【営業資料を公開】コンテンツマーケティングの基礎【概要・費用例】

営業マン「コンテンツマーケティングって言葉を聞くけどいまいち意味がわからない。SEOはなんとなくわかるけど、、、、違いはなに?詳しい実務部分はいらないので、とりあえず概要だけ教えて欲しい。 」

ぼく「コンテンツマーケティングの営業用資料を作りますね。」
というわけで、営業用資料を作ったので、ブログでも公開します。
もくじ
- 1.コンテンツマーケティングの概要
- コンテンツマーケティングが優れている理由
- コンテンツマーケティングしているサイト事例
- コンテンツマーケティング用のサイト構築例
- コンテンツマーケティングにかかる費用&効果
コンテンツマーケティングの概要
ウィキペディアより正確な定義を引用します。
Content marketing is a form of marketing focused on creating, publishing and distributing content for a targeted audience online. (コンテンツマーケティングは、ターゲットとするオーディエンスに対するコンテンツをオンラインで作成、公開、配信することを目的としたマーケティングです。 )
Content marketing – Wikipedia
コンテンツマーケティングのトレンドとは
日本の市場で一番成功していたのがDeNAです。
しかし、倫理観を無視した過剰なSEOで世間からバッシングを受け、現在はサイト閉鎖しました。
※2017年8月3日のニュース:DeNAと小学館が組んでデジタルメディア事業の共同出資会社を設立しました。つまり、コンテンツマーケティングではまだまだビジネスチャンスがあることを示しています。
» 小学館とDeNA デジタルメディア事業の共同出資会社を設立 | 株式会社ディー・エヌ・エー【DeNA】
コンテンツマーケティング = 記事作成だけじゃない
コンテンツマーケティングと聞くと、コンテンツ(記事)をイメージする人が多いですが、コンテンツは画像や動画も含みます。動画のコンテンツマーケティングで有名な例をピックアップします。
お馴染みライザップの動画です。
このCMで一気にブレイクしましたね。これも広義の意味ではコンテンツマーケティングに該当します。
こちらは氷結のPR動画。
出川哲朗とでんぱ組がコラボしてPV風に仕上がっています。
これらの動画がコンテンツマーケティングの中でも、『バイラルコンテンツ』と呼ばれることが多いです。
2.コンテンツマーケティングが優れている理由
2012年ごろからWordPressが流行り始め、低価格で記事量産が可能になりました。その結果、巨大化するサイトが続出した経緯があります。
代表的なサイト
過去のSEOサイト vs コンテンツマーケティング
従来のSEOでは、トップページにターゲットキーワードを置き、それに関連するページを作っていく形でした。※現在でも通用するサイト設計なので、状況に応じては有効な戦略です。
一方でコンテンツマーケティングは、Webメディアが軸となります。こうすることによって、より高速に情報発信ができ、短期間での売上げアップが見込めます。
Webメディアのメリットまとめ
- 高速で記事作成できる
- トップページのデザインを固めたら、下層ページはテンプレ化できる
- 1つのサイトで複数の商材を売りやすい
デメリットは何かと聞かれたら、特にありません。
これからコンテンツマーケティングをするならWordPressを使ったメディア化は、ほぼ確実に有効な戦略です。
3.コンテンツマーケティングをしているサイト事例
[アメリカ留学]
と[TOEIC スクール]
で検索して、上位サイトを見てみました。
オレンジ色がコンテンツマーケティングをしているサイトです。
例えば、[アメリカ留学]
のキーワードだと老舗サイトが多いですが、オレンジ色で囲われたサイトはわりと新しいサイトである場合が多いです。つまり、コンテンツマーケティングだと短期成長が見込めることを示しています。
Googleの検索アルゴリズムを分析する【ちょっと上級者向け】
[アメリカ留学]
の検索結果をよく見ると、サイトは次のカテゴリに分解されます。
- エージェントサイト:1位・2位・5位・7位・9位・10位
- 費用の情報:3位・6位
- 体験談:4位
- 都市情報:8位
[TOEIC スクール]
の検索結果を見ると、どうなっているか?次のとおり。
- スクールの公式サイト:1位・2位・3位・4位・5位・7位・8位・9位・10位
- スクール比較:6位
- スクール費用:なし
- スクール体験談:なし
常識的に考えて、スクール費用や体験談の記事があっても良いはず。なので、[TOEIC スクール]を狙いつつ、良質な費用解説記事、もしくは体験談記事を書けば、上位獲得できる可能性が高いです。
4.コンテンツマーケティング用のサイト構築例
- 自社商品の販促をしたい→メディア向き
- 会社のブランディング&人材採用したい→ブログ向き
メディアで有名どころはバズ部とフェレットです。メディア集客からSEOコンサルティングの販売に繋がっています。
会社のブランディング&人材採用で有名なのはライフネット生命 社長 岩瀬大輔のブログです。最近だと残業ゼロのIT企業AXIA社長ブログもよくバズっています。
キーワードのニーズ分解例
こちらSEO対策のKWニーズマップ(クライアント向けに作成)。
完全自己流なので、他の人のやり方が気になる。。。そしてこれ作る時、いつも泣きそうになるほど疲れる。。。 pic.twitter.com/rQt9vIhpjx
— マナブ@バンコク (@manabubannai) July 30, 2017
クライアント向けのキーワード分解例です。
基本的は手順は次のとおり。
- キーワード洗い出す
- ニーズ別に分解する
- 最適なコンテンツを発信する
この3ステップでコンテンツマーケティングを進めていきます。基本的にはGoogleの公式ツール(キーワードプランナー)をメインで使いつつ、ロングテールキーワードを抽出する際にはrelated-keywordsというツールを利用します。
5.コンテンツマーケティングにかかる費用&効果
- メディア構築費用:50万円〜(初期費用)
- SEOコンサル費用:20万円〜(ランニング費用)
会社によって実施内容は異なりますが、最低でもこれくらいの費用感です。
では、費用対効果はあるのか? 成功すればYesです。
コンテンツマーケティングの費用対効果
SEOの外注費用が高い?費用対効果を『生データ』から公開します。
『SEOの外注費用が高すぎる。効果がでるならいいけど・・・。でも、本当に払う価値あるの?』→いきなり結論。SEO費用は『信頼できて、実績のある人』に助言を求めるべきです。費用対効果が出る or 出ないは、狙うマーケットとコンバージョン単価により異なる。なので、その視点で分析できる人に聞きましょう。本記事では僕が運営するサイトデータを公開しつつ解説します。
長くなるので別記事で解説しています。上記リンクよりご覧ください。
以上がコンテンツマーケティングの概要です。
2017年現在では、SEO対策 = コンテンツマーケティングになりつつあります。SEOに関してより詳しい情報は下記にまとめておりますので、ぜひご覧ください。
» SEO対策の完全マップ【入門・基礎・中級・上級:16記事で解説】
※P.S:無料メルマガで発信中:過去の僕は「ブログ発信で5億円」を稼ぎました。次は「30億円」を目指します。挑戦しつつ、裏側の思考を「メルマガ」から発信します。不満足なら1秒で解約できます。無料登録は「こちら」です。