Written by Manabu Bannai

キーワードプランナーの検索ボリュームを鵜呑みにしてはいけない理由

MARKETING SEO


マーケター:「どれくらい検索されているキーワードを狙うべきだろう?」

キーワード選定において、よくある悩みだと思います。

その答え:『すべて狙いましょう』

月間50回しか検索されないキーワードでも、実際の訪問者数は2,000名を超えたりします。本記事では実データを元に解説します。SEOマーケターの方はじっくりとご覧ください。

※補足:キーワード選定が終わってない方は、まずは下記記事をご覧ください。
» SEOキーワード選定する方法。具体的に5つの手順で解説します。

実例①:Web制作の独学記事

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このブログでは『Web制作の独学』記事が結構読まれています。[web制作 独学]の検索ボリュームは上記のとおり、月間50回です。

マーケター:「うわ…ゴミキーワードじゃん。記事書いても時間のムダですね。」

いえいえ、そんなこともないんですよ。

実際に検索エンジンからはどれくらい流入しているか?

2,235名/月(2016/10/01〜2016/10/31)

キーワードプランナーと実際の訪問者数を比較

キーワード 平均順位 月間検索ボリューム 実際の訪問者数
web制作 独学 1〜2位 50 2,235名

実例②:デジタルノマドの記事

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実データの2つ目。このブログでは『デジタルノマドの紹介』記事も結構読まれています。[デジタルノマド]の検索ボリュームは上記のとおり、月間110回です。

マーケター:「100回超えてるなら、狙うのありかな〜ふふ。」

いえいえ、実はしょぼいんです。

実際に検索エンジンからはどれくらい流入しているか?

162名/月(2016/10/01〜2016/10/31)

キーワードプランナーと実際の訪問者数を比較

キーワード 平均順位 月間検索ボリューム 実際の訪問者数
デジタルノマド 1〜2位 110 162名

なぜ、検索ボリュームと実際の訪問者数がズレるのか?

omg
言葉が抽象的だと、この問題が発生します。

[web制作 独学]っていくらでも言い換えができますよね?例えば、[ホームページ制作 独学], [html 独学], [hp制作 独学]など。

Web制作独学記事の関連キーワードデータ

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このとおり。いろんなキーワードから流入しています。

デジタルノマド記事の関連キーワードデータ

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一方でデジタルノマド記事だと、デジタルノマドのキーワード以外、ほとんど流入していません。

従って、つぎのような結論になります。

  • 抽象的な言葉:検索ボリュームと訪問者数が大きくズレる
  • 具体的な言葉:検索ボリュームと訪問者数がほぼ一致する

結論:ロングテールキーワードは宝の山です

[web制作 独学]とかって完全にロングテールキーワードです。でも、1記事で毎月2,000名以上の訪問者を獲得できています。

メディアでもブログでもロングテールを狙うのが大切ですね。例え、検索ボリュームが月に10回でも必死こいて記事書きましょう笑。

マーケター:「記事書きますね」

おわり。

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