得サポートをしたところ、1ヶ月10万円程度の案件を一発受注しました。なので、記事として価値はあるはず!!

というわけで見てきましょうー=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ

※基本的にはプログラミング案件の視点で書いていますが、でも他でも当てはまります。自分の得意分野カテゴリに置き換えつつご覧ください。

なぜ、あなたはランサーズで受注できないのか? → 3ナシだから。


なぜなら、実績なし、信頼なし、経験なし、3ナシ状態だから。なので、基本的には受注できない状態が当たり前です。

たまに『2件くらい提案したけど受注できなかったので諦めた』みたいな話を聞きますが、甘ったれちゃいけません。少なくとも20件は提案しましょう。そこから1件受注できれば良いかなと思います。

サラリーマンとフリーランスは別世界

サラリーマンが固定給を貰えるのは、会社に一定期間骨を埋める覚悟があるから。クラウドソーシングで働くワーカーはサラリーマンの給料と自分の給料を比較しても意味なしです。

サラリーマンの魅力は固定給、フリーランスの魅力は複数社からの受注です。人それぞれ好き嫌いがあると思いますが、時代の流れを考えると稼ぐスキルは必須かと。

なお、ランサーズで受注率を上げる方法の1つに『チームを作ること』があります。これは僕も作ろうと思っており、詳細はランサーズの格安単価で消耗しない方法、それはチームを作ることです。にまとめています。記事を読んで気になる方はお問い合わせくださいませ。

ランサーズで効率的に仕事を受注する方法【プロジェクト案件を狙うべし】


ランサーズにはタスク案件とプロジェクト案件がありますが、ある程度(月5万以上)稼ぎたいなら、タスク案件は無視すべき。単価が安すぎです。なので、本記事ではプロジェクト案件に特化して解説します。

プロジェクト案件を効率的に受注するには、次の3点を抑えましょう。

  • その①:発注率の高いクライアントを選ぶこと → 発注率が低すぎると時間のムダ
  • その②:日本語に問題のないクライアントを選ぶこと → 依頼文の日本語がおかしい人はNG
  • その③:相手が気持ち良いと感じる提案文を作ること → 最重要、マーケティング思考の話

前提条件:フリーランスは仕事を選べる立場です。

まず覚えてほしいこととして、フリーランスは仕事を選べます。

サラリーマンだと言われた仕事は断れませんが、フリーランスは別。断った場合はもちろん収益0円ですが、ストレス溜めつつ働くより良いかなと。この前提条件を頭に入れつつ続きを見てきましょう。

その①:発注率の高いクライアントを選ぶこと → 発注率が低すぎると時間のムダ


ランサーズの仕事詳細画面でクライアントの発注率を見ましょう。当たり前ですが、次のことを頭にいれるべき。

  • 発注率10%のクライアントに10回提案:受注は1件
  • 発注率80%のクライアントに10回提案:受注は8件

小学生でも分かりますよね。
発注率が50%以下なら要注意ですね。普通に使っていれば50%以上はキープできるはずなので。ちなみに、僕が使っているランサーズアカウントは発注率70%を超えています。

その②:日本語に問題のないクライアントを選ぶこと → 依頼文の日本語がおかしい人はNG

案件を見ていると、日本語が雑だったり、分かりづらいクライアントがいます。
結論として、それは避けるべき。

なぜかというと、クラウドソーシングってただでさえテキストでのやり取りが多いのに、日本語がヘタなクライアントってマジでドンマイです。チャットでコミュニケーションしている間も時間を消費しますよね?そのチャットが多ければ多いほど、あなたの時間は奪われていき、最終的な利益率が減っていきます。

なので、日本語が分かりやすいクライアントを選びましょう。

その③:相手が気持ち良いと感じる提案文を作ること → 最重要、マーケティング思考の話

ここが最重要ポイント。
ランサーズに仕事を発注するクライアントは様々な問題点を抱えています。

クライアントのニーズ例

Webサイトの作り方が分からない。社内でプログラマーがいないから外注したいな。予算は少なめだけど、売上UPに繋がるサイトが欲しいなぁ。

これを切り分けてみます。

  • ① Webサイトの作り方が分からない
  • ② 社内でプログラマーがいないから外注したい
  • ③ 予算は少なめだけど、売上UPに繋がるサイトが欲しいなぁ

①と②は健在ニーズでして、③は潜在ニーズである場合が多いです。
簡単に説明すると、①や②は仕事の募集詳細に書かかれているけど、③はコミュニケーションしてみて初めて聞き出せるニーズのこと。なので、③まで引き出してあげて、そこにも最適な提案ができれば受注確定です。

そんなことは難しいと思いますか?
そうでもないですよ、テンプレで解決します。

ランサーズで受注率の上がる提案文のテンプレ公開


次の3点でOK。

  • 自己紹介:信頼できる情報を書く
  • 提案:発注者のニーズを汲み取る
  • 付加価値:自分に頼む価値を明確化

具体的な案件で提案文を書いてみましょう。
今回は参考サイト(HTML)と全く同じにWPで制作できる方という仕事を例に提案文を考えます。まず、依頼文は下記のとおりです。

依頼の目的・背景

当方にて、半分以上は制作しておりますが、他の納期もあり間に合わないのでご依頼致します。
参考サイトはHTMLにて制作しておりますが当サイトはワードプレスで希望です。

参考サイト:http://ericarakawasurfboards.com/index.html
現在途中まで制作中のサイト:http://www.ericarakawasurfboards.jp/

このクライアントのニーズをイメージする

仕事内容は参考サイトをWordPress化するだけ。
基礎学習が終わっている人なら簡単なお仕事ですね。

また、『他の納期もあり間に合わないのでご依頼致します』と書かれているので、発注者はエンジニアですね。
これはコミュニケーションしやすいメリットがあります。あと、このエンジニアは仕事の請けすぎて手が回っていないようですね。

このあたりを汲み取りつつ、テンプレに従って提案してみましょう。

具体的な提案文

自己紹介:信頼できる情報を書く

はじめまして。坂内学と申します。
現在は●●を拠点にWeb系フリーランスをしています。

→できれば本名で、活動地域も書いておく。

提案:発注者のニーズを汲み取る

ご要望に添った制作が可能です。
HTML→WordPress変換のコーディングは慣れており、●年の経験があります。
途中まで完成したファイル一式を頂けましたら、コードを読みつつ進めることが出来ると考えております。
また、納期は1週間以内で可能です。

→経験があることを書きつつ、コード一式渡せば丸投げできることを強調する。
→納期も1週間と早いことを強調する。

付加価値:自分に頼む価値を明確化

尚、過去のWordPress制作実績は下記のとおりです。
>>ポートフォリオ貼る

また、フリーランスとしては駆け出しということもあり、下記は無料対応いたします。
・テキストが必要になった際の文章作成サポート
・追加ページ(3ページ以内)の無料対応
・WordPressサイトのSEO対策に必須なプラグインリスト

→ポートフォリオで信頼度を高める
→特別特典で自分に頼むメリットを強調する

これで受注できます(たぶん) \(^o^)/

こんな感じ。
これで提案すれば受注できるでしょう。あとはやるかやらないかですね。

重要なので繰り返しますが、1件提案して1件受注とか神レベルです。20件提案して、1件でもすごいくらいなので、このことを覚えておきましょう。

なお、そんなに提案するのは大変すぎって思うかもですが、テンプレ文書の『提案部分』以外はコピペでOKですよ。テンポよくやれば1日に100件とかでも出来ますよね?

まとめ:ランサーズで受注できないなら、経歴をキラキラにしよう


賛否両論ありそうですが、仕事提案するときは、自分の経歴をキラキラにしないとだめです。
例えば就職活動の面接では、事実をそのまま話しましたか?そうじゃなく、自分を選んでもらうために、可能な限りキラキラな発言をしますよね?

クラウドソーシングでも同じです。
「プログラミングが出来ます」といっても誰も発注してくれません。「プログラミングが出来る私は、あなたに●●のメリットを与えることができます。他の人と比べても▲▲くらお得です。」くらい話さないとダメです。

経歴詐称はダメだけど、話は盛っても大丈夫ですよ、多分。

こんな感じ。
さっそく記事を参考にゴリゴリ働いてみましょう。

ちゃんと結果を出せば、芋づる式に案件が入ってくるはずですので!

フリーランス向けの求人サイト

稼げるフリーランスを目指すなら、ランサーズだけじゃなく。下記サイトにも登録して情報収集しておきましょう。サイト登録するだけで案件が流れてくるなんて神の時代ですよ。