【超初心者向け】ビットコインのウォレット(財布)を優しく解説する

ビットコイン初心者「ビットコインウォレットってなに? ビットコインの財布…?なにそれ美味しいの…?(^o^) というか、何の為に使うの?使う価値は?おすすめは何?訳わからんよ!」
こんな疑問を持つ方向け。
本記事では、ビットコインウォレットの仕組みと利用価値に加え、オススメウォレットをまとめました。超初心者向けに現実世界の『円』と置き換えつつ解説しますので、これを機にしっかり理解しましょう。
ビットコインウォレットとは
ビットコイン用の銀行です。
ウォレットは財布という意味だけど、銀行と思ったほうが分かりやすい。
よくある疑問:ビットコインウォレットって要らなくないですか?
Coincheckといった取引所でビットコインを買えば、取引所にビットコインを保管出来ますよね。「じゃあビットコインウォレットって要らなくないですか?」って言われそうだけどそうでもない。現実世界の円に置き換えつつ考えましょう。
ビットコインウォレットが必要な理由を具体例で考える
コンビニでアイスを買う時をイメージします。
あなたはコンビニに行って、100円を払ってアイスを買います。この場合、100円とアイスが交換されました。
次に高島屋に行って、お気に入りの洋服を買おうと思いました。しかし、洋服の値段は2万円…。迷ったけど、買うことにしました。しかし、手持ちの現金がないのでATMでお金をおろしてから、洋服を買いました。
ビットコインウォレットとはATMみたいなもの
- 財布に入っている100円 → ビットコインの取引所に保存されているコイン
- ATMに入っていたお金 → ビットコインウォレットのこと
こういった感じ。
常に財布に現金を入れておくと便利だけど、セキュリティ的には問題ありですよね。ビットコインも同じで、取引所に保存しておけばすぐに使えるけど、取引所が強盗に遭ったら大変です。インターネット上の強盗とはつまり、ハッキングのことです。
ビットコインウォレットの利用価値
ズバリ、取引所がハッキングされた時のリスクヘッジです。
セキュリティが神な取引所があればウォレットには入れなくてもOKということになります。しかし、現実的にそれは難しいので、『ウォレットに入れておくといいよ』ってことです。
取引所がハッキングされた事例とは
一番有名なのがマウントゴックスという取引所がハッキングされた事件ですね。当時の金額で400億という被害額でした。この事件以降、世界各国の取引所はセキュリティ意識が高まりましたが、絶対安心はできないので注意しましょう。具体的な対策としては、本記事で解説するウォレット保管をしつつ、取引所のアカウントは必ず二段階認証を入れましょう。
ビットコインウォレットは5種類ある
ここからが本題。ビットコインウォレットの概要と利用価値がわかったところで、オススメのウォレットをみていきましょう。
まず、ビットコインウォレットは5種類あります。
- ハードウェアのウォレット
- オンライン上のウォレット
- ペーパー(紙)のウォレット
- デスクトップ上のウォレット
- スマホアプリのウォレット
それぞれの違いがありますので順番にみてきましょう。
※更新情報:2018年1月12日
スマホアプリのウォレットの項を追記しました。
ハードウェアのウォレット
USB端末にビットコインや仮想通貨を保存する形式のウォレット。
USBなのでPCから抜いてオフラインにしておけばセキュリティが高まります。後述するペーパー(紙)のウォレットが一番セキュリティに強いと言われますが、ハードウェアのウォレットはその次に安全と言われます。
利用シーンとは
仮想通貨を長期間ホールドして保持する場合。
短期トレードするならハードウェアのウォレットは不要です。ビットコインやイーサリアムといった仮想通貨を買って、将来的な値上がりを期待する方にオススメです。
Ledger Nano S
ハードウェアウォレットジャパンを運営する株式会社EARTH SHIPは仏Ledger社から日本国内での販売を許可されている正規販売代理店です。
こちらが定番のウォレットです。わりと良いお値段しますが、定番商品なので安心かなと思います。
注意点:公式サイトで購入すること
AmazonでもTREZORは購入できますが、、、おすすめしません。なぜなら、内部プログラムが書き換えれれている可能性がある為。必ず公式サイトで購入しましょう。
※ウォレットによって保存できる仮想通貨が変わりますので、購入前に必ずチェックしましょう。
ペーパー(紙)のウォレット
ハードウェアのウォレットよりもセキュリティが強いと言われています。
その名のとおり紙やカードのウォレットです。大きな金額を扱う場合は利用するのもありだと思いますが、ちょっと手間がかかるので個人的にはUSBでいいかな・・・と思っています。興味のある方は、コールドウォレット・ペーパーウォレットの作成方法をどうぞ。
オンライン上のウォレット
ビットコインウォレット登録done。
試しに0.01ビットコインを送ったら1秒かからずに送信されてビビった。→ https://t.co/CQLipv6x72 pic.twitter.com/IpT3zplXQp— マナブ@バンコク (@manabubannai) September 2, 2017
オンライン上に保管できるので利便性が高いです。逆に言えばセキュリティが弱くなったりはしますが…。複数サービスがあり、ものによって異なりますが、2段階認証設定は確実にやっておきましょう。
オススメなオンライン上のウォレット
- ビットコイン用のウォレット:blockchain.info
- イーサリアム用のウォレット:MyEtherWallet
定番は上記の2つです。
blockchain.infoは直感的に使えますが、MyEtherWalletはちょっと難しいかも。下記記事をみつつトライしてみてください。
» ブロックチェーンウォレット(Block Chain wallet)の作成(開設)方法について
» MyEtherWalletの使い方 – Medium
※MyEtherWalletは、アプリケーション自体をオフラインに保存してから使ったほうが安全です。上記リンクではオフラインにダウンロードしてから利用する方法の解説記事です。
デスクトップ上のウォレット
アプリをダウンロードして利用するタイプです。
最初のインストールや設定が面倒ですが、オンライン上のウォレットよりもセキュリティに優れています。デメリットはPCが壊れたりした場合に永遠に取り出せなくなる可能性がある点。
デスクトップ上のウォレットの詳しい比較はデスクトップウォレット仕様・機能比較にありますが、色々面倒が多そうなので、ハードウェアのウォレットかオンライン上のウォレットで良いのでは・・・と思っています。
スマホアプリのウォレット
ビットコインの保管ではBread Walletというアプリが定番です。
使い方は簡単で、スマホにインストールして秘密鍵をメモして覚えておくだけ。取引所への保管よりはるかに安全なので、ぜひどうぞ。

尚、Bread WalletはiPhoneのみの対応です。その理由はAndroidだとスパム系のアプリが多いため。とはいえ、アップルストアのアプリ全てが信頼できるとも限らないので、怪しいアプリや使っていないアプリは削除するようにしましょう。
ビットコイン保管用のiPhoneを用意しておくのも推奨されています。
総括:ハードウェアのウォレット or オンライン上のウォレット or スマホアプリのウォレットがオススメ
基本的にはハードウェアのウォレットとオンライン上のウォレットで良いのではと思います。
- 長期間保管する仮想通貨:ハードウェアのウォレット
- 中期間保管する仮想通貨:オンライン上のウォレット or スマホアプリのウォレット
- 短期間保管する仮想通貨:取引所
とはいえ、個人差もあるので、ぜひ比較検討をどうぞ。
まとめ:ビットコインのウォレットのポイント【3行で解説】
- ビットコインウォレットはビットコイン用の銀行です。
- 取引所がハッキングされた時のリスクヘッジとして、ウォレットを使いましょう。
- ウォレットは4種類あるので、ニーズ別に選びましょう。
こんな感じです。
まだまだ発展途上のビットコインですが、可能な限りリスクヘッジしつつ楽しみましょう。
※ビットコインを買ったことがないよって方は、【簡単すぎw】ビットコインの始め方・買い方の解説だよ【儲かる】をどうぞ。
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