疲れたフリーランスの問題点+解決策【セルフで社畜化してません?】

疲れたフリーランス「疲れた…。 フリーランスとして、ちょくちょく仕事は取れるようになったけど、、、これってラットレースみたいな消耗戦じゃないですかね…? 自分でお金が稼げる、という事実はわかったけど、想像以上にシンドイ気がしています…。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 疲れているフリーランスの問題点とは
- 疲れたフリーランスがやるべき3つのこと
- 疲れているフリーランスは主体的に動こう
この記事を書いている僕は、フリーランス歴3年ほど。
最近は売上が安定するようになってきまして、詳しい話は「【実体験】フリーランスエンジニアとして月収100万円を稼いだ方法」あたりをどうぞ。
本記事は「疲れた・・・」と悩んでいるフリーランス向けに書いています。
結論としては、「もうちょい寝たほうがいい」というのがアドバイスなのですが、これじゃあ伝わらないので、記事で詳しく解説していこうと思います。
なお、この記事は1年前の僕に向けて書いており、当時の僕は「ある程度は稼げるようになってきたけど、、、疲れたなぁ」と思っていました。 似ている状況の人がいましたら、すこしだけ参考になると思います。
疲れているフリーランスの問題点とは
なぜ、働きすぎるのか
基本的には「単価が低すぎるから」だと思います。
例えばですが、週5日で働いても月収20万円以下なら、、、それは根本的な問題点があります。 「駆け出しだから実績を作っている」という状態ならまだしも、5〜10件くらいの実績があるなら、単価を上げるべきですよ。
フリーランスが単価を上げる方法
一番簡単な方法は、「均質化・マニュアル化」です。
一言でいうと、仕組み化、といった方が伝わりやすいかもです。
仕事ができないフリーランスの1日
- 見積もりを作る。
- クライアントへの提案資料を作る。
- クライアントから受注した案件を進める。
- 新しい依頼が来たので見積もりを作る。
こんな感じ。
一方で、仕事ができるフリーランスの1日が下記です。
仕事ができるフリーランスの1日
- 営業パートナーに価格表を送る。
- クライアントにパッケージを選んでもらう。
- 受注した案件を部分的にフリーランス友達に外注する。
- 新規依頼がきたので価格表を送る。
- ブログやSNSで発信する。
どうでしょう? 違いが分かりますか?
両者の違いは仕組み化できているかどうか、です。
爆発的に生産性を高める方法
結論は、1回やったことは繰り返さない、という考え方です。
見積作成とかも同じでして、毎回作っていたら、時間がかかりすぎですよ。 制作のパッケージ料金を用意しておいて、発注者がそこから選べば良いだけ。
また、受注した案件がプログラミングとかなら、過去のコードを使いまわして納品するとかです。
なお、こういった話をすると「ゼロからちゃんと作るべき」みたいな意見もきますが、それは勘違いです。
コードをテンプレ化して、使いまわし可能な状態にしつつ、徐々にそれをブラッシュアップして、案件で納品するときに使う、みたいな感じにすれば、工数を下げつつも品質を高めることができます。
テンプレ化は、大半の場合において、クライアントのメリットに繋がりますよ。
※Web制作の受託開発で稼ぎたい人は「Web制作で「売れやすい料金表」を作る方法【稼ぐための心理の話】」を参考にどうぞ。僕はこの方法で、年商1,000万(ほぼ利益)を越えました。
疲れたフリーランスがやるべき3つのこと
- その①:労働時間を減らす
- その②:稼いでいる人を観察する
- その③:無駄な案件を捨てる。
その①:労働時間を減らす
疲れているのに稼げないということは、シンプルに生産性が低いです。
時給で考えたらわかりやすいですが、優秀なフリーランスは、時給1万円を越えていたりしますが、ダメなフリーランスは時給1,500円とか。 当たり前ですが、毎時間1,500円を積み上げても、、、ぶっちゃけ楽になれないですよ。
まずは労働時間を減らしてみて、それでも稼げる工夫をすること。
土日も働いてるなら休みましょう。それでも収入キープできたりするので。
その②:稼いでいる人を観察する
現実世界で知り合いがいるなら、ご飯に誘ってみましょう。 ちゃんと理由を話せば、相手も相談に乗ってくれるはずです。
もしくはネット上での観察でもOKです。
僕は元々はSEOコンサルがメイン収益だったのですが、当時はWebコンサルで有名な「永江さん(@Isseki3)」をウォッチしていました。
永江さんの想定年収と労働時間を考えて、どうやったら彼の生活に近づけるかを考える感じです。結果として、これで収入がかなり伸びました(`・ω・´)ゞ
その③:無駄な案件を捨てる。
ベーシックインカムみたいな仕事は辞めましょう。
ベーシックインカムみたいな案件とは、生きるために仕方なく請けている案件みたいな感じ。※ちょっと例えが微妙かもですが…。
要するに、単価が安かったりするなら、それを切らないと次のステージにいけません、ということです。
疲れているフリーランスは主体的に動こう
やるべきことを3つ書いたけど、最後に追加すると「主体的な動き」が大切かなと思います。
主体的な動きの例
- 自分の強みをSNSやブログで発信する。
- 営業パートナーを探して、案件獲得を加速する。
- イベントなどを企画&主催してみる。
上記の3つに共通することは、「既存の枠組みが用意されていないこと」です。
クラウドソーシングだけじゃダメです。
駆け出しフリーランスだと、クラウドソーシングで稼ぐ人が多いけど、、、それだけじゃダメです。 もちろん最初の入り口としては問題ないと思いますが、とはいえ、主体的な動きもしましょう。
クラウドソーシングだと基本的に単価が安いので、主体的に動いて「直営業した案件」とかなら、単価は5〜10倍になるはずですよ。
稼いでいるフリーランスを見ればわかりますが、クラウドソーシングをメイン収入にしている人はいないはずです。つまり、そういうことです。
生活には余白を残そう
あと、フリーランスなら、生活の余白が必須。
というか、サラリーマンでも同じだと思いますが…。
要するに、リソースの100%を使って仕事をしちゃうのはNGでして、常に20~30%くらいのキャパシティは残しておいて、そこの「余白」を使って、主体的な試みをすべきです。
主体的な動きの例(再度掲載)
- 自分の強みをSNSやブログで発信する。
- 営業パートナーを探して、案件獲得を加速する。
- イベントなどを企画&主催してみる。
得意不得意があると思うので、好きな方法でいいと思います。
僕はブログが好きだったので、継続的に発信を続けたら、ブログからも仕事が取れるようになりました。
このあたりは「【Web系エンジニア向け】最強の副業はブログである【25万稼ぐ話】」をみるとイメージが湧くと思います。
最重要:働きすぎはNGです
いろいろと書いてきましたが、、、頑張りすぎはダメです。 フリーランスで鬱っぽくなる人もちょいちょい見かけますので。
あと、僕も精神的に萎えるときがありますが、そういうときは「休息」に限ります。1人でいるのが嫌なら、フリーランス友達とかと飲みにでもいけばOKです。 友達は大切ですね。
というわけで、今回はこれくらいで記事を終わりにしようと思います。
最後にポイントをまとめると「フリーランスやってるけど疲れたなぁ…」と感じてる人は、働きすぎなので、次の点を考えてみてください。
疲れたフリーランスがやるべきこと
- ①労働時間を減らす
- ②稼いでいる人を観察する
- ③無駄な案件を捨てる。
そして、空き時間が生まれたら「主体的に動く」ということをやってみましょう。
主体的な動きの例(再度掲載)
- 自分の強みをSNSやブログで発信する。
- 営業パートナーを探して、案件獲得を加速する。
- イベントなどを企画&主催してみる。
こんな感じです。
記事が参考になれば幸いです。無理せずに楽しく生きましょう。
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