Written by Manabu Bannai

フリーランスがブログを始めても90%は失敗する件【経験から語る】

Freelance LIFE

ブログを始めようか迷っているフリーランス「フリーランスはブログをやるべきなのかな?世の中にはブログから仕事受注している人がいるけど、果たして本当に可能なの?可能なら具体的な方法を知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • フリーランスは営業ツールとしてブログをやるべき理由
  • フリーランスがブログから仕事受注する難易度はかなり高い
  • ブログを始めるフリーランスが最初にやるべきこと

本記事は全て実体験ベースで書いています。
このブログを実例にしつつ解説しますので、ぜひごゆっくりご覧ください。

フリーランスは営業ツールとしてブログをやるべき理由


理由は無限にありますが、代表的なものは次のとおり。

  • 理由①:寝てても仕事相談が入る
  • 理由②:記事が資産として残る
  • 理由③:マーケティングを学べる
  • 理由④:顧客と信頼関係が作れる
  • 理由⑤:ライティング力が上がる

理由①:寝てても仕事相談が入る

ブログでもアフィリエイトでも同じですが、自分がなにをしていても、勝手に収入が増えていきます。寝坊しちゃったなーと思ってメールを見ると、ブログから開発案件相談やアフィリエイト報酬が発生する毎日です。

もちろんブログでの仕組み構築は大変ですが、やる価値は大いにあると思います。

理由②:記事が資産として残る

理由①の寝てても仕事相談が入ると似ていますが、記事が資産になるのも素晴らしい。

例えば、[Web集客]のキーワードで1位である【超初心者向け】Web集客の基礎から応用までガッツリまとめました。では、ここ1年で3件ほどのコンサル受注に繋がりました。コンサルは月額20万円ほどなので、1件決まると結構大きいです。

また、【独学でWeb制作マスター】勉強方法のまとめ【初心者向け】の記事からは毎月アフィリエイト報酬が数万円発生します。

これらの記事はこれから2〜3年は継続して稼ぎ続けてくれるはず。
» 参考:SEO対策の完全マップ【入門・基礎・中級・上級:16記事で解説】 | manablog

理由③:マーケティングを学べる

フリーランスじゃなくてもそうですが、マーケティングスキルはすべての業種で使えます。

マーケティングスキルを噛み砕くと、『顧客視点』だと思いますが、これを出来ない人がかなり多い。それもそのはずで、勉強する機会がないからです。

じゃあどうやって学ぶかというと、方法の1つとしてブログがあります。
日々ブログを書いて、どういった記事が読まれるのかを分析しましょう。それをひたすら繰り返すことで、マーケティングスキル(顧客視点)が身についていきます。
» 関連:コンテンツマーケティングとは【お金を稼ぐための必読本:13冊】

理由④:顧客と信頼関係が作れる

フリーランスである僕の仕事受注経路は次の2つです。

  • 自分に直依頼がくる(70%)
  • 友人の紹介で依頼がくる(30%)

直依頼と紹介で大きな違いは『信頼関係』です。
もちろん友人からの紹介でも信頼関係はあるのですが、ブログ受注の方がより親密な場合が多い。

それもそのはずで、僕が毎日3,000文字以上を書き綴っており、それを読んだ方からの依頼であるから。コミュニケーションコストを大幅に下げることができるので素晴らしいです。

理由⑤:ライティング力が上がる

長期的に価値が下がらないスキルは何かと聞かれたら、それは『日本語力』である気がしていて、オンラインコミュニケーションの多い現代では『ライティング力』を身に付ける価値は大きいと思います。

ライティングできない人が多いですが、理由は簡単で、トレーニングしていないから。
ブログを書けば毎日いつでもトレーニングできます。また、トレーニングするだけじゃなく、アクセス解析で世の中からのフィードバックも得ることが出来るので素晴らしいですね。

以上がフリーランスがブログをやるべきメリットです。
とはいえ、、、ブログって難しんじゃないかな、、、という疑問が残るはず。

それを見ていきましょう。

フリーランスがブログから仕事受注する難易度はかなり高い


結論、ブログは難しいです。

残念ながら、90%は失敗するかなと。
なぜなら、すぐに心が折れるから。

3ヶ月で自動化ビジネスを構築 ←甘すぎる件

大半の人は3ヶ月ほどブログを書いて心が折れます。
なぜなら、最初の半年間はGoogleからほぼ評価されない時期が続くから。

考えてみれば当たり前です。
新規参入者が3ヶ月でゴリゴリ稼げるなら、全人類ブログ時代になりますし、そんな時代になったらGoogleの信頼もガタ落ちのはず。

僕の例:死ぬほど必死に1年、やっと数字が出てきた

僕の例だと、2016年の9月からブログを頑張り始めました。
最初の半年はほぼ効果がなく、半分萎えつつも頑張って続けました。

たしか7ヶ月を過ぎたあたりから、ブログからの反響が増えてきまして、そこから一気にギアを上げました。2017年5月からは毎日ブログを書き続けておりまして、土日も休まず3,000文字以上を執筆しています。

これくらい努力して、他のどんな仕事よりもブログに時間をかけた結果として今があります。

そこまで努力してブログをやる価値はあるのか?

回答は「Yes」です。
なぜなら、優先順位として上位にすべきタスクだから。

7つの習慣で解説されていることですが、このマトリクスを意識しない限り、収入と時間は増えていきません。
ブログは右上に含まれまして、あと、話がずれるけどランニングとかも含まれますね。

ブログを始めるフリーランスが最初にやるべきこと


次の2つ。

  • その①:自分の商品と価格表を作ること
  • その②:実績とポートフォリオを用意すること

驚くほどにこの2点を怠っている人が多い。
そんな状態でフリーランス続けるとか無理ゲーすぎる。

その①:自分の商品と価格表を作ること

僕の例だと、Web制作とSEOコンサルが商品となります。
それに対して、概算の金額を記載しており、ブログページから販売しています。

» Webマーケティングコンサルティングの依頼ページ
» 25万円:ビジネススタートにおけるWeb制作・運用設計をサポートします

その②:実績とポートフォリオを用意すること

企業は企業同士の発注を好みます。
なぜかというと、個人よりも企業の方が信頼性が高いから。

では、個人で食べるフリーランスがやるべきことは何でしょう?
それは、信頼度を高めることです。
じゃあ信頼度を高めるにはどうするか?
その答えが『実績とポートフォリオ』です。

Web系フリーランスなら、過去に作ったサイトの実績を一覧でまとめると良いでしょう。僕の場合はマーケティング系の仕事がメインなので、数値的な証明を付けた実績も用意しています。

ポイント:実績やポートフォリオは”誰でも見やすい状態”にすること

よくあるのが、実績をよく分からんファイル形式で保存している人。
保存方法は個人の勝手だけど、見る人の立場になって欲しいものです。

メールで「これが実績です」と送られてきても、ワンクリックで見れなかったら萎えますよね。PCでもスマホでもワンクリックで開ける状態でポートフォリオを保存しましょう。

僕の場合は、GoogleDriveに保存して、リンクで共有出来るようにしています。

準備ができたらひたすら継続

準備が整ったら、ひたすら記事を更新しましょう。

何の記事を書いていいかわからないって人は難しく考え過ぎ。お客さんから来た質問、過去の自分が迷ってことを発信すれば問題ないです。

なお、WordPressを使ったブログ構築方法は下記記事にまとめています。
思いたったらすぐに行動しましょう。ここで動かないなら、一生動かないことになるでしょう。
» WordPressを使ったブログの始め方、収益アップとSEOも合わせて解説

まとめ:フリーランスとブログの相性は抜群。いつやるの?今でしょ。


記事のポイントをまとめます。

  • フリーランスは営業ツールとしてブログを始めるべき
  • しかし、大半は3ヶ月くらいで挫折する。甘すぎる。
  • ブログは長期視点で考えると重要度の高いタスク。
  • 難易度は高いけど、継続して自分の付加価値を高めるべき。
  • まずは自分の商品と料金表、実績ポートフォリオを準備してからブログを始めましょう。

こんな感じ。

毎日ブログ書いてて思うけど、ブログ辛いです笑。
でも、フリーランスやってるとついつい自分に甘えてしまうので、これだけは続けようと思っています。

継続は力なりって言われるので、続けたら徐々に数字に結果が出てくるはずです。
シンドイですが、これは未来への投資。頑張りましょう。