Written by Manabu Bannai

初心者向けに『定番な仮想通貨5種類』を解説【資産を2倍にしよう】

Crypto

仮想通貨の初心者「仮想通貨って何種類あるの? とりあえずビットコインは分かるけど、、、リップル? ネム? エックスピー? なんか色んな名前を聞くけど、よく分からない。最低限知っておくべき仮想通貨はどれだろう…? あと、伸びしろのある仮想通貨も知っておきたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • 仮想通貨の種類は数千種類。数え切れません。
  • 初心者向けに『定番な仮想通貨5種類』を解説
  • 仮想通貨に乗り遅れた人におすすめなポートフォリオ

2017年7月から仮想通貨取引を始めて、現在の利益は400万円ほど。
仮想通貨に関する本も読み漁っており、知識もかなり定着してきました。

こういった背景の僕が、仮想通貨の種類に関して解説します。

仮想通貨の種類は数千種類。数え切れません。


結論をいうと、仮想通貨は数千種類あり、日々増え続けています。
毎日新しい仮想通貨が出てきますので、いちいち数えるのは不可能ですね…。多分ですが、2018年中には数万種類になるでしょう。

仮想通貨は誰でも作れます。

なんでこんな膨大な種類があるかというと、、、誰でも作れるから。

仮想通貨はプログラムで動いており、そのコードは無料で公開されています。
コードを無料で公開し、誰でも開発に参加出来る状態をオープンソースと呼びまして、大半の仮想通貨はオープンソースです。


例えば上記がビットコインのプログラムです。誰でも閲覧できますよね。
» GitHub – bitcoin/bitcoin: Bitcoin Core integration/staging tree

「え?コード公開してたら真似されちゃうじゃん。」って思うかもですが、残念ながらこの発想はかなり時代遅れです。プログラミング界隈では、オープンソースなんて普通ですし、技術単体では価値創造が難しい時代です。

誰でもビットコインを作れるけど、そのビットコインに価値はない理由

仮想通貨の代名詞としてビットコインがありますが、誰でもビットコインを作れる時代です。なぜなら、ビットコインはオープンソースで、コードが無料公開されているから。

では、もし仮に僕がビットコインαを作るとして、それに価値はあるか?
残念ながら、価値は限りなくゼロでしょう。

その理由は、僕が作るビットコインαは市場で交換されていないから。
Aさんがビットコインαを売ろうとしても、それを欲しがる人がいなかったら、価値はないですよね。

要するに、”交換”という行為が発生したときに、その通貨は価値を生みます。
僕が作るかもしれないビットコインαは、世の中で認知されていません。つまり価値はほとんどありませんって話です。

初心者向けに『定番な仮想通貨5種類』を解説


仮想通貨って種類が多すぎて分からないよ・・・って方に定番通貨をまとめました。

  • ビットコイン(BTC)
  • ビットコインキャシュ(BCC or BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • リップル(XRP)
  • ネム(XEM)

とりあえず上記5つを覚えておけば良いかなと。
順番にみていきましょう。

ビットコイン(BTC)


仮想通貨の元祖ですね。
2008年にサトシナカモトという人が論文を発表したことから、世の中に認知されます。

現在では”仮想通貨 = ビットコイン”という位置づけでして、2017年には10万円以下から200万円以上まで価値を上げました。これをバブルという人もいますが、もっと上がるという人もいます。

未来は分からないですが、僕の意見としては、”まだまだ上がる”と思っています。
なぜなら、仮想通貨のポテンシャルはかなり高いから。※この辺りを語ると永遠と長くなるので、ビットコイン知識を学ぶ価値とオススメ本5冊【脱・情弱のススメ】をご覧ください。

とはいえ、ビットコインは様々な問題を抱えています。

その1つが送金手数料の暴騰でして、2018年現在だと1回の送金で数千円がかかります。この問題が起きている背景にはビットコイン価格の高騰があります。

しかし、、、仮想通貨は送金手数料の安さが魅力だったのに、これじゃあ意味ない。
じゃあどうするかって事で様々な議論がされていますが、、、そこで生まれたのがビットコインキャッシュです。

ビットコインキャシュ(BCC or BTC)


ビットコインが分裂して出来た仮想通貨、それがビットコインキャッシュです。
BCCやBTCといった呼び方をされています。
※コインの分裂のハードフォークと呼びます。

先ほど、ビットコインの送金手数料が高すぎることをお話しましたが、これを解決するのがビットコインキャッシュ。ビットコインキャッシュはデータ送信料が大きいので、理論上はビットコインよりも送金手数料が安くなります。※とはいえ、まだ発展途上の技術なので今後はどうなるか不明です。

ビットコインキャッシュという名前から分かる通り、通貨として使われることを目指しているコインですね。最近はビットコインからビットコインキャッシュにお金が流れており、ビットコインキャッシュの価値は上がり続けています。

僕はビットコイン以上にビットコインキャッシュが伸びるんじゃないか、、、という仮説を持っておりまして、最近はビットコインキャッシュの保有量を増やしています(`・ω・´)ゞ

イーサリアム(ETH)


ビットコインとビットコインキャッシュが仮想通貨の超定番ですが、イーサリアムも忘れてはいけません。

イーサリアムの特徴は、なんといってもそのプラットフォーム性ですね。
時価総額としてはビットコインとリップルの次であるイーサリアムですが、イーサリアムという技術をベースに様々なアプリケーションが作られています。

分かりやすく例えるなら、iPhoneアプリですかね…。
このあたり少し乱暴な説明なので、詳しくは後述する本を読んで欲しいですが、初心者でもイメージが湧くように解説しますね。

例えば、2015年や2016年はiPhoneアプリが大ブームになりましたよね。
なぜかというと、iPhoneが世界的に大ヒットしたから。みんながiPhoneというテクノロジーを手にして、その中心にアップルストアがあり、そこで販売されていたiPhoneアプリが爆売れした、という流れです。

言うならば、イーサリアムはiPhoneのような存在でして、イーサリアムという技術の周りには様々な技術者(例えるなら、iPhoneアプリを作る人)が集まっています。もっというと、その技術者の周りには、それを宣伝するマーケター達(ブロガーやYoutuber)がいます。

こういった感じで世界が広がっており、その中心にいるイーサリアムは素晴らしいよねって話です。

もちろん、僕も大注目している仮想通貨であり、日本円換算で100万円以上は投資しています。2018年に一番飛躍するんじゃないか、、、と密かに考えています。

参考図書

リップル(XRP)


2018年1月に暴騰しまくったのがリップルです。
リップルが目指す世界は、国際送金システムの改革です。

国際送金を経験した事がある人だとよく分かりますが、、、大半の人は経験なしですよね。

かなり大雑把な解説をすると、、、現在の国際送金はクソです。
手数料が高い、手続きが多い、時間がかかる、中抜きが不透明、、、などなど。

リップルはこの問題解決に切り込んでおり、銀行間取引を”高速かつ格安の手数料”にしようとしています。
Googleが出資をしていたり、東京三菱UFJ銀行がリップルを使ったネットワーク利用を表明したりなど、世界的大手企業がリップル利用を表明しており、それが価格高騰につながっていますね。

なお、リップルは中央集権であり、リップル社が管理をしています。
このあたりがビットコインとの大きな違いで、ビットコインは中央での管理者がいません。中央集権 or そうじゃないは賛否両論がありますが、、、国の管理者からするとリップルの方がいいですよね。なぜなら中央に会社があるほうが、税金をとりやすいから。

一方で、ビットコインを中心とした中央集権でない仮想通貨はリバタリアン(自由至上主義者)に支持されやすいです。このあたりは好みが分かれますが、どちらにせよリップルは注目株の仮想通貨です。

ネム(XEM)


日本で大きな盛り上がりを見せているのがネム(NEM)です。
ネムを取引する際はXEMという単位が使われます。

NEMが流行っている理由は、その背景にテックビューロ社があります。
テックビューロ社はZaifという大手の仮想通貨取引所を運営しており、COMSAというICOで大成功を収めています。なんとその金額は約95億円。

といった感じで、日本の仮想通貨界隈を盛り上げているテックビューロ社ですが、そのテックビューロ社が開発しているmijinというプロダクトがあります。

mijinとは、ざっくり言うと”プライベートなブロックチェーン環境を構築する為のソフトウェア”です。
テックビューロ社これを企業向けに提供しようとしています。まぁ、間違いなくニーズは高いと思います。

mijinのソフトウェアを動かすのにNEMが使われています。
となると、ベース技術であるNEMって価値が高いよねって話です。

2018年1月現在は日本を中心とした盛り上がりですが、これが世界に広がったらネムの価値は爆上げですね。僕も期待しておりまして、百万円単位で投資しております(`・ω・´)ゞ

仮想通貨に乗り遅れた人におすすめなポートフォリオ


仮想通貨トレンドに乗り遅れてしまった人向けに、おすすめなポートフォリオを解説します。

仮想通貨の取引で大切なこと

資金は少なくても大丈夫です。

Twitterをみていると、数百万〜数千万で取引している人を見かけますが、、、これは気にしなくてOK。そういった人は一部の変態ですし、一般的な感覚なら、2018年1月時点で、そこまで投資する人は少ないはず。

もちろん、余剰資金が大量にあるならいいですが、、、大半の人はそうじゃないですよね。なので、まずは5万円くらいから始めてみましょう。

どの通貨を、どれくらい買えばいいのか?

5万の資金なら、3万円はビットコインで、残りは気になる仮想通貨を買ってみましょう。ビットコインはなんだかんだで価値が安定し始めているので、初心者の投資先として最適かなと。

仮想通貨自体は簡単に買えますので、まずはbitFlyer(ビットフライヤー)に登録がおすすめ。サイトが見やすいので、初心者でも迷わずに購入できますね。具体的な購入方法は【簡単すぎw】ビットコインの始め方・買い方の解説だよ【儲かる】をご覧ください。

登録しておくべき取引所

登録すべきは上記3つでいいかなと。
登録してもすぐに登録完了する訳じゃないので(個人情報提出と審査があります)、早い段階で登録するのがおすすめ。なぜなら、『○○を買いたい!』と思ってから登録しても、審査期間中にその通貨が暴騰しちゃうかもですからね。早めの行動を心が得ましょう。

オマケ:仮想通貨を買ったら、クリプトフォリオをダウンロードしましょう


仮想通貨になんか興味が湧かない、、、という人はゲーム的に楽しむのがおすすめ。


僕の場合はアプリを開くたびに、数十万単位で資産が動きます。
この感覚がゲーム的で楽しいですね。

Cryptofolio(クリプトフォリオ)仮想通貨資産管理アプリ

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開発元:ar.inc
無料
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仮に5万円を運用するなら、数千円単位で資産が変動するはず。
資産がリアルタイムで変動する感覚って、今までに感じたことないですよね。

クリプトフォリオをダウンロードすれば仮想通貨をゲームっぽい感覚で楽しめます。
なにかを勉強するなら、まずは好きになる&興味を持つことが大切ですからね。

というわけで、今回は以上となります。

2018年は仮想通貨がまだまだイージーゲーム。
資産を入れておけば、少なく見積もっても2倍にはなるでしょう。

この波を恐れてなにもしないか?
新しいテクノロジーのトレンドに乗ってみるか?

仮に5万円を損しても、その経験は今後に活きるはずです。
ぜひ、トライしてみてください。

登録しておくべき取引所