【安すぎオワタ】Web系フリーランスの単価【格安受注で消耗しない方法】
クラウドソーシングで仕事を見ているのですが、どのくらいの値段で提案していいのかもよくわからず・・・大きめの物件は避けている状態です。何かアドバイスがアドバイスが有れば、ぜひ教えて下さい!(価格の相場とかポイントなど)
こんな質問が来ました。
たしかに迷いますよね。僕も日々迷います。
とはいえ、ある程度の単価は分かってきたのでまとめます。
もくじ
1.Web系フリーランスの単価の決め方【経験年数別に解説】
- 経験1年未満:1ページ:15,000円〜
- 経験2年未満:1ページ:25,000円〜
- 経験2年以上:1ページ:35,000円〜
上記値段に含まれるものは次のとおり。
- ヒアリング費用(MTGなど)
- デザイン費用(ラフデザイン作成+本場デザイン作成)
- コーディング費用(レスポンシブコーディング)
- テキストは先方支給(SEO最適化は別途費用)
- 写真は先方支給 or 有料素材を実費精算
こんな感じ。
よくある質問:なぜ、ページ数で単価計算するの?
結論、分かりやすいからです。
コーディング時間を細分化して見積もり作成してもいいですが、それだと発注側はよくわかりません。なので、個人的には、程度はページ数で区切ったほうが明確だと思っています。
ページ数を減らしたら価格が下がるのか?
とはいえ、ページ数で見積もり作成すると、ページをくっつけたりして値下げしてくる方が多いです笑。その時は『ページ数で見積もりを作る理由は、双方にとって分かりやすいから』ということを話して、ページを合体させても単価を下げれない旨を伝えましょう。
次の項からは参考サイト付きで単価を深掘りします。
コーポレートサイト(5ページ)の場合
- 経験1年未満:75,000円〜
- 経験2年未満:125,000円〜
- 経験2年以上:175,000円〜
ちょろっとページ数超えちゃっていますがイメージはこんな感じです。
トップページだけある程度作ってしまえば、あとはテキスト+写真で完了の感じ。
開発ではHTML or WordPressでのテンプレ利用。
ゼロベースから開発したら完全に赤字です。
美容院サイト(8ページ)の場合
- 経験1年未満:120,000円〜
- 経験2年未満:200,000円〜
- 経験2年以上:280,000万円〜
コーポレートサイトよりもちょっと大変かな程度のサイト。
トップページ作り込み+各ページのちょっとしたデザインという感じです。
開発ではHTML or WordPressでのテンプレ利用。
ゼロベースから開発したら完全に赤字です。
オンライン英会話サイト(15ページ)の場合
» 参考:オンライン英会話のブレント・イングリッシュ・オンライン
- 経験1年未満 225,000円〜
- 経験2年未満 375,000円〜
- 経験2年以上 525,000円〜
トップページの作り込みと各種ページの作り込みが必要な場合。
とはいえ、これくらいの規模になると要相談な価格の場合が多い。
例えばサイト内でスカイプの使い方があるが、これは先方が作ってくれるのか、など。
大半の場合は全部お願いしたいと言われるので、そこは見積もりに追加します。
高度なサイト:新卒採用サイトの場合
先日、新卒採用サイトを作りたいという相談を受けたのですが、この場合は高度になります。
- ヒアリングしつつ設計
- デザインにこだわる場合が多いので、テンプレ利用不可
- ペルソナの明確化やコピーライティング必須
ざっくりこんな感じ。しっかり数字をあげるには結構大変です。
作成イメージとしては下記かなと。
» サイトデザインを全画面でみる
» 参考サイト:Mixiの新卒採用サイト
概算見積の作成例:70万円〜
費用感は70万円〜といった感じです。
とはいえ、撮影も絡んでくるともっとかかると思います。
2.Web系フリーランスが単価割れする理由、それは『やること大杉』な為
- 経験1年未満 1ページ:15,000円〜
- 経験2年未満 1ページ:25,000円〜
- 経験2年以上 1ページ:35,000円〜
とはいえ、現実をみるとこの数字で取れている人は少ないです。
1ページ1万円とかで取る人もみかけますが、それだと時給1,000円以下になります。
実際の業務を考えてみましょう
ざっと書き出してみます。
こんな感じ。
さらに細かくすることもできますが、要するに『やること大杉オワタ』ということです。
時給3,000円を確保したいなら、1ページ3万円は必須
というわけで、1ページの3万円は目指したいところです。1ページ3万円とかだと、わりと余裕をもって仕事ができるかなと思います。
安くしか受注できない、、、どうする?
冬眠しましょう。
ぶっちゃけ安請するなら、やらないほうがマシです・・・。僕もたまにミスって安く請けてしまいますが、そのたびに人生を消費して制作に消耗します。安い依頼しか来ないということは、価格競争に巻き込まれているので、付加価値をつけないとダメです。
※新人はとにかく作ること
1年目とかなら、格安で作りまくるのはありです。
僕もそうでしたが、15ページサイトで20万とかでもゴリゴリ請けていました。当時は消耗しましたが、スキルアップしたからいいかなと笑。
3.単価割れしないWeb系フリーランスは『付加価値』を持っている
僕も試行錯誤中ですが、個人的にうまくいっている方法は次のとおり。
- SEOという付加価値をつける(単発じゃなく、継続案件にできる)
- Web系ワーカーの少ない国に移住する(セブ島だと競争率が低かったです)
- ブログで情報発信する(Web上での信頼を高める方法)
こんな感じ。
例えば、SEOで年契約もらえるなら、初期の開発費用を安くしますよといった提案ができます。とはいえ、SEOもオワコン化が始まっているので、別の付加価値を考え中。
国の移住は良いですよね。日系企業がちょくちょく進出している国が狙い目。
例えば、バンコク、チェンマイ、マニラ、セブ、クアラルンプール、インド、バリ島あたりでしょうか。カンボジアやラオス、ミャンマーとかだと単価が下がりすぎてキツイかも。個人的には、バンコク、チェンマイ、バリ島あたりを狙っています。
あとはブログ発信は必須。ライティング好きならイチオシですので、ぜひ。
» WordPressを使ったブログの始め方、収益アップとSEOも合わせて解説
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