【脱・失敗】未経験でIT転職をする前にやるべきこと【まずは独学】

未経験でIT転職を考えている人「未経験だけどIT業界に転職したいな。でも、自分がIT向いてるか分からないし、、、転職しても仕事が辛かったら嫌だな…。かといって今の仕事を続けるのも嫌だし、、、どうすべきだろう。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- 未経験でIT転職する前に仕事内容を理解すべきです
- IT転職で失敗を避けたいなら、まずは独学すべき話
- 未経験のあなたがIT転職する手順+それにかかる期間
この記事を書いている僕は、IT業界歴は6年ほど。
現在27歳で、IT系フリーランスとして活動しています。基本的にはPCがあればどこでも働ける状態でして、年収も同年代よりは高いかなと思います。また、プログラミングスキルがあるので、転職もしやすい状態です。
こういった話をすると、「IT系いいなぁ」って言われるので、今回は、未経験でIT転職を考える方向けに具体的な方法論を解説してきます。よく友達から相談される内容でして、相談に答えるような内容を記事にしました。
未経験でIT転職する前に仕事内容を理解すべきです
ITといっても幅広いです。
まずは、ざっくりでいいので業界を理解しましょう。
- その①:Web系
- その②:ゲーム系
- その③:メディア系
- その④:お硬い系
- その⑤:コンサル系
上記はぼくの独断と偏見で分類しました。
とりあえず5パターンを理解すれば、最低限の知識としてはOKかと。
順番にみていきましょう(`・ω・´)ゞ
その①:Web系
Web系は分かりやすいですよね。
ざっくり言うと、Web関連のビジネスをしている企業でして、有名なのはMixiとか、DMMとか、リクルートとかですね。世界的に有名なのは、Facebook、Google、Netflixとかですね。
Webで使えるサービスを軸にしてお金を稼いでいる感じですね。
なお、自社でサービスを持っていない企業も多いので、そういった会社も合わせると、日本にはいったい何社あるのでしょうか、、、ってくらい大きな業界です。
誰に向いているか?
インターネットが好きな人ですね笑。
あとは、インターネットのミーハー系の人とかかな、、、という感じ。
わりと誰でも馴染みやすい業界じゃないかなと思います。
個人的にはイチオシの業界でして、僕もWeb系でご飯を食べています。ITの業界選びに困ったら、まずはWeb系から入ってみるといいんじゃないかなと思います。
業界の将来性は?
ずばり、将来は明るいと思います。
もちろんポジションにもよりけりでもありますが、Web系の特徴は”自分の頭で考える作業が多い”ということ。
基本的に”言われたことだけやる人間”はAIに淘汰されますので。
指示待ちサラリーマンは簡単ですが、ぶっちゃけ将来性はないですし、給料は下がる一方だと思います。Web系に転職して、頭を使って働きましょう。
※関連:AI時代において『Web業界の今後』は明るい理由【向き不向きはない】
代表的な企業まとめ
その②:ゲーム系
ゲーム系といってもテレビゲームとソシャゲに分かれますが、最近だとソシャゲ勢力が強いですね。
Mixiとかって、もともとはSNSで有名な企業でしたが、最近ではモンハンがメイン事業ですよね。サイバーエージェントとかも同じでして、昔はアメブロで稼いでいたけど、最近ではアプリがメイン。ソシャゲ業界はめっちゃ伸びています。
誰に向いているか?
Web系と同じで巨大な業界ですが、、、ざっくりいうとゲーム好きの人かなと。
ソシャゲとかって種類が多いので、その分野に興味を持っていないと、ついていくだけで疲れるんじゃないかなと思います。
業界の将来性は?
Web業界と同じく、将来性は明るいかなと。
とはいえ、アプリの形は徐々に変わると思います。
現在だとアップルが支配している業界ですが、今後はVR系の波がくるのかなと。
VRで強いのはFacebookなので、現在はWebを支配しているFacebookがゲーム業界も支配する未来が来るかもという感じです。
なお、時代が変わったとしても、ゲームという娯楽はなくならないはずなので、将来性としては明るいかなと思っています。
代表的な企業まとめ
※ぶっちゃけWeb系とも結構被っちゃっています。Web系企業はアプリやゲームにも手の伸ばしますので。
その③:メディア系
新聞や雑誌はオワコン化しており、最近はITにリプレイスされていますね。
WebメディアはDeNAが世間を騒がせた過去がありますが、、、まだまだ伸びる業界だと思っています。
誰に向いているか?
書くこと、編集すること、発信することが好きな人。
一般的には文系に向いてるかなって思われがちですが、実は理系的な分析能力も大切な業界です。
僕は毎日ブログを書いていますが、このブログも立派なWebメディアでして、個人でブログ運営している人なら、メディア系がイチオシですね。
業界の将来性は?
企業によりけりですが、基本的には明るいと思います。
注意しないといけないのは、ゴミのような記事を量産している会社です。
2018年現在ですと、インターネットにゴミのような記事を量産することで儲かる時代です。なので、そういったゴミメディア企業が複数ありますが、、、ぶっちゃけ寿命は短いです。儲かるのは社長だけですねw
狙うべきは、自社で有益なコンテンツを作れる会社です。
これからは作り手が力を持つ時代になるので、会社としてコンテンツ作成に愛を持っている企業を探すのがいいんじゃないかなと思います。
代表的な企業まとめ
その④:お硬い系
ここはちょっと偏見ありかもです。
お硬い系とは、いわゆる金融ITの分野です。
僕はあまり詳しくない&やりたくない業界なのですが、、、ぶっちゃけオススメはできません。ブラック系が多いですし、案件規模が大きかったとしても、果たしてやりがいはあるのかな、、、という感じ。
誰に向いているか?
決められたことをきっちりこなすのが好きな人。
めっちゃ分厚い仕様書に沿って、大規模な長期プロジェクトを進めるといった感じかなと。
業界の将来性は?
正直な感想として、将来性は微妙だと思っています。
金融IT業はなくならないですが、社員としてそこにコミットするのはどうなのかなと思います。
というのも、さっき書いたとおりですが、”仕様に沿ってコードを書く人”とか、”仕様に沿ってプロジェクトを進める人”といった仕事はAIにリプレイスされます。なので、お硬い系はオススメできないですね…。
その⑤:コンサル系
ざっくり言うと、ITの営業職です笑。
こんなこと言うと怒られそうですが、、、コンサルって営業ですからね。
コンサルといっても幅広いですが、僕が詳しいのは”ITを使ったマーケティングコンサル会社”です。
IT業界って色々なマーケティング手法がありまして、例えば『SEO・SEM・SNSマーケ・FB広告・Yahoo広告』など。こういった複数の広告をどのように使えばいいのかをコンサルする会社が多いですね。
なお、利益率が高いので、がっつり稼いでいる会社が多い印象です。
ぼくの友人も10名ほどの会社を経営していますが、がっぽり稼いでタワマンに住んでいますね笑。僕も個人でSEOのコンサル業をやったりしていますが、利益率は高いです。
誰に向いているか?
営業が得意な人。
コンサルは対面の仕事が多いです。
基本的には『お客さんの悩みを明確にして、解決策を提案して、解決に繋がる手法を一緒に実行していく』といった仕事なので、仕事ではミーティングやプレゼンが多めになります。
別業界でもいいので、営業で結果を出している人なら、ITのコンサル系でも圧倒的に強いはず。僕の友人で最強の営業マンがいるのですが、未経験でITコンサルに転職して、結果を出しまくっていました。
業界の将来性は?
コンサルって無形商材を扱うので、ぶっちゃけ強いなぁと思います。
「会社の強みはな何か?」って聞かれたら、「それは人材です」ってなりますからね。なので、コンサル会社で、いわゆる『人間力』や『営業力』を鍛えるのは、かなりアリだなぁと思います。
代表的な企業まとめ
IT転職で失敗を避けたいなら、まずは独学すべき話
結論は、まずは自分でやってみることが大切です。
IT業務ってその大半は自宅で出来ちゃいますので(金融系とコンサル系は除く)。
僕はインターネットと書くことが大好きでして、現在はその両方が仕事になっています。もしかしたら労働時間が人より長いかもですが、好きなことをしている時間なので、、、まったく気にならないですね。
業界分析も大切ですが、それよりも遥かに大切なことは”その対象が好きか嫌いか”だと思います。好きな仕事を見つけたら、その瞬間から幸福度が高まりますし、それって勝ち組ですよね。
IT分野別に独学方法を解説してみる
- その①:Webメディア系に興味がある場合
- その②:エンジニアに興味がある場合
- その③:コンサル系に興味がある場合
金融系は排除しました笑。
お硬い系のITって多分楽しくないですからね・・・w
というわけで順番に見ていきましょう。
その①:Webメディア系に興味がある場合
Webメディア系に興味があるなら、ライターをする or ブログを始めてみるのがオススメです。
ライターをするなら、ランサーズで案件を取ってみると良いです。
単価の安い案件が多いですが、まぁ雰囲気を掴むためって感じで請けるのがいいかなと。
なお、1つのクライアントだけじゃなく、複数クライアントの案件を試してみると良いです。業界体験をしつつお金を稼げるので、素晴らしいですよね。
» ランサーズに無料登録する
ブログを始めるでもOKです。
個人的にはこちらの方がオススメでして、自分の経験を発信しつつ、まずは月間3,000アクセスくらいを目指すのがいいかなと。
僕はこのブログで月間80万円くらいを稼いでいますが、記事の積み重ねはとても大切ですね。
気づいたら、ブログの記事数が600件を越えていました。
この記事たちが毎月80万円くらいを稼いでおりまして、「80万円 ÷ 600記事 = 1,300円」です。つまり、1記事が1,300円を生み出している計算でして、積み重ねの大切さを実感しますね。1,000記事を突破したら、さらに安定が増すかなと思っています— マナブ@仮想通貨 (@manabubannai) March 4, 2018
具体的なブログ作成方法は【初心者向け】WordPressでアフィリエイトを始める方法【中学生OK】で解説しています。
【初心者向け】WordPressでアフィリエイトを始める方法【中学生OK】
「WordPressでアフィリエイトを始めようかな。完全な初心者なので、中学生でもわかるレベルで手順解説して欲しいなぁ。」←こういった疑問に答えます。本記事では、WordPressでアフィリエイトサイトを立ち上げるメリットと手順を解説しました。なお、中学生でも分かるように、専門用語をすべて排除しています。ITが苦手な方でも理解できるはずです。
その②:エンジニアに興味がある場合
プログラミングを始めてみましょう。
- Web系の目指すなら、HTMLから始めるのが良いです。学習方法はWeb制作の勉強方法まとめ記事で解説しています。
- アプリ系を目指すなら、Xcodeから始めるのが良いです。ドットインストールのiPhoneアプリ開発入門(無料)で始めてみましょう。
なお、「未経験なのに、いきなりエンジニア転職なんて出来るの?」という疑問があるはず。
その理由は、僕と僕の友人は未経験でもエンジニア就職できているからです。
もちろん努力は必要ですが、決して不可能なことではないです。
このあたり詳しくは未経験でもITエンジニアに転職可能だけど、ゲスい妄想は必須ですよ!で解説しています。対面での仕事が苦手なら、エンジニア職はイチオシですよ!
その③:コンサル系に興味がある場合
コンサルに関しては、ぶっちゃけ就職しちゃう方が早い。
社名は伏せますが、僕の友人は27歳で某ITコンサル会社に転職しました。
そこで初日に言われたことは「まずはこの本を読みましょう」です。
いきなり営業です笑。
※業界では名が知られている大手会社です。
僕も経験上で分かりますが、Web系のコンサル業とかって、経験が命だと思っています。本を読んでも学べることは限られていて、経験を積みつつ覚えるのが早いです。
そのITコンサル会社に就職した友人は、1年後にはハイパースキルアップしていました。業務は忙しかったみたいですが、がっつりスキル付くので、まぁいいんじゃないかなと思います。
未経験のあなたがIT転職する手順+それにかかる期間
- 手順①:まずは業界を理解する(期間:1週間)
- 手順②:自分で独学してみる(期間:1ヶ月くらい)
- 手順③:転職エージェントに相談する(期間:3〜6ヶ月)
こんな感じかなと。
順番に見てきましょう。
手順①:まずは業界を理解する(期間:1週間)
この記事の序盤で解説したとおり。
「ある程度は理解できました」って人は、これ以上は何もしなくてOK。
「ちょっと不安だし、もうちょい調べたいな」って人は、書店とかで業界の解説本でも読んでおくと良いでしょう。まぁ、読書しても転職に有利にはならないので、あまり本質的じゃないですが…。
手順②:自分で独学してみる(期間:1ヶ月くらい)
ここが最重要。
先ほど紹介したとおりですが、結論をもう一度見てみます。
- Webメディアに興味があるなら、記事を書くべし
- エンジニアに興味があるなら、コードを書くべし
- ITコンサルに興味があるなら、すぐに就職すべし
こんな感じ。
コンサル系だけちょっと違いますが、基本的には『まずは自分でやってみよう』というスタンスが大切です。
大切なことは、”好きな分野を見つけること”です。
就職したら毎日8時間くらい働きますよね?
全く興味のない分野で毎日8時間とか、、、ただの地獄です。
まずは自分で試してみて、「あれ、これはちょっと好きかも」って分野を見つけましょう。
なお、僕の例でいうと「Webサイト作れたら楽しそうだな」という興味関心から、Web系のキャリアがスタートしました。自宅でWebサイトを作ってみて、「おぉ!これオモシロイじゃん!」って感じつつ、徐々にスキルアップした感じです。
飽きたら辞めればOKです。
まずは雑食的に色々試してみましょう(`・ω・´)ゞ
プログラミング学習に便利なサイトへのリンク
- Web系の目指すなら、HTMLから始めるのが良いです。学習方法はWeb制作の勉強方法まとめ記事で解説しています。
- アプリ系を目指すなら、Xcodeから始めるのが良いです。ドットインストールのiPhoneアプリ開発入門(無料)で始めてみましょう。
手順③:転職エージェントに相談する(期間:3〜6ヶ月)
ここは手順②と並行してもいいかなと。
現在の仕事がツマランって人は、転職エージェントに相談しておきましょう。
転職エージェントは3社くらい使うべき
転職エージェントは3社くらいに登録しつつ、話を聞いてみるのがいいかなと。
僕も以前に使ったことがありまして、転職エージェントってマッチングの問題ですよね。どこの会社があなたに合った案件を持っているか分からないので、とりあえず幅広く様子見するのが良いです。
個人情報&自己アピールはしっかり記入すべき
転職エージェントに登録する際には、履歴書だったりの登録がありますが、自己アピールは詳細に記入しましょう。
僕は自己アピール部分に過去の経歴をガッツリ載せていたのですが、そうしたら非公開案件(リク◯ートとD◯M)が届きました。そして、いきなり部長面談に進むことができたので、、、自己アピールって大切ですよね。
※結局、フリーランスを続けようと思ったので入社しませんでした。
転職活動は時間がかかるので、早めに動いておくのがいいかなと思います。
登録しておくべき転職エージェント3社
- 転職のリクルートエージェント|転職成功実績No.1 ※最大級の転職サイトなので案件が豊富。まずはここに登録しましょう。
- ワークポート|あなたに寄り添う転職エージェント ※僕が登録した時はクローズドでリク●ートやD●Mの案件が届きました。
- 転職エージェントのマイナビエージェント|人材紹介・転職サイト:定番のマイナビですね。大手だと案件も多く、登録して損しないはずです。
なお、このあたりはIT系に強い転職サイト・転職エージェント3選【辞める前提で選ぶべき】でも詳しく解説しています。僕の自論ですが、転職エージェントは辞める前提で選ぶのが良いと思っています。
IT系に強い転職サイト・転職エージェント3選【辞める前提で選ぶべき】
「IT業界に転職したい。IT系でおすすめの転職サイト、転職エージェントを教えて欲しい。あと、転職に失敗しないコツとかも知っておきたいな。」←こういった疑問に答えます。本記事の内容:1.IT系に強い転職サイト・転職エージェント3選/2.IT業界への転職前に知っておくべき事【副業のススメ】/3.まずは行動 → 動きつつ考えるのススメ
というわけで今回は以上です。
未経験でIT転職することの概要や流れが分かったかなと思います。
現時点だと、「ITが自分に向いているか分からない」というのが本音だと思いますが、記事に書いたとおり”まずは小さく始めてみるのがオススメ”です。
仕事で時間がないですよって思うかもですが、週末の2時間からでもいいので、まずは取り組んでみることをオススメします。
動き始めないと、景色は一生変わりませんので。
ぜひ、トライしてみてください(`・ω・´)ゞ
Webメディア系に興味がある方向けのリンク
-
その①:ランサーズでライティング案件を請けてみるのが良いでしょう。
ランサーズの無料登録はこちら -
その②:ブログを作ってみて月間3,000PVを目指してみましょう。
ブログを始める方法の解説はこちら
プログラミングに興味のある方向けのリンク
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