【知識ゼロでも分かる】仮想通貨のメリットとデメリット【具体例あり】

仮想通貨の未来を疑う人「仮想通貨のメリットが知りたいなぁ。 世の中は仮想通貨フィーバーになっているけど、本当に価値はあるの? ぶっちゃけただの博打でしょ? 儲かるのはいいことだけど、こんなバブルは続かないと思うな。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 仮想通貨のメリットとデメリット【具体例をセットで解説】
- 仮想通貨はバブルじゃないと信じたい【日本はオワコン】
この記事を書いている僕は、仮想通貨投資で利益が300万円ほど。現在27歳ですが、仮想通貨では合計700万円以上を運用しています。
あとは、ロボアドバイザーのWealthNavi(ウェルスナビ)でも数百万単位で運用しているので、この年齢にしたら運用額は大きいはず。※WealthNaviは預けておくだけで毎月2~3%くらいお金が増えていきます。
こういった背景から、お金に関する知識が溜まりました。
今回は2018年のバズワードである、”仮想通貨”のメリットとデメリット、更には僕が仮想通貨に期待する理由を書きました。
仮想通貨のメリットとデメリット
メリット
- 簡単に送金できる
- 中央集権じゃない
- 儲かる(本質じゃない)
デメリット
- 送金コストが高い
- 法規制が整っていない
- 使える店が少ない
メリット①:簡単に送金できる
最大のメリットがこれかなと。
仮想通貨なら、受信アドレス(26~35桁の文字列)があれば誰でも簡単に送受信できます。
具体例:銀行口座を持っている人は少ない
送金なんて銀行でいいじゃんって思うかもですが、海外をみるとそうじゃない。
僕はフィリピンのセブ島に4年間住んでいたのですが、フィリピンは発展途上国です。
今でも覚えているのですが、給料日はわりと地獄でした笑。
何故かというと、”給料が手渡し”なんですよね。なので、まじで時間がかかる&めんどくさい。じゃあ、なんでわざわざ手渡しするかと言うと、”みんな銀行口座を持っていない”からです。
大卒で日系企業に就職するフィリピン人ですら口座を持っていないんですよ? わりと衝撃じゃないですかね?
でも、仮想通貨があれば誰でも簡単に送金できます。
世界的に見ると、銀行口座を持っている = 当たり前じゃないのです。
寄付でも応用できる
なお、このあたりは寄付とかにも応用できまして、すでにビットコインで寄付を受け付けた例もあります。
※参考:Nepal Bitcoin Relief – Album on Imgur
こうすることで、高速&安全&中抜きなしに送金できます。
これは素晴らしいイノベーションだと思います。
メリット②:中央集権じゃない
日本円は日本銀行が管理しています。
答え:誰も管理していません。
具体例:お金を政府が管理するデメリットとは
中央に誰もいないと不安になるかもですが、そんなことはないです。
仮想通貨は、ブロックチェーン技術に支えられており、中央管理者がいなくても改ざんできない仕組みになっています。
※参考:「ブロックチェーン」とは?今さら聞けない基礎知識を解説
「え? でも、別に管理者いても良くない?」って思うかもですが、そうでもない。
例えばアルゼンチンは何度もデフォルトを経験しています。
デフォルトとは、ある日政府が、「財政破綻したので、銀行閉じますね」って言うこと笑。ちょっとざっくりした解説ですが、意味合い的にはこれでOKでして、そうなったら国民は絶望ですよね笑。
そんな嘘みたいなホントを何度も経験しているのがアルゼンチンです。
アルゼンチンは自国民が自国通貨を信頼していないので、闇市(※政府がダメと言うけど、アルゼンチンペソを米ドルに換金する)も多いみたいです。
だいぶ辛い状況ですが、仮想通貨だとこういった問題を解決できますよね。
いまのところ日本円はある程度信頼されていますが、、、この先は分かりません。僕は貯蓄の中の仮想通貨比率を高めたいと思います。なお、僕みたいな思考を持つ人が増えると、必然的に円の価値は下がりますよね。
メリット③:儲かる(本質じゃない)
仮想通貨はボラリティ(価格の変動幅)が大きい。
なので、”買う→売る”をすることで、利益を上げることができます。
具体例:300万くらい儲かった
現在27歳の僕ですが、仮想通貨の含み益は300万ほど。
社会人4年目くらいの年齢なので、、、この金額って下手したら年収レベルですよね。とはいえ、普段の生活コストは月5万円ほど(※バンコク在住でITを使って円を稼ぐ)。カオスな状況で生きてるけど、日本で働く人にこのライフスタイルを広めたい— マナブ@バリ島🇮🇩 (@manabubannai) January 5, 2018
現在27歳の僕ですが、仮想通貨の含み益は300万ほど。
社会人4年目くらいの年齢なので、、、この金額って年収レベルですよね。
とはいえ、”仮想通貨=博打”は本質じゃないので、ここだけに着目するのは良くないですが、、、儲かることは確かです。詳しくは【簡単すぎw】ビットコインの始め方・買い方の解説だよ【儲かる】で解説していますので、お金を増やしたい方はぜひどうぞ。
続いてはデメリットを見ていきましょう(`・ω・´)ゞ
デメリット①:送金コストが高い
簡単に送金できるけど、、、送金コストが高い…/(^o^)\
仮想通貨がダメだよねって言われる理由がここですね。
元々は送金コストが安かったのですが、現在は仮想通貨(主にビットコイン)の値段が上がりすぎて、それに伴って送金コストも上がってしまった状況です。
とはいえ、このあたりはビッグブロックやSegwitといった方法で解決されるのでは、、と言われています。今後に期待ですね。このあたり詳しくは下記記事をご覧ください。
※参考:送金手数料とビットコイン
※参考:ビットコインのSegwitとは結局何なのか。メリットとデメリットを解説
デメリット②:法規制が整っていない
2017年はビットコインが激しく上下しました。
最終的には、1BTC = 160万円くらいになりましたが、最高価格は200万円を越えていました。なんでこんなことになるかと言うと、1つの要因として法規制があります。
国別のビットコインの保有率
国別でビットコインの保有率をみると、下記のとおり。
※参考:Bitcoin (BTC) – USD – Money flow, trading volume by exchange and total volume over time.
上記は2017年のデータなので、現在は比率が変わっておりますが、当時は中国マネーの比率がかなり高かったです。
そうなってくると必然的に中国政府の動きに注目が集まります。一時暴落したときは、中国政府がICOや取引所を禁止したタイミングですね。
こういった背景からの価格変動は2018年も続くのではと思います。
※参考:【緊急速報】仮想通貨とICOの各国法規制の現状まとめ
デメリット③:使える店が少ない
仮想通貨はその名のとおり”通貨”です。
しかし、、、使える店が少ない…/(^o^)\
まぁ、出てきたばかりなので仕方ないですが、現時点では日常生活で使えるとは言い難いですね。
ビットコインが使える店はcoinmapで調べることができますが、まだ全然ない。あと、価格変動も激しいので、現時点では買い物で使うって感じじゃないですね。
番外編:仮想通貨はハッキングリスクがある?
よくある声で、「仮想通貨は危ない。以前にビットコインが大量に盗まれたじゃないか!」と言われたりします。これはマウント・ゴックス事件をいわれていますが、これは仮想通貨の問題じゃなくて、会社の問題です。
マウント・ゴックスという会社は、仮想通貨(ビットコイン)を危険な方法で保管しており、そこを外部のハッカーから狙われたというだけ。なお、その後の調べでは社長本人が盗んだということが分かりました。言うならば、銀行運営者の中に泥棒がいたってことですね。これじゃあ、危険ですよね。
なお、ビットコインが盗まれても、ビットコインの軸となるブロックチェーン技術に支障はありませんでした。
日本メディアは『ビットコイン=危険』と報道していましたが、これは大きな間違いで、正しくは『マウント・ゴックス社の社長=危険』という話しでした(`・ω・´)ゞ
仮想通貨はバブルじゃないと信じたい【日本はオワコン】
ここからはちょっとしたオマケ、仮想通貨の歴史+僕のオピニオンです。
※ここからはBanking on Bitcoinという映画にて語られていたことです。情報の正確性は担保できませんので、あくまでちょっとしたコラムとしてお楽しみください。
ビットコインの考案は911がキッカケ
ビットコインの発祥はサトシナカモトという人の論文からです。
当時は大規模な金融危機が起こっており、そのときにサトシナカモトは法定通貨の限界を感じたようです。そこでビットコインの論文と簡単なコードを世の中に発表したことから歴史が始まります。
仮想通貨が正解なのか分からないけど、法定通貨には限界がある
僕が生まれたのは1990年ですが、その時から日本はずっと不況でした。
まぁこんな感じなので、今の若者は日本の未来に期待していないと思うんですよね。
政府が「景気を良くするぞ〜」って言っても、結局はばら撒きのような施策ばかりだし、消費税も上がっていくし、所得税も上がっていくし、年金は多分貰えないし・・・笑。 これで未来に希望を持てとか無理かなと。
※参考:500万円世帯で年30万円…「サラリーマン大増税」が急浮上
僕たちが希望を持つもの、それがテクノロジー
じゃあ何に期待するかというと、新しいテクノロジーです。
ずっと不況の中で生きてきたけど、最近は初めて未来への希望を持てた気がします。
それがビットコインを含めた仮想通貨でして、日本の未来に絶望する僕としては、”円の貯金よりもビットコインの貯金”を選びます。日本が今後発展する見込みは持てないけど、中央集権じゃない仮想通貨には夢があります。
僕の好きな小説で『ゲームウォーズ』という本がありますが、ここで描かれる現実と仮想世界の混じった世界が実現されるのでは、、、と期待しています。
バブルだとしても、波に乗っておく
こんな感じで、日本に期待できないので、消去法的に仮想通貨へ期待しているだけです。
現在700万円ほどを運用していますが、最近は実生活で使うお金とデジタルマネーが大きく乖離しています。僕の生活費は月5万円ほどでして、仮に仮想通貨で儲かっても使い道はありません。
欲しいものはないし、金欲もないし、旅行もあまり興味ない。
だから、お金が全然なくなってもOKでして、なくなったらゲームリセットとして、また1からスタートするけです。
なんだかよく分からない感じで生きていますが、とりあえず仮想通貨にベットしたいですね。『仮想通貨にベットする = 仮想通貨で実現する未来にベットする』ということだと思っています。
というわけで、今回は以上となります。
仮想通貨バブルの本質は、法定通貨の暴落なのかもしれませんね。
参考書籍
僕はゲームウォーズの世界で生きていきたいです…。仮想通貨が一般化される世界を夢見ています。
ビットコイン知識を学ぶ価値とオススメ本5冊【脱・情弱のススメ】
「ビットコインは何から学べばいいの…?」「ビットコインのおすすめ本はありますか?」こういった悩みを抱える方向け。『ビットコインって何それ美味しいの?』状態から、『ビットコインを語れるぜ状態』を目指しましょう。ビットコインに関するオススメ本を5冊まとめました。
※P.S:無料メルマガで発信中:過去の僕は「ブログ発信で5億円」を稼ぎました。次は「30億円」を目指します。挑戦しつつ、裏側の思考を「メルマガ」から発信します。不満足なら1秒で解約できます。無料登録は「こちら」です。