Written by Manabu Bannai

【時間の無駄】フリーランスエンジニアの名刺に「価値はない」話。

Freelance LIFE

名刺の作り方を迷っているエンジニア「フリーランスエンジニアに最適な名刺について知りたい。これからフリーランスを目指したいけど、、、名刺はどうすべきだろう?作り方や注意点などがあれば、事前に知っておきたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • フリーランスエンジニアの名刺に価値はない話
  • フリーランスエンジニアが名刺よりも重視すべきこと
  • フリーランスエンジニアなら名刺を使わないことが理想

この記事を書いている僕は、フリーランスエンジニア歴3年ほど。
現在は安定的に収益が上がるようにりまして、かつ仕事は全てリモートで受注しています。なので、場所を選ばずに働けるので、基本的にはバンコクに住みつつ、海外をふらふら旅しながら生活しています。

こんな僕ですが、名刺を持っているかと聞かれたら、答えはNoですね。
名刺がなくても仕事は取れますし、ぶっちゃけフリーランスエンジニアの名刺って、あまり価値がないと思っています。

気分を悪くしたらすいませんm(_ _)m
でも、3年くらい名詞なしのフリーランスで食べてるので、ある程度は信頼性があるかなと。

そこで今回は、”フリーランスエンジニアの名刺に価値がない理由”と”名刺を使わずに効率的に仕事受注する方法”を解説していきます。

フリーランスエンジニアの名刺に価値はない話


名刺の存在意義は、信頼性の担保です。

結論:フリーランスの名刺に信頼性はない

サラリーマンを信頼性を担保するのは『社名+肩書』です。

じゃあ、フリーランスの信頼担保はどうなるか?
残念ながら、何もありません。

なので、シンプルな名刺を適当に作っておけばOKかなと、
いくら綺麗な名刺だったとしても、「オシャレな名刺ですね」って言われて終わりなので…。名刺が綺麗だから仕事を発注するとかって、起こらないことですね。

名刺に記載する情報とは

  • 名前
  • 連絡先
  • 肩書(フリーランスエンジニアとかでOK)
  • 出来ること(なるべく分かりやすく書く)
  • 住所(共通の話題作りの為)

こんな感じでいいかなと。

なお、初対面の人と打ち解けるには、”共通の話題”が大切ですよね。
なので、名刺に住所を書くのはありだと思います。「あ、◯◯に住んでいるんですね。僕も以前に〜」といった感じで話しが弾みやすいです。住所以外にも、”相手と打ち解けるのに便利な情報”があるなら、掲載するのもありかなって思います。

なお、名刺作成はラスクルで良いと思います。
安いですし、無料のテンプレートがサイト内に転がっているので、好みに合わせて選べばOKです。
» 名刺印刷|ネット印刷のラクスル

フリーランスエンジニアが名刺よりも重視すべきこと


次の2つです。

  • その①:事前情報
  • その②:ポートフォリオ

その①:事前情報

結論をいうと、”名刺を渡した時点で認知される”のはNGです。
というのも、そこから信頼構築していくのは難しいから。

営業マンとかだと対面での信頼構築が得意かもしれないですが、、、エンジニアだと難しいですよね。というか、ここが得意なら営業した方が稼げるかなと。

事前情報を相手に与える方法

  • ブログやSNSでの発信
  • イベント企画&登壇
  • オープンソースへのコミット

こんな感じ。

こういった活動をすると、事前に知ってもらえる確率が高まります。
また、会話をするときに上記の話をすれば説得力が高まります。

イベント登壇でも信頼性が高まる例

  • Aさん:イベント企画&登壇経験のないPHPエンジニア
  • Bさん:イベント企画&登壇経験が豊富なPHPエンジニア

AさんとBさんがいたら、大半の人はBさんに仕事を発注するはず。

「技術力は分からないじゃん」って思うかもですが、発注者はITの素人なので関係なし。イベントとか開いてるエンジニアなら、何となく信頼できそうだなぁって感じるはずです。

その②:ポートフォリオ

事前情報があるだけでも強いですが、更にポートフォリオも必須です。
ポートフォリオとは、”購買行動における最後のひと押し”的な役割を果たします。

発注者の心理を考える

  • 事前情報や会話から、ある程度は相手を信頼する
  • ポートフォリオを見て、これなら大丈夫と確信する

こんな感じ。
Amazonで商品を買う時を想像すればOKです。
商品を買う前に口コミを見ますよね。口コミが最後のひと押し的な役割をしていまして、ポートフォリオは口コミ的な立ち位置ですね。

なので、ポートフォリオを作っていない人は知らないうちに機会損失している可能性が高いです。すぐにポートフォリオを作成し、出来ればWeb上に公開しちゃうのが吉です。
» 参考:【失敗例付き】Web系の転職で使えるポートフォリオの作り方・考え方

フリーランスエンジニアなら名刺を使わないことが理想


そもそも論ですが、エンジニアの強みは技術力のはず。
名刺は営業ツールですが、営業するよりコードを書くほうが価値が高いです。なので、”営業しなくても仕事が入る仕組み構築”が大切かなと思います。

営業なしで仕事受注する方法

方法は色々ありますが、メインの方法を3つピックアップします。

  • その①:営業パートナーを作る
  • その②:求人サイトを活用する
  • その③:自分のスキルを発信する

その①:営業パートナーを作る

例えば制作会社の営業マンと組む感じです。
自分に仕事を流してくれたら、受注金額10~15%をキックバックするよって伝えたらOKです。

仮に営業パートナーを10名くらい作れば、、、ぶっちゃけそれだけで食べていけるかなと思います。とはいえ、営業パートナー依存しすぎると下請けっぽくなるので、受注経路は分散することが大切です。

その②:求人サイトを活用する

フリーランスなら求人サイトを活用しない手はないです。
常駐系の案件とかだと、週3勤務で30~50万とかも多いので、案件を眺めておく価値はありです。

  • ギークスジョブ:定番の求人サイト。エンジニア、デザイナー案件が多い。まずはここに登録すべき。
  • レバテックフリーランス:こちらも定番サイト。エンジニア以外にもディレクション系も多い印象。

またMidworksというサイトではエンジニアの独立相談や年収提示を見ることができます。無料で使えますので、ぜひどうぞ。
» Midworks|安心保障がついたエンジニア独立をはじめよう

その③:自分のスキルを発信する

ブログやSNS発信、イベント登壇といった感じ。

僕の場合はブログで情報発信をしつつ仕事受注に繋げています。
具体的にはWeb制作を25万円で受注したり、SEOコンサルを月額20万円で受注するといった感じ。このあたり詳しくは【Web系エンジニア向け】最強の副業はブログである【25万稼ぐ話】をご覧ください。

また、イベント登壇とかもイイですね。
ボランティアとかを受け付けてるイベントがあれば、実績づくりとしてお手伝いするのもありかなと。「〇〇イベントで登壇」みたいな実績があれば、多少は信頼性UPに繋がりますので。

イベントはFacebookで探すと良いかなと思います。
技術力を持っているなら歓迎されるはずなので、積極的に動いてみるのが吉です。名刺交換して営業するよりも、よっぽど効果的かなと思います。

なお、フリーランス向けの営業方法はWeb系フリーランスの仕事探し術【方法は5パターンあります】でも解説しています。こちらも合わせてご覧ください。

というわけで、今回は以上です。
記事を読み終えたら、さっそく行動に移しましょう! 具体的な行動に移すために必要なリンクは、下記にまとめていおります(`・ω・´)ゞ

シンプルな名刺の作り方

ラクスルで良いかなと思います。
サイト内に無料のテンプレートが転がっているので、適当に選びましょう。ここに時間をかける必要はなしです。
» 名刺印刷|ネット印刷のラクスル

ポートフォリオ作成方法

ポートフォリオはお客さんを納得させる為に大切です。
ポートフォリオがないと気が付かないうちに機会損失している可能性があるので、ちょっと面倒ですが、作っておきましょう。
» 参考:【失敗例付き】Web系の転職で使えるポートフォリオの作り方・考え方

ブログで情報発信する方法

情報発信は価値が高いです。
週1本でもいいので、自分のノウハウを発信すべきです。詳細は下記よりどうぞ。
» 【Web系エンジニア向け】最強の副業はブログである【25万稼ぐ話】

フリーランス向けの求人サイト

  • ギークスジョブ:定番の求人サイト。エンジニア、デザイナー案件が多い。まずはここに登録すべき。
  • レバテックフリーランス:こちらも定番サイト。エンジニア以外にもディレクション系も多い印象。