Written by Manabu Bannai

【2017年】今後の生き方を学べる本、7冊まとめ【僕の思考を作る本】

THOUGHT

2016年から2017年はバタバタと生きており、この先はどのように生きていくかを悩んでいました。

一時期は「起業して会社を作ろう!」と思っていたのですが、、、やはり起業よりも個人で生きるほうが時代に合っているし、、、自分としても心地よいかな、、、と思えてきました。

こういった思考は一般的ではありません。なので、誰かに教わるというよりも、主体的に情報収拾しないといけません。

そういった中で頼れるものは本。 というわけで、何冊も読み漁りました。色々な思考に触れるうちに、僕の考えも固まってきたので、一度読んだ本をまとめようと思います。

僕が愛する思想家達の本まとめ、ご覧ください。

隷属なき道 AIとの競争に勝つ ベーシックインカムと一日三時間労働

個人的には2017年のベスト本。いや、人生においてのベスト本かも。何度も繰り返し読みたくなる一冊です。著者はオランダのジャーナリストであるブレグマン。「デ・コレスポンデント」という広告に頼らないWebメディアを運営しています。

本を読み進めるうちに固定観念がいくつも破壊されました。

  • 貧困を救うのはフリーマネー(援助はいらない、現金を配ればいい)
  • 国の格差をなくすには、国境をなくすことが最善の解決策
  • ベーシックインカムが「非現実的」というのはつまり、「現状を変えるつもりはない」

ペンは剣よりも強しとありますが、言葉の力を感じる一冊です。もちろん、ただ単に過激な意見を言うだけではなく、国際機関のデータを元に裏付けされています。読まない手はない、一冊です。

フリーエージェント社会の到来 新装版

フリーエージェント ≒ フリーランス ≒ リモートワークです。

アメリカのフリーランスライターが書いた本。
出版後にベストセラーとなり、多言語に翻訳され、世界中で200万部以上販売されています。書籍では、時代背景を語りつつ、どういった人達がどういった経緯でフリーランスになったかが書かれています。

驚いた点は発売日が2002年であること。
2014年に新装版が出ていますが、2002年時点でここまで未来予想していた著者は天才すぎるな、、、と思います。2002年から15年経った現在で、かなり現実味を帯びてきている内容です。ぜひ一読してみてください。

LIFE SHIFT

寿命100年時代の生き方を学べる本。
ベストセラーなので、読んでいる人も多いと思いますが、僕が特に影響を受けたのは次の部分。

20代が高めるべき無形資産とは

  • 生産性資産:スキル、知識、仲間、評判
  • 活力資産:肉体的、精神的な健康と幸福
  • 変身資産:自分についてよく知っていること、多様性に富んだ人的ネットワーク、新しい経験に対して開かれた姿勢

「起業しよう」と思っていたときは、その目標設定として売上を考えていたのですが、時代の流れを考えると、そうでもないのかなと思いました。もちろん貯蓄は大切ですが、今挙げた3つの無形資産を蓄えることで、何度でも立ち上がれる状況と新しい富を生み出す力がつくと思っています。

なので、20代は、無理ぜずに楽しく生きていこうと思っています。

マネーと国家と僕らの未来

2017年のバズワードとして『仮想通貨』があります。
本書では、仮想通貨やブロックチェーンでそういった世界に変化するかが述べられています。

仮想通貨やビットコインの入門書籍としても良いかなと思います。なお、発売日は2014年ですが、この時点でここまで知識のあるホリエモン、、、さすがですね。なお、ビットコインをまだ始めていない人は時代遅れになりつつあります。今すぐ始めるべき。方法はビットコインの始め方・買い方の解説だよ【儲かる】にまとめています。

ブロックチェーン革命–分散自律型社会の出現

ブロックチェーンの基礎知識を網羅的に理解できる本。
2017年現在の日本では、『仮想通貨 = ビットコイン = 投機』といった認識がありますが、世の中の金融機関が注目しているのは、ブロックチェーン技術です。

現在は日本→アメリカへの国際送金には多額の手数料がかかりますし、例えば日本→ナイジェリアといった送金は基本的にはできません。なぜなら、一般的なナイジェリア人は銀行口座を持っていないから。

しかし、ブロックチェーン技術を活かすことで、スマホを銀行口座的に使い、さらには送金手数料も劇的に落とすことができる。このあたりの最先端フィンテック分野を学ぶのにベストな一冊です。

よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ

人工知能の基礎知識を網羅的に理解できる本です。
僕はWebマーケティングやSEOが本業なので、常にGoogleやFacebookの動きを注視しています。

本書では2030年までに自動翻訳が実用化すると書かれていますが、そのタイミングでコンテンツ革命が起こるのかなと思います、というのも、現代はなんだかんだ言語格差があり、英語話者が情報にリーチしやすい時代です。

しかし、自動翻訳が実用化した世界では、CNNやBCC,さらにはアフリカのローカルニュースまでが全世界にリアルタイムで、かつローカル言語で放送されます。そうなったら、日本人は日本のメディアを見るのでしょうか・・・?僕だったら海外で一番信頼できるメディアからの情報を中心に生きると思います。

こういった未来予想をしつつ、ニヤニヤできる一冊ですね。

なめらかなお金がめぐる社会。

連続起業家である家入さんの新著。
仮想通貨やブロックチェーンが発達する世の中では、送金手数料が安くなります。

ビジネス書では「送金手数料が安くなる社会」という表現をしますが、家入さんとしては「なめらかなお金がめぐる社会」と表現しています。お金よりも、信頼や発信力が重視される時代の流れを掴むのにオススメな一冊です。
※家入さんを知らない人はこんな僕でも社長になれたから読むのがオススメです。

以上となります。
気になる本がありましたら、手にとってみてください。後悔しないはずです。