フリーランスはタスク管理を捨てるべき話【森を見たら、気付きます】
こんにちは、マナブです。
現在はフリーランスとして生活してまして、月商は200万円くらい。
なお、タスク管理はしておらず、メモ帳くらいしか使っていません。
先日に下記のツイートをしました。
フリーランスの皆さまは「タスク管理」を重視しがちだけど、大切なのは「タスクをゼロにすること」でして、ここに気がついてない人が多いと思う。
毎日毎日、働き続けたら疲れるので「効率よくタスクを終わらせる」よりも「どうやったら収入を維持しつつ、タスクを消せるか」に頭を使うべきと思います— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年8月31日
毎日毎日、働き続けたら疲れるので「効率よくタスクを終わらせる」よりも「どうやったら収入を維持しつつ、タスクを消せるか」に頭を使うべきと思います
現在は「メモ帳」くらいしか使っていない僕ですが、過去は「タスク管理マニア」でした。世の中にある大半のツールは試したし、英語情報もググりまくりました。
しかし、、、タスク管理をすると生産性が上がる、というのは勘違いでした。
タスク管理を頑張っているフリーランスは、森を見るべき話
タスク管理で忙殺されているフリーランスとは、例えるなら「木を見て森を見ず」みたいな状況でして、要するに「小さいことに心を奪われて、全体が見えていない状態」です。
タスク管理をする目的=生産性を高めること
なんのためにタスク管理をするかというと、生産性を高めるためですよね。
しかし、タスク管理にフォーカスしてしまうと、「生産性を高める」という目的が消え去って、「綺麗にタスクを管理する」ということが目的になってしまっていたりします。 ※過去の僕はこんな感じでした。
タスク管理はしない方がいい
ベストな状態とは、管理するタスクがないことでして、要するにゼロです。 つまり、何もしないで収入が入ってくる状態ですね。
タスク管理に集中していると、「本来はタスクをゼロにすべき」という気持ちを忘れてしまい、かつ、タスクに空きがあると「あ、自分はまだまだいけるな」と考えてしまったりします。
そして、さらにタスクを詰めて、さらに働き、、、収入は増えるかもですが、生産性の高い働き方とは言い難いです。
タスク管理から開放されるために、フリーランスがやるべきこと
タスクをゼロにしろとか、仕組み化しろとかって言われても、、、ぶっちゃけよく分からないですよね。
最初にやるべきこと:自分の価値を明確化する
自分の価値を明確にして、それ以外の仕事をやめるべきです。
もともとは、Web制作事業で稼いでいた僕ですが、案件が受注できる理由は「SEOスキルがあるから」でした。 なので、僕の価値は「プログラミングスキル」というより「SEOスキル」だったので、ある時期からコードを書くのをやめました。
プログラミングを身につけるのは大変だったので、すこし迷ったのですが、、、結果としては正解でした。 その後は、SEOのコンサルティングに特化しまして、すると月収は2倍くらいになりました。
- Web制作:月収30〜60万くらい
- SEOコンサル:月収60~100万くらい
簡単にまとめると、自分の価値にフォーカスすることで、収入が伸びるということです。
仕事内容を特化させると、収入が伸びやすい話
現在はブログで、月150〜300万くらいを稼いでいるのですが、SEOコンサルをしているときに「そうだ、ブログを頑張ろう」と決意しました。
というのも、SEOコンサルでの一番の価値は「キーワードの設計+記事の設計」でして、企業さんはここに価値を感じて、僕に仕事を発注します。
そして、コンサル時代は「クライアントの為にスキルを使っていた」のですが、ブログに切り替えてからは「自分のブログのためにスキルを使う」という感じにしまして、結果としてブログ収益が伸びました。
それもそのはずで、、クライアントサイトは毎回伸びていましたので、それを自分のサイトに適用しただけです。
コンサルで結果を出せるなら、ブログ運営でも結果が出ると思いますし、その逆もまた成立すると思います。
得意な仕事以外は、やらなくていい
要するに、自分の価値が発揮できる領域だけで戦え、という話です。
僕の場合だと、プログラミングは4時間くらい集中できまして、ブログだと8時間くらい集中できます。 なので、たぶんブログの方が得意です。
一時期は、「デザインでも勉強しようかな…」と思っていたのですが、ぶっちゃけデザインに興味はなかったので、やらなくて正解でした。
好きなこと、やっていて苦じゃないことを自分の価値として、その他の仕事は友達に流すとかでいいと思います。その方が、結果として収入が伸びます。
以上が、タスク管理から開放されるためにやるべきことです。
まとめると「自分の価値を明確にする→その部分の仕事だけをする」という流れですね。言葉にするとシンプルですが、何でもかんでも自分でやろうとしている人が多いです。
余談:収入だけを爆上げしたいなら、手離れのいい仕事をすべき
ちょっと余談ですが、月100万くらいなら、わりとどんな分野でも達成できると思いますが、月300万とか、月500万とかだと、、、手離れのいい仕事じゃないとキツイと思います。
僕の場合だと、手離れの良い仕事=ブログでして、1回書いてしまえば、あとは放置していても広告収入が入りますので。見積もりや請求書も不要なので、素晴らしいです。
あとは、営業も手離れがいいですね。 案件だけ持ってきて、実務は別の人に流す感じです。 コンサル案件を営業で持ってこれるなら、案件を流すだけで、月額の固定収入を作れたりもします。
※余談はここまで。
フリーランスはタスク管理から開放されるべき
時間持ちは、幸せな話
下記のツイートのとおりです。
最近の気付きとして、僕の場合は「お金持ち」よりも「時間持ち」の方が幸せです。
午前中にブログを書いて、さて、午後は何をしようかな、と考える毎日が幸せです。かなり抽象的だけど、暇な状態って、ひとり旅している状態に似ていて、ひとり旅が好きな理由は、暇だからかもしれない。時間持ち最高— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年8月6日
フリーランスとして生きていると、わりと自由でして「自由=満足」みたいに感じたりしますが、、、僕の場合だと、本当に欲しかったモノは「時間」でした。
タスクを減らすことに、頭を使おう。
繰り返しですが、タスク「管理」よりも、タスク「削除」の方が生産性が高まりますし、幸福度も高まります。
どうやったら効率が上がるかを考えていたら、永遠に働き続ける人生が待っています。好きな仕事だから働くのは苦じゃないかもですが、とはいえ、自由時間の多い人生もいいと思いますよ。
そのためには、タスク削除が重要です。
最後に、稼いでいる人に会うことは、マジで大切。
すこし余談を書きつつ、記事を終えようと思います。
僕は海外をウロウロしている期間が長かったのですが、たまたま「お金持ちの日本人」に会うタイミングが何度かありました。 海外だと「日本人=珍しい」という状況になるので、日本だと会えないような人でも、会うハードルが下がったりしますので。
その事実をみたときに気がついたのですが、「1人でどんなに頑張っても、限界があるな」ということです。
生産性を上げまくるよりも、タスクを消去したり、自動化したりする方が良くて、というか、そういった働き方をしないと、大きく稼ぎつつ暇になることは不可能です。
僕の場合はブログに行きつきましたが、生み出せる価値は人によって異なると思いますので、自分の価値はなにかを、是非この機会に考えてみてください。
というわけで今回は以上です。
ブログは引き続き、書き続けようと思います(`・ω・´)ゞ