Written by Manabu Bannai

【まとめ】ここらで広告コピーの本当の話をします。

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『ここらで広告コピーの本当の話をします』を読みました。
気になった部分のまとめ記事です。

広告の基本的な考え方

自分が広告しようとしている〝モノ〟(=商品)はいったい何なのか。他の競合商品とどう違うのか。それを〝どんなヒト〟(=ターゲット)に売るべきなのか。

ターゲットの「共感」

ターゲットの「共感」を得る表現を考えていきます。「共感」とは何か、その商品にからんだ強い感情を思い出してもらう、ということです。生活者にはいろんな欲求や不満、不安があります。商品に価値があるとは、そういったものが商品によって満たされそうだ、ということ。商品を買うとは、そういったものを満たすための行動をする、ということ。
なので、その商品がない状態での不満、不安のMAXを描く。あるいは、その商品を入手した状態でのうれしさ、気持ちよさのMAXを描いてあげればよい、ということになります。

ターゲットに、「自分に関係ある話かも」と一瞬で感じてもらうこと。

広告を作る際に気をつける点

・広告クリエイティブの役割は モノとヒトとの新しい関係を創ることである。
・広告コピーとは モノとヒトとの新しい関係に気づかせてあげる言葉。 価値が最大化されるように商品を「定義付け」するもの。
・タグラインとは 商品の価値が最大化されるような「定義付け」に特化したコピーのこと。
・キャッチフレーズとは タグラインに関心を持たせるために興味を引くためのコピーのこと。
・広告コピーを考えるときに重要な2つのポイント 商品の具体的な情報、競合商品との違い(USP)を考えること。 商品を買ってくれる可能性があるターゲットを考えること。

コピーを評価する2つの視点

①そのコピーがモノとヒトとの関係を創造しているか、あるいは改善しているか。
② ①の役割を達成するための、言葉としての力があるか。ターゲットの心に刺さったり揺さぶったりする表現になっているか。

女のヒモという職業

職業というものは本当にいろいろあって、女のヒモにもそれを職業としてやるプロフェッショナルが存在します。その手口はどういうものかというと案外とシンプルで、「借り」を作り続けるんですね。「缶ジュース買ってくれない」という小さなものから始まって、「ちょっと千円貸して」がいつの間にか「生活費貸して」になっていくのですが、重要なのは、その間、「返す」ことをしないことだそうです。人間というものは、何かしてもらった相手を好きになるのではなく、何かしてあげた相手に執着するんです。プレゼントをもらった人ではなく、プレゼントした相手を好きになると言うこと。もしあなたに好きな人がいたら、プレゼントするよりも何か頼み事をする方が、効果があります。「なんであの人のためにこんなことしているんだろう?」という疑問を、無意識で「好きだからかもしれない」と、整合化してしまうのです。キャバ嬢もホストも、客にお金を使わせるほどモテます。それは本当の愛情ではなく、似て非なる執着心でしょう。そして、いつか情にほだされて、自分も何かしてあげよう、お金を少し返そう、自分も何か贈り物しよう、などと行動した途端、魔法が解けるように相手は去って行くとのことです。

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