【結論】フリーランスは『積極的に仕事を選ぶべき』です【基準2つ】

忙しくて消耗しているフリーランス「フリーランスの仕事選びに関して知りたい。現在だと、頂いた仕事は全て請けるようにしてきたけど、、、少し疲れてきた。収入は増えたけど、自由時間が全然ない。土日も働いてばかりだし、、、果たしてこれは、自分が目指していた生活なのだろうか?」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- フリーランスが仕事選びをする際の2つの基準とは
- 仕事の多いフリーランスは単価を上げるべき話
- 仕事を選べないフリーランスはサラリーマンと同じ
この記事を書いている僕は、フリーランス歴3年ほど。
仕事の受注経路
- 友人からの紹介:2割
- ブログ経由での仕事:7割
- SNS経由での仕事:1割
基本的にブログ経由でお仕事をいただいており、営業をしなくても新規のお仕事が入ってくる状態です。
また、SNS運用にも力を入れており、Twitterでは5,000名のフォロワーまで伸ばすことができました。Twitterでは、4,000フォロワーを越えたあたりから、お仕事打診もちょくちょく頂けるようになり、とてもありがたい限りです。
» マナブ@仮想通貨 (@manabubannai) | Twitter
こういった背景から、ある程度は安定的な仕事受注経路&安定収入を作ることができたかなと思っています。
そこで今回は、”フリーランスが積極的に仕事を選ぶべき理由”と”単価アップの重要性”をお話しできたらと思います。
フリーランスが仕事選びをする際の2つの基準とは
- 基準①:やっていて楽しい仕事
- 基準②:実入りの良い仕事
基準①:やっていて楽しい仕事
やっていて楽しい仕事は、基本的にはやるべきですよね。
収益性が低かったとしても、人生の充実度が上がると思いますし、ここは個人の判断なのかなと。
基準②:実入りの良い仕事
大切なのは、”基準②:実入りの良い仕事”の方です。
収益を伸ばしつつ、自由時間も増やしていくには、こちらの仕事選びに注意を払う必要があります。
つまらない&収益性の低い仕事はNGです
当たり前だけど、”つらまらない&稼げない仕事”はNGです。
とはいえ、フリーランス初期の頃は、こういった仕事も請けてしまいがちです…。
当たり前だけど、そんな仕事を続けてもジリ貧になるだけなので、、、継続する必要はないと思います。
となると、”ジリ貧にならない仕事の基準”が必要になりますよね。
ここを収益性で線引きすればOKなのですが、出来ている人は少ない印象です。
ジリ貧にならない仕事の基準とは
結論は、”欲しい年収から逆算すればOK”だと思います。
- 年収1億円を目指す場合:時給52,000円
- 年収1,000万円を目指す場合:時給5,200円
- 年収800万円を目指す場合:時給4,200円
- 年収500万円を目指す場合:時給2,600円
- 年収300万円を目指す場合:時給1,500円
※1ヶ月で20日間の労働、週5で8時間労働で計算しています。
ざっくりですがこんな感じ。
当たり前ですが、年収1億を目指す人と、年収300万を目指す人では、働き方が違ってくる訳でして。自分が目指す範囲を考えるのがいいですね。
なお、年収300万円なのに、いきなり1億を目指すのは無理があります。
まずは、500万円、次に800万円といった感じで徐々に階段を登っていくのが良いと思います。
目標が年収800万円だったとして、時給4,200円以下の仕事をしていたら、、、基本的には目標達成できませんので。
無理やり目標達成を目指そうとすると、オーバーワークすることになってしまいます。そうなると、稼げるけど、、、忙しすぎるといった状況になるだけなので。人生の消耗に繋がります。
ということで、単純に時給を上げる必要がありまして、そのためには単価を上げればOKです。この点を、次の項目でお話します。
仕事の多いフリーランスは単価を上げるべき話
フリーランスが時給を高めるには、単純に”仕事の単価”を上げればOKです。
世の中の価値は流動的です
「単価を上げるのは怖いなぁ…」と思うかもですが、それは間違っています。
世の中の価値が流動的に変化する例
- 年齢に応じて給料が上がる
- アイドルデビューした女の子の握手には価値が付く
- 行列の出来るラーメン店には、更に行列が出来る
こういった感じで、モノの価値は流動的であるはずです。
フリーランスの価値も流動的です
『仕事が多い=あなたに依頼するとコスパが良い』ことを意味します。
それは素晴らしいことですが、仕事をこなしていくと、あなたの価値は徐々に上がっていきます。
仕事をこなすと価値が高まる
- スキルアップする
- 経験値が貯まる
- 実績が増える
こういった感じ。
なので、クライアントさんと長期的に仕事をするのは良いことですが、その際に”徐々に単価を上げてもらう事”も大切です。そうじゃないと、対等じゃないですからね。
残念な事実:単価を上げると仕事は減ります
大半のフリーランスが単価アップをできない理由は、”仕事を失う恐怖=収入がなくなる恐怖”があるからだと思います。
なので、目の前にニンジン(仮に腐っていたとしても)をぶら下げられると、ついつい追いかけたくなってしまいます。
とはいえ、単価を上げない限りは年収も上がりませんし、自由時間も増えません。
なので、最初はちょっと不安かもですが、将来の投資として、痛みに耐えることが大切です。
単価アップを狙うなら、生活コストを下げることが大切
単価アップを狙うと、どうしても一時的には収益が下がりやすいです。
なので、生活コストが低くないと、決断するのが難しいです。
単価アップする”前”のフリーランス2名
- Aさん:月収40万 ー 生活費25万円 = 貯金15万円
- Bさん:月収30万 ー 生活費10万円 = 貯金20万円
単価アップしている”最中”のフリーランス2名 ※一時的に収益減
- Aさん:月収30万 ー 生活費25万円 = 貯金5万円
- Bさん:月収20万 ー 生活費10万円 = 貯金10万円
こんな感じ。
Aさんの場合は、貯金できるお金が5万になってしまいますので、、、決断が難しいのかなと思います。
とはいえ、現在の単価で働いていても、将来的な収入アップが難しいわけなので、、、まずは生活コストを下げるのが大切かなと思います。
仕事を選べないフリーランスはサラリーマンと同じ
フリーランスになった理由は人それぞれですが、その大半は”自由なライフスタイルを手に入れるため”かなと思います。
でも、言われた仕事を全て請けて、将来の不安を抱えつつ、土日も休まず働き続けるって、、、それは本当に目指していた姿ですか?
それなら、サラリーマンをやっていた方が、収入面や精神面で安定するのかなと思います。
ダメだったら軌道修正すれば良い
『仕事を断る』とか、『単価を上げる』とかって、痛みを伴う改革ですよね。
なので、そうしても踏み切るのが難しいですが、、、とはいえやるしかない。
場合によっては『単価アップしたら仕事が全然取れなくなった…』という状況もありえるはず。悲しい状況でもありますが、裏返して考えたら、”今の収入が年収の上限だった”ということが分かりますね。
なので、次の一手を考えることに繋がるかなと思います。
単価アップして仕事がなくなった場合の思考法
- 現在の収入が年収の上限だと理解できる
- 仕事の請け方、付加価値の付け方に問題のある場合がある
- もしくは、その業界の利益率が低い可能性がある
こういった感じで試行錯誤しつつ、改善案を探せばOKかなと思います。
一時的に失敗したとしても、”スキル・経験・実績”はなくならないので、大きな問題にはなりません。またやり直せばOKです。
まとめ:フリーランスは『積極的に仕事を選ぶべき』です
- フリーランスの仕事選びは、『①楽しい仕事』、『②稼げる仕事』から選ぶべき
- つまらない&稼げない仕事は、続けていてもジリ貧になるだけです
- 請ける仕事の基準は、目指す年収から逆算すべき(年収800万なら、時給4,200円)
- 時給アップには単価アップが必要でして、一時的に売上が落ちる可能性が大きいです
- 失敗しても、”スキル・経験・実績”はなくならないので、試行錯誤して再度トライすれば問題なしです
こんな感じ。
世の中にはフリーランスが増えつつありますが、”スキルがあるのに安すぎる”って人が多いと思います。
大量に働いて、ゴリゴリ稼ぐのもいいですが、少し働いて、豊かな収入を得る生活も良いと思います。というか、もともとフリーランスを目指した人はそういったモチベーションが多かったと思います。
『仕事を断る』とか、『単価交渉』ってなかなか大変なことですが、将来の投資として頑張りましょう。
というわけで、今回は以上です。
こういったことはあまり教えてくれる人がいませんので。記事が参考になれば幸いです!
※P.S:無料メルマガで発信中:過去の僕は「ブログ発信で5億円」を稼ぎました。次は「30億円」を目指します。挑戦しつつ、裏側の思考を「メルマガ」から発信します。不満足なら1秒で解約できます。無料登録は「こちら」です。