【本質】フリーランスが「受注できる営業メール」を送るコツ【経験談】
こんにちは、マナブです。
フリーランス3年目で、月収200万を越えることができました。
今回の記事テーマ
記事を書こうと思った経緯
先日にTwitterで「求人」を出してみたところ、応募がドサっと届きました。
そして、申し訳ないことに「大半の営業提案メールが残念だった・・・」という事実があり、ちょっとブログで解説しようと思った次第です。
※求人募集のツイートが下記です
[ゆるぼ:YouTubeの動画編集できる方]
✅単価
1本 5,000円くらい✅発注数
月間30本くらい✅制作イメージ@ryukke さんのチャンネルみたいな感じ
動画編集できる方を募集します。コミュニケーションコストは下げつつ、良さげな編集ができる方を探しています。希望者はDMにて募集します
— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年11月20日
僕は偉そうにいえる立場でもないですが、、、とはいえ、営業メールができる or できないで人生の収入に大きく影響すると思っています。 過去に100回以上は仕事の発注を経験したことがあるので、その経験も踏まえつつ解説していこうと思います。
※補足として「9割の人は、1通目のメールで即・落ちる」という状況になっています。これは事実なので包み隠さずに書いておきますm(_ _)m
フリーランスが「受注できる営業メール」を送るコツ
具体例:僕の求人を元に考えてみる
求人ツイートを再度、掲載します。
[ゆるぼ:YouTubeの動画編集できる方]
✅単価
1本 5,000円くらい✅発注数
月間30本くらい✅制作イメージ@ryukke さんのチャンネルみたいな感じ
動画編集できる方を募集します。コミュニケーションコストは下げつつ、良さげな編集ができる方を探しています。希望者はDMにて募集します
— マナブ@バンコク (@manabubannai) 2018年11月20日
まずは、文面から相手のニーズを汲み取ります。
発注者のニーズとは
- 動画編集を依頼したい
- 制作イメージどおりに編集したい
- コミュニケーションコストを下げたい
上記の感じなので、このあたりを汲み取って「営業提案メール」を送ればOK。
営業メール例:ここが出来たら80点だと思う
まずは80点の回答を記載します。
動画編集が可能です。 制作経験は◯年でして、フリーランスとして活動しております。 ✓実績は下記のとおりです。 実績①:△△△ 実績②:△△△ 実績③:△△△ 動画の①は、希望している制作イメージに近いかと思います。 動画ファイルを頂けましたら、すぐに着手可能です。 どうぞよろしくお願いいたします。 山田 太郎/Email: [email protected]
シンプルですが、これを送れたら受注率が大幅に向上するはず。
ちなみに、クラウドソーシングの提案とかでも同じです。こういったメッセージを作れる人は、上位20%に入れると思います。
※営業メール例はシンプル化して掲載しています。冒頭の挨拶(例:はじめまして)とかは、必要に応じて追加してください。
営業メールのポイント:ニーズに答えるだけ
発注者のニーズに、すべて答えたらOKです。
発注者のニーズ&それに対する回答
- 動画編集を依頼したい → 動画編集が可能です。制作経験は◯年でして、フリーランスとして活動しております。
※経験年数もあるので安心できる。
- 制作イメージどおりに編集したい → 動画の①は、希望している制作イメージに近いかと思います。
※想定した制作ができそうで安心。
- コミュニケーションコストを下げたい → 動画ファイルを頂けましたら、すぐに着手可能です。
※ファイル送るだけなのでお手軽。会話コスト下がる。
どうでしょう、シンプルですよね。
営業提案メールを送る前に「3〜5分」くらい考えたら、たぶん思いつくはず。
慣れればもっと早くなるので、コスパ良いです。
なお、本質は「相手の立場になって考えること」なのですが、驚くほどにできていない人が多いです。裏返して考えたら、チャンスだらけ\(^o^)/
営業メールのNG例も解説します
残念な例を3つほど掲載します。
- ダメな例①:詳細をお伝えください、というメール → いや、詳細はすでに募集要項に書いています。毎回毎回、詳細を送っていたら発注側のタスクが大幅に増えてしまいます。
- ダメな例②:実績が掲載されていない → 知り合いならともかく、初回取引だと相手の信頼を測るためには実績を見るしかないです。添付は必須だと思います。
- ダメな例③:現在は仕事がなく…といったネガティブな情報がある → 仕事が見つかったら、その後は作業が遅れたりするかもしれないな…と懸念します。フリーランス歴3年以上 or 会社化している方だと安心します。
上記の感じですね。
もし心当たりがあったら、今日から改善したらOKです。
100点の営業提案メールを、惜しみなく公開する
ここからは応用編ですが、とはいえ簡単です。
やるべきことはシンプルで「相手の表面的なニーズだけじゃなく、潜在的なニーズにも答える」という行為をしたらOKです。
発注者のニーズ
- 動画編集を依頼したい
- 制作イメージどおりに編集したい
- コミュニケーションコストを下げたい
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
潜在的なニーズ
- 動画編集を、長期的に安心して自動化したい。
上記の感じですね。
では、具体的なメッセージ本文も下記に掲載します。
具体例:100点の営業提案メール
動画編集が可能です。 制作経験は◯年でして、フリーランスとして活動しております。 ✓実績は下記のとおりです。 実績①:△△△ 実績②:△△△ 実績③:△△△ 動画の①は、希望している制作イメージに近いかと思います。 動画ファイルを頂けましたら、すぐに着手可能です。 また、動画編集外注の「仕組み化」もお手伝い可能です。 私が編集を続けつつ、同時にマニュアル化も進めます。 どうぞよろしくお願いいたします。 山田 太郎/Email: [email protected]
たぶんこのメールが作れたら、確実に仕事が溢れます。
仕事が溢れるフリーランスだと、お金も溢れるのでオススメです。
フリーランスとして「営業メール作成力」を鍛える方法
世の中は「無料の学校」です
これを書くと怒られますが、、、書いちゃいます。
例えば、あなたが動画編集者として生きていきたいなら、動画制作系の企業に「見積もり依頼」をしてみると良いです。
あなたが発注者になった感じで、「◯◯のような動画を作りたいので、編集できる会社さんを探しています」みたいな感じ。 僕がTwitterで募集したときの文面とかでも、充分だと思います。
そういった文章を5〜10社くらいに送ってみると、「営業提案メールの目利き」が出来るようになります。 つまり、使い方によっては「世の中=無料の学校」ですね。
もしくは、クラウドソーシングでもOKです
企業とフリーランスだと、営業方法がちょっと違っていたりするので、ランサーズとかで案件を出してみるのも良いです。
なお、ランサーズの場合は「実際は発注する気がないのに、求人を出す」みたいなことをすると、たぶん規約違反なので要注意です。
例えばですが、小さめな動画編集案件とかを出してみつつ、単価を1万円くらいに設定すると、たぶん山ほど提案メールが届きますよ。
すると、「この人に依頼しようかな・・・」という気持ちがでてきて、じゃあ「なんでこの人のメールが良いのか」を考えたらOKです。考えつつ、そのメールからノウハウを盗みましょう。
営業メールが上達すると、圧倒的に有利に生きれる
「営業=対面」といったイメージが強いかもですが、現代なら「圧倒的にテキストコミュニケーションの方が主流」ですよね。
あと、例えばですが、僕が出していた案件は「月間15万円くらい」の案件でしたが、今後は動画に力を入れたいと思っているので、予算を増やす可能性も高いです。
さらにいうと、友人でもYouTubeを始めている人が多いので、そういった案件を流せる可能性も高く、仮に僕が1名を紹介したら、それだけで受注額が「月間30万円」です。年間にしたら、360万円ですよ。
営業メール1本で、360万円のお金に影響する可能性もある、、、という話でして、ちょっと大げさな試算ですが、とはいえ事実です。
日常的に、考える癖をつけよう
営業メールが通らない人は、相手の立場で考える時間が足りてないと思います。
そして、ちょっと話がズレるのですが、これはTwitterのDMとかでも同じです。
僕自身は、フォロワーが3万人を越えてから、DMがモノスゴイ量になったのですが、、、この点に関して、僕が個人的に尊敬するデータアナリストのDaiさんが的確な意見を書いています。
DMで「~してくれませんか」とか、「~を教えてくれませんか」とかすごくくるんだけど、人が快くお願いされたときに承諾したくなるためにはどうすればいいのか考えないのかなぁ。僕会いたい人と会うためだけにその人のこと1週間くらいリサーチして記事書いたうえでDMしたりするんだけどなぁ。
— Dai (@never_be_a_pm) 2018年11月19日
営業メールとは話が違うように思うかもですが、人間関係の構築、という面では同じ話です。
Daiさんくらい徹底したら、良質な交友関係が広がりやすいと思いますし、個人で仕事を取るとかも、余裕なんだろうな、と思います。
というわけで今回は以上となります。 本記事では、かなり基礎的な内容を書いたのですが、とはいえ出来ていない人が多いです。ちょっと手間をかければ、上位20%に入れますので、これを機に、すこしだけ思考を深めてみてください。
的確な営業メールを送り、人生の充実度を高めてください(`・ω・´)ゞ
※P.S:無料メルマガで発信中:過去の僕は「ブログ発信で5億円」を稼ぎました。次は「30億円」を目指します。挑戦しつつ、裏側の思考を「メルマガ」から発信します。不満足なら1秒で解約できます。無料登録は「こちら」です。