Written by Manabu Bannai

【オワコン】IT業界の転職で有利になる資格など存在しない【正論】

LIFE Work

IT業界への転職を考えている人「IT業界の転職で有利になる資格は何だろう?将来を見据えて資格勉強をしたいので、おすすめの資格を知りたいな。」

こういった疑問に答えます。

本記事の内容

  • IT業界の転職で有利になる資格など存在しない。
  • IT業界へ転職したいなら”資格”よりも、”能力”を身につけるべき。
  • 資格とは努力賞です。本質を見つめよう。

この記事を書いている僕は、学生時代からIT業界で働き、現在はフリーランスとして独立。プログラミングとWebマーケティングを軸に生計を立てています。類は友を呼ぶなので周りはIT系の友達しかいない。フリーランスも多い。

こういった背景から、”IT業界で有利になる資格”についてお話します。

IT業界の転職で有利になる資格など存在しない。


IT起業の経営者に聞いてみれば分かるはず。
資格があるからといって採用されることは”ほぼ”ありません。

じゃあ、資格の役割は何か?
それは、努力賞です。

資格試験とはただのビジネスである

IT系の資格で有名なのが基本情報技術者試験でして、英語系ならTOEICですよね。

このあたりの検定ビジネスは、実はボロ儲けしていたりしますので…。詳細はボロ儲けなフードコーディネーター協会の秀逸なビジネスモデル | The Startupをみると分かりやすいかなと。

なお、日本だったら”英語力 = TOEIC”って感じですが、海外ではそんなことない。
TOEICが有名なのは、アジア圏(特に日本・韓国・台湾)くらいでして、世界的にはTOEFLやIELTSの方が普及しています。

資格と能力は比例しない

最大の問題がこれでして、基本情報技術者とか、TOEICスコアを持っていても実務に直結しないですよね…。当たり前ですが、経営者もそれを知っています。

だから、”資格がある = 採用する”という図式にはなりません。
正しい考え方は、『資格がある = 努力できる人』というレッテルが貼られるだけ。

ないよりある方が良いですが、ぶっちゃけそこに時間を割くのは良くないです。
IT業界へ転職したいなら、”資格”よりも”能力”を身につけるべきです。

IT業界へ転職したいなら”資格”よりも、”能力”を身につけるべき。


前提条件として、資格の勉強は楽しいです。
なぜかというと、筋道があり、ゴールがあり、達成しているかどうかを数値的に判断できるから。こういった状況は”ゲーム性がある”と言われまして、なにか物事を楽しむコツでもあります。

じゃあ実際のビジネスはどうかというと、、、正反対ですよね。

実際のビジネスは資格学習とは大違い

筋道がない場合が多く、ゴールも自ら設定しないといけない。達成しているかどうかを数値的に判断できない場合も多い。

でも、こういった状況下でも、目標設定をして、前進することが大切ですよね。
これが”能力”の本質だと思います。資格試験じゃ身につかない。

IT業界で評価されるために、”本質的な能力”を高める方法

結論はシンプルで、”売上最大化を目指すこと”です。
※これからお話することはIT業界じゃなくても当てはまります。しかし、売上アップへ注力することは、IT業界だと特に重視される点です。

株式会社なら売上が命です。
あなたがやるべきことは、その売上を最大化すること。

こういった話をすると、「売上以外にも大切なことはある」って反論が来そうですが、”能力を高める”という1点においての最適解は、”売上を伸ばすこと”です。

例えば、抽象的な部分として、お客さんの満足度を高めたとします。
でも、それって数字で証明できないですよね。それじゃあなたの能力が可視化されないのでNGです。

必ず、可視化して証明できる部分でコミットをしましょう。
それが出来れば、周りからの評価と経営陣からの評価が高まるはず。そうすれば、新しい仕事も任されるだろうし、徐々にスキルアップを目指せます。

こういった経験があれば、ぶっちゃけIT業界じゃなくても内定するはず。
本質的な能力は他業種でも横展開できるってことですね。

可視化された能力、つまり”手に職”をつけるのもあり

僕はフリーランスのプログラマーとして活動していますが、能力の可視化は簡単です。

僕が扱えるプログラミング言語と経験年数

PHP (4年) / HTML (5年) / CSS (5年) / JS (3年) / Laravel (2年) / Codeigniter (2年) / SEO (5年) / SEM (5年)

こんな感じで簡単に可視化できます。
さらに、過去に作ったものを数値データ付きで添付すれば、、、これで完璧。

基本的には口下手な僕ですが、面接ではあまり落ちたことがありません。その理由は簡単で、可視化できる能力を持っているからです。

これからの世の中を考えると、プログラミングを身につけていて損はしません。
具体的な学習方法は【独学でWeb制作マスター】勉強方法のまとめ【初心者向け】にまとめております。IT業界への転職を考えるなら、ためしに勉強してみるのもありかなと思います。

なお、TechAcademyなら、無料体験でWebサイト制作レベルを学べますので、こちらもかなりオススメです。Web制作が出来れば、どこにいても毎月10万円以上は稼げますので。人生の安定に繋がります。
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資格とは努力賞です。本質を見つめよう。


記事のポイントをまとめます。

  • IT業界への転職で有利になる資格なんて存在しない。
  • 資格とは、言葉を選ばずにいうと”努力賞”です。
  • 資格に時間を割くよりも、本質的な能力アップに時間を割くべき。
  • 本質的な能力アップをするには、売上最大化に注力すべき。
  • 売上を最大化できる人材なら、IT業界じゃなくとも引く手あまたです。

こんな感じ。

本記事は、『資格を取得することで、IT業界へ有利な転職ができるのか?』というテーマでしたが、結論はシンプルで『本質的な能力を高めましょう。そうすればIT業界以外でも簡単に転職できますよ』って話でした。

何かのゴール(例えば資格取得)に向けて努力する姿は素晴らしいですが、本質とずれてしまっていたらあまり意味がありません。

あくまでゴールは、『IT業界に転職して給料を増やすこと』だったり、『IT業界という将来性のある業界へ転職して、スキルアップを目指すこと』だと思います。その為に必要なのが本質的なスキルアップなので、この状況において”資格勉強”はあまり有意義じゃないです。

もしかしたら反論を持つ方がいるかもですが、最終的な幸せを手にしたいのであれば、僕の主張は大きく間違っていないはずです。

この記事は、本質を見つめ直すキッカケになれば幸いです。

なお、IT系に強い転職サイト・転職エージェント3選【辞める前提で選ぶべき】ではIT業界へ転職したい方向けのサイトをまとめています。

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