Written by Manabu Bannai

【初心者でも分かる】ICOの問題点を詐欺事例から考察する【2018年】

仮想通貨

ICOの問題点を知りたい人「ICOの問題点を知りたいなぁ。詐欺ICOも多いみたいだし、どうやったら見分ける事ができるのかな?現状の問題点整理から、詐欺事例、対策方法を知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • ICOの問題点とは
  • ICOの詐欺事例を紹介
  • ICO詐欺の対策方法とは

この記事を書いている僕は、2017年7月から仮想通貨投資にハマっており、現在は500万円ほどを運用中。ICOにも複数投資したのですが、、、今後は投資を控えようと考えています。

なぜか?
その理由を記事にまとめました。

※補足:「ICOってなにそれ美味しいの?」って方は【初心者でも分かる】ICOとは【概要・メリット・参加方法の解説】から先にご覧ください。ICOの基礎を解説しています。

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ICOの問題点とは


結論からいうと、”売り手が圧倒的に有利な点”です。

詐欺ICOで儲ける方法

詐欺ICOで儲ける方法はシンプルです。

  • 手順①:ICO用のWebサイトを作る
  • 手順②:ホワイトペーパーを作る
  • 手順③:広告で買う人を集める

プロセスとしては上記のとおり。
Webサイトなんて誰でも作れる時代ですし、ICOのページは1ページだけなので、初心者でも簡単に作れちゃうかなと。

また、ホワイトペーパー(事業計画書のようなもの)の作成も簡単でして、なんとなくそれっぽいことを書いておけばOKです。なお、ホワイトペーパーの代行作成サービスがあったり、、という話も聞くので、世の中終わっていますね笑。

唯一難しい点が広告面でして、最近だとFacebookがICO広告の規制を発表しました。
» 参考:Facebook、暗号通貨、ICO、バイナリーオプションの広告を禁止

とはいえ、Youtubeやその他サイトには詐欺ICO広告は溢れており、、、知識のない初心者は引っかかるのだろうなと思います。

ICOは明確なリターンを記載してはいけない

冷静になると謎すぎる状況ですが、、、ICOに明確なリターンを記載すると法規制の適用制が高まります。
» 参考:仮想通貨によるICOの法的論点 – 法と経済のジャーナル

なので、ICOの売り手からすると、「なんだ、ICOってリターンを明確にしなくても売れるのか。それなら、リスクないし、とりあえずお金集めたほうがいいよね。」って感じになります笑。

最近でいうとベネズエラのペトロコインとかも怪しいですね…笑。
デフォルトしたり、経済制裁を受けている国のコインって、、、誰が買うんでしょうか? 間違いなく国民は買いませんし、流れてくるのは投機マネーだけじゃないかなと。

※追記:ベネズエラの国民はペトロコインを買えません
Twitterで@Yamete023さんからご指摘いただきました。情報ありがとうございますm(_ _)m

現在のICO市場は『レモン市場』である

こういった状況を経済学用語でレモン市場と呼ぶようです。

レモン市場 (lemon market) とは、経済学において、財やサービスの品質が買い手にとって未知であるために、不良品ばかりが出回ってしまう市場のことである。
※引用:レモン市場 – Wikipedia

まさに、現在(2018年3月)のICO市場と同じですね。
明確なりターンを記載していないICOに多額のお金が集まる時代、、、なんとも恐ろしいというか、ただのバブルですね。

ICOの詐欺事例を紹介


実際にあった詐欺事例を紹介します。

ICOで1200円調達後 → サイトに「チ◯ポ」と落書きして逃げる

まぁ1,200円なら可愛い方ですが、、、w 酷い事例ですね。

ネズミ講が疑われたBitConnectは90%下落

BitConnectはもともとはICOで資金を集めていたプロジェクトですが、前々から怪しいと言われていました…。公式サイトを見ればわかるのですが、年利100%とか言ってる時点で、無理でしょって感じですよね。

そんなBitConnectですが、2018年1月に「BitConnectX」というICOを発表しまして、その際にICOの差止め請求を受け、詐欺疑惑が発覚。その際にサービスが停止されました。

一瞬で価格が90%下落とか、、、ドンマイですねw

BitConnectのパロディ動画がオモシロイ

完全に余談ですが、BitConnectのパロディがオモシロイです笑。なにげに良い感じのミュージックですよねw 元ネタが分からなくてもオモシロイですが、元ネタも気になる人はCurb your Bitconnectも一緒にどうぞ。

Tezosというプロジェクトは260億円を集めた後に解散

Tezosというプロジェクトは、もともとは詐欺じゃなかったと言われていますが、結果として詐欺案件になった状態です。

状況の流れを整理しました

  • TezosがICOで260億円集める
  • チーム内で内紛が勃発
  • ICO終了後に集団訴訟に発展

といった感じです…。
詳しくはTezosのICO訴訟の行方をどうぞ。

まぁ、こういったことも起こりえる訳でして、、。かつ、内部情報を知っていた大口投資家は、問題発覚の直前に売り抜けていたという話もあります。カオスな世の中ですね。

ICOの問題解決をする『DAICO』とは

ICOの問題解決方法として、DAICOがあります。これはEthereum開発者であるVitalik氏が 提唱する方法でして、既存ICOの問題解決に繋がると言われていますが、、、まだ少し先の話なのかなと思います。詳しくはDAICO – ブロックチェーン総合研究所【BRI】 – Mediumの記事をどうぞ。

ICO詐欺の対策方法とは


結論は、参加しないのが良いです笑。
なんとも悲しい事実ですが、最近の大型ICOを事例に考えてみます。

テレグラムのICOはプレセールで大型調達済み

テレグラムとはLINEの海外版みたいな感じですが、2018年2月19日のICOでニュースを賑わせました。

チャットアプリ「テレグラム」はICOで2000億円越えの資金調達を予定しているが、既に非公開のセールにて900億円を調達していたようだ。
引用:テレグラムのICOは既に900億円調達済 | コインの森

上記のとおりでして、プレICO(ICO前に行われる事前セールのこと。大型の投資家しか参加できない。)で900億円を調達しています。

まぁこういった感じになっており、ICOする側としても、少額の投資とかって集める必要がないですよね。大口投資家からボンボン集めて、それで終了した方が楽な訳でして。かつ、既に900億円も集まっているので、資金的にも十分ですよね。逆にこれ以上を集めるとなったら、、、「いったい何のために?」という疑問が出てくるレベルですね。

弱者の戦略はどうすべきか?

テレグラムを見ればわかるとおり、良質なICOは大口投資家が先に目をつけますよね。なので、弱者には投資機会は与えられない状況です。

とはいえ、弱者でもやれることはありまして、それがエアードロップとコードのバグ発見ですね。

エアードロップはICOがプロモーションの一環でコインをばら撒く行為でして、これなら誰でも貰えます。また、コードのバグ発見からコイン付与といつ仕組みを持つ場合もありして、興味のあるICOがあれば、サイトをよく見てみましょう。

そもそも論として、ICOよりBTCやETHの方が値上がりする

そもそも論ですが、、、下手にICO参加するよりも、BTCやETHをガチホする方が良いかなと。

ICOとかってETH上のトークンである場合が多いですし、それならETH買えばいいじゃんって思います。ETHは過去の実績もありますし、そう簡単には値下がりしないはず。もちろんBTCも同じでして、BTCとは仮想通貨界の米ドル的な存在ですよね。なので、こちらを買う方がいいかなと。

ICOの一攫千金を目指す人が多いのかもですが、一攫千金できるICOなら、テレグラムのように大口の投資家がガッツリお金を入れてるはずです。そうじゃないなら、詐欺ICOを疑うべきであり、儲かるのは詐欺ICOをPUMP(裏で盛り上げて価格操作すること)する人たちです。

養分になっても仕方ないので、仮想通貨を勉強しつつ、BTCとETHを握りしめましょう。

というわけで、今回は以上です。
まさか、仮想通貨を買ったことがないのにICOに参加しようとしている人なんていませんよね? もし、まだ買ったことがないなら、【簡単すぎw】ビットコインの始め方・買い方の解説だよ【儲かる】を参考にぽちぽちどうぞ。